クラッシュゲートのプルートソファを4年使った正直レビュー。10畳のリビングには大きすぎました。
この記事は広告・一部AI活用を含みます。
4年使った結論
クラッシュゲートのプルートソファ、4年使いました。見た目で選んで、正解でした。
前に住んでいた10畳のリビングでは大きすぎましたが、いまの12畳でちょうどよくなりました。座面はへたりますが、月1回5分で戻ります。手入れの方法も書きます。
いま置いている部屋では、最高の状態で使えています。
買っていい人
- ソファを「座る道具」より先に「部屋の顔」として選びたい人
- 沈み込む、だらっとする座り心地が好きな人
- リビングを他の用途と兼ねていない人(ここが一番大事です。後で書きます)
- 合皮の耐久性が不安で踏み切れない人(日が当たる場所で4年、まだ剥がれていません)
やめといたほうがいい人
- 背筋を伸ばして座りたい人
- 手入れをゼロにしたい人(月に1回、5分だけ座面を叩く必要があります。それすら面倒なら向きません)
- リビングが10畳以下で、そこに仕事机や食卓も置いている人

プルートソファって何?

CRASH GATE(クラッシュゲート)というブランドの「プルート」というソファの、2.5人掛けです。クラッシュゲートは福岡の関家具が展開しているブランドで、ヴィンテージっぽい見た目の家具を出しているところ、という理解でだいたい合っています。
僕が持っているのはスーパーレザーテックスのキャメル。合成皮革です。2022年5月に買いました。


プルートソファの口コミ4.87は、届いた直後の点数です
楽天のレビューは102件で4.87。かなり高い点数です。
ただ、口コミというのは届いた直後に書かれます。 レビューを30件さかのぼって注文日と投稿日を見てみたら、いちばん間隔が空いた人で40日。多いのは2週間前後でした。箱を開けて、部屋に置いて、すごい、と思った日の点数です。
4.87には、4年後の話は入っていません。 座面がへたってからの話も、日に当て続けた張地の話も入っていない。
それを書くために、この記事を書きました。
見た目で選びました。そこは4年経っても後悔ゼロ

正直に書くと、僕がこのソファを選んだ理由は座り心地ではありません。見た目です。
ソファって、部屋の中で一番面積を取る家具です。幅181cmもあると、もう家具というより壁の一部くらいの存在感になる。だったら、座って気持ちいいかより先に、目に入って気持ちいいかで選ぶべきだろう、と思いました。
キャメルの合皮に、黒いスチールの脚。ルーズに張ってあって、パンパンに張られたソファ特有の「新品家具です」という顔をしていない。買ったときからちょっと使い込まれたような表情で、部屋の中で浮かなかった。
脚が細いスチールなのも効いています。木の脚だと下がふさがって塊に見えますが、細い黒脚だと床が見えるぶん、幅181cmのわりに軽く見えます。このサイズのソファで圧迫感が致命傷にならないのは、たぶん脚のおかげです。
4年経ったいま、ここについては1ミリも気持ちが変わっていません。
座り心地は「支える」じゃなくて「沈む」

中材にフェザー(羽毛)が使われています。ここがこのソファの性格を全部決めています。
フェザーのソファは、体を支えません。沈みます。
ウレタンだけのソファは、座ると跳ね返してくる感じがあります。反発があって、姿勢が保たれる。プルートはそうじゃなくて、座った瞬間にお尻の形に凹んで、そのまま受け止められる感覚です。
なので、こういう座り方になります。
姿勢よく座って本を読む → 向いていません
ソファに沈んで、映画を最後まで観る → めちゃくちゃ向いています
座面の高さが39cmと低めなのも効いていて、座ると自然に脚を投げ出す姿勢になります。テーブルに向かって作業する用のソファではないです。
ここは好みが完全に割れるところなので、「ソファに座って作業もしたい」人は避けたほうがいいと思います。
フェザーのへたりは、月1回5分で戻ります

このソファを買う前に一番知りたかったのは、たぶんこれです。フェザーのソファって、何年でダメになるのか。
4年使った答えを書きます。
へたるかどうかは、素材ではなく、月1回叩くかどうかで決まります。
そもそも、なぜフェザーはへたるのか
ウレタンは反発力を持った素材なので、荷重が抜ければ自分で形に戻ろうとします。一方で羽毛は反発しません。座るたびに中の空気が抜けて、羽が座った側に寄っていく。放っておくと、寄ったまま固まります。
つまりフェザーのソファは、買った人が定期的に叩いて形を戻すことを前提に設計されている家具です。羽毛布団を干して叩くのと同じ発想だと考えると分かりやすいと思います。
大事なのは、これが不良品でも欠陥でもなく、そういう仕様だということです。
叩いたら、どれくらい戻るのか
これ、どこにも書いていません。なので撮りました。
1ヶ月くらいの沈みなら、叩いたり押したりすれば、ほとんど元の形に戻ります。



背もたれは完全に戻ります。座面も、1ヶ月程度なら問題なく戻る。作業時間は5分もかかりません。 テレビを観ながらでも終わります。
なので、へたりを心配している人にはこう言いたいです。月1回の5分をやるかどうかの話であって、素材の寿命の話ではありません。
ただし、僕は一度サボりました
正直に書きます。僕は途中で数ヶ月ほど、これをサボったことがあります。
そのときは、戻りにくくなりました。 叩いても押しても、へこんだ跡がうっすら残る。1ヶ月ならすぐ戻っていたのに、数ヶ月放置しただけで別物になりました。
羽が寄ったまま固まる、というのはこういうことかと思いました。
サボったときの、復旧のやり方
そのときにたどり着いた方法があるので、書いておきます。2枚ある座面シートを、左右で入れ替えるだけです。


人は、ソファの決まった場所にしか座りません。僕の場合は中央付近です。2.5人掛けの座面シートは2枚に分かれていて、その境目がちょうど中央にある。つまりいつも座っている中央付近=2枚のシートの「内側の端」。そこばかりが沈みます。

ここでシートを左右で入れ替えると、沈んでいた内側が外側に移動して、まだ沈んでいなかった外側が中央に来ます。
その状態でいつもどおり中央に座り続けると、新しく中央に来た側がだんだん沈んでいく。へこんでいた側は休んで、休んでいた側が沈む。 そうやって、時間をかけて水平に戻っていきます。
叩いても戻らないところまで行ってしまっても、まだ打つ手はあるということです。実際、うちのソファはこれで水平に戻りました。
まとめると
月1回叩く → 1ヶ月程度の沈みは、ほぼ元通り。5分
数ヶ月サボった → 叩いても戻りにくい。ここで左右入れ替え
4年経ったいまの状態 → 座面は水平
15万円出す買い物として、この点をどう受け取るか。僕の答えはこうです。
月1回5分でコントロールできるなら、それはデメリットではなく、お手入れです。
問題は、これを知らずに買うことです。知らないまま数ヶ月放置して「15万のソファが2年でへたった」と言うことになる。だからこの章を、この記事の真ん中に置きました。
スーパーレザーテックスは4年で剥がれるのか

そもそもスーパーレザーテックスって何?
レザーテックスは、関家具がつくっている合成皮革です。革でも布でもない、という言い方をしています。
公式を見ると5種類あって(プライム/シルキー/アニリン/スーパー/ファイン)、
プルートに使われているのは、いちばん厚革寄りの「スーパーレザーテックス」です。
厚い革のシボ感を再現した、という位置づけ。
つまり合皮のなかでも、やわらかさより「本革っぽい重さ」に振った生地です。
合成皮革と聞いて一番不安なのが、数年で表面がボロボロ剥がれて、黒い粉みたいなのが落ちてこないか。
4年使って、剥がれていません。ひび割れもありません。
色は変わりました。でも、褪せてはいません。
買ったときのぱつぱつした張りが抜けて、ムラが出た。合皮の劣化は日に焼けて白茶ける方向に出るので、濃くなるのはむしろ逆です。
劣化ではなく、育ってきました。 買ったときより、いまのほうが好きです。
うちのソファは、引っ越し前も引っ越し後も、南向きの窓のそばです。
ふだんはレースカーテン越しですが、時間帯によっては直射も当たります。合皮にとって、いい置き方ではありません。

合皮の寿命を縮める二大要因は、熱と紫外線です。ネットで「合皮 何年」と調べると3年や5年という数字が出てきますが、あれは基本的に、日の当たらない良い条件で使った場合の話です。うちは南向き、直射あり。それで4年、剥がれていません。
正直、これは想定より良かった点です。買う前は「合皮だし数年で寿命かな」くらいに思っていました。
15万円のソファで、張地が数年でダメになったら目も当てられません。合皮が不安な人には、この事実だけ持って帰ってもらえば十分です。
除菌シートで拭かないでください
これは僕の体験ではなく、メーカーの注意書きです。でも知らないとやると思うので。
アルコール・除菌シート・エタノールで拭かないでください。
色落ちの原因になる、と公式に明記されています。ベンジンやシンナー、除光液も同じ。
日常の手入れは、乾いた布か掃除機でホコリを払うだけ。
飲み物をこぼしたら、すぐ乾いた布で拭く。それだけです。
壁から10cm。ただし、うちは3ヶ月つけていました
公式は、壁から10cmほど離して置くことを勧めています。 壁に触れていると、色移りや壁紙の変色が起きることがあるそうです。
うちは前の家では離していて、いまの家では最初の3ヶ月ほど壁につけていました。
そのあいだは、ソファ側にも壁紙にも何も起きていません。
ただ3ヶ月です。4年ずっと壁付けだったらどうなるかは分かりません。
気になる人は、10cm離しておけば済む話です。
幅181cmの現実。10畳では大きすぎ、12畳でちょうどよくなりました

ここが、この記事で一番書きたかったことです。
10畳のリビングでは、大きすぎました。12畳になったら、ちょうどよくなりました。
僕は前の家(1LDK・リビング10畳)でこのソファを使っていて、想定より大きくて圧迫感がありました。 いまは2LDKに引っ越して、12畳のリビングに同じソファを置いています。こちらは快適です。
「10畳か12畳か」で判断したい人は、ここまでで足ります。ただ、実際に住んでみた感覚は、少し違いました。
広くなったのは2畳。でも、体感はそれ以上でした
10畳から12畳なので、増えたのは2畳です。数字だけ見れば大した差じゃない。でも、暮らしの感覚は「ちょっとマシになった」ではなく「別の部屋になった」でした。
理由は考えてみたら単純で、引っ越しで変わったのは広さだけじゃなかったからです。
1LDKのとき、リビングは全部を兼ねていました。くつろぐ場所であり、ご飯を食べる場所であり、作業デスクを置く場所でもあった。そこに幅181cmのソファが入ると、他の機能が押し出されます。デスクの居場所を削って、その削られた感じが「圧迫感」の正体でした。
2LDKになって、作業デスクを別の部屋に出しました。リビングが、くつろぐためだけの部屋になった。

奥の部屋に作業デスクを出したので、リビングはくつろぐだけの部屋になりました
そして、これは住んでみて気づいたんですが、デスクは面積以上の居場所を要求します。 天板の下だけなら1畳ぶんでも、椅子を引くスペースと、そこまで歩く通り道が要る。それが丸ごと出て行った。増えた2畳より、出て行ったもののほうが大きかったと思っています。
だからこう考えるようになりました。
ソファの大きさは、畳数だけでは決まらない。その部屋が兼ねている役割の数でも決まる。
「◯畳あればプルートソファは置ける?」と検索している人への、僕の答えはこうです。
12畳あって、くつろぐ専用の部屋なら余裕です。10畳で、そこに仕事机も食卓もあるなら、やめておいたほうがいい。
同じ10畳でも、寝室が別にあって、リビングがくつろぐだけの部屋なら、また話は変わると思います。畳数を測る前に、その部屋がいくつの役割を持っているかを数えてみてください。
搬入で失敗すると、45,000円取られます

先に、怖い話をします。
このソファ、搬入できなくてもキャンセルできません。
ショップの配送案内にはっきり書いてあります。商品が返送された場合は「往復運賃・出入庫手数料・販売手数料・事務手数料として販売価格の30%」を実費で請求、と。
15万円のソファなら45,000円。ソファは1台も手に入らないまま、45,000円です。
なぜこんな条件なのか。大型家具の往復送料が、それくらい高いからです。ショップ側も「商品代金並み、もしくは上回る場合もある」と書いています。運ぶだけで商品代が飛ぶ世界なので、こうなる。
しかもこのショップ、吊り上げ搬入をやっていません。 クレーンも、配送員の手吊りもナシ。玄関から入らなかったら、自分で業者を探すことになります。
で、これ全部、メジャーで15分測れば回避できます。
測るのはこの4つ。
玄関のドア幅
廊下の曲がり角
階段の踊り場
エレベーターの奥行き
測るのは、本体の幅181cmじゃありません。梱包された状態のサイズです。
ここ、間違えると意味がない。届くのは箱に入った状態なので、一回り大きくなります。

※梱包サイズは商品ページに書いてあるので
念のため購入する画面に出ている数字を、直接確認するのが間違いないです。
運ぶのは業者がやってくれます。ただし別料金
さんざん脅しておいてなんですが、搬入そのものは心配いりません。
うちのときは大型家具便で届いて、開梱して、指定の場所まで置いてもらいました。自分で箱を担いだ記憶がありません。
ただし組み立て設置は標準じゃありません。 楽天に「組み立て設置追加用コード」という商品が別にあって、それを本体と一緒にカートに入れる方式です。
これは付けてください。
開梱と設置に加えて、段ボールの引き取りまで込みです。ここが地味にでかい。幅180cm超えの家具の梱包材、自分で処分しようとすると本気で面倒くさいので。畳んでも粗大ゴミ扱いになりかねない量が出ます。
15万円出しておいて、当日「じゃあ玄関に置いていきますね」は、さすがにキツい。
料金と対象エリアはリンク先で確認してください。一部の地域・商品は設置サービスの対象外になることもあります。
配送日は選べません

出荷から最寄りの営業所まで3〜13日
配送は8時〜20時。時間指定・時間帯指定はナシ
配送日の指定も原則ナシ(一部エリアは要問い合わせ)
年末年始・お盆・GWの前後は2倍かかることも
まる一日空いている日を用意しておいてください。 不在で再配達になると、再配達料が実費です。
「週末に届けてほしい」みたいな買い方はできない家具です。
置いたあとは、1人でも動かせます

40kgなので、持ち上げるのは無理です。
でも片側ずつ浮かせてずらせば、1人でも部屋の中は動かせます。 掃除で数十センチどかす、壁際に寄せる、くらいなら僕は1人でやっています。
「一度置いたら二度と動かない」ほどではない。ただ、別の部屋へ運ぶのは2人必要です。
あと、設置業者は置いたあとの位置変更をやってくれません。 場所は来てもらう前に決めておいてください。
座る前に確かめてほしい数字

座面高39cmです。低めです。
ダイニングチェアがだいたい42〜45cmなので、それより一段低いイメージ。座ると自然に脚が前に出る高さです。
低い椅子から立ち上がるのがしんどい人(脚や腰に不安がある人、ご家族に高齢の方がいる家)は、家にある39cmくらいのものに一度座ってみてから決めたほうがいいです。 沈むソファなので、実際の体感はもう少し低くなります。
価格と、どこで買うか

2026年7月時点で151,800円(税込)。公式サイトも楽天も同じ価格でした。
Amazonでは取り扱いを見つけられませんでした。買うなら公式か楽天になります。
楽天をおすすめする理由は1つだけで、ポイントです。 15万円の買い物なので、ポイント倍率が上がっているタイミングだと戻ってくる額がそのまま数千円〜1万円台になります。お買い物マラソンやスーパーSALEの期間に合わせるだけで差が出るので、急いでいないなら待つ価値はあります。
価格は変わるので、いまいくらかはリンクから見てください。
こんな人におすすめ
- ソファを部屋の主役として選びたい人
- だらっと沈む座り心地が好きな人
- リビングがくつろぐ専用の部屋になっている人
- 合皮の耐久性が不安な人(日当たりのある場所で4年使って、まだ剥がれていません)
この人はやめといたほうがいい
- リビングが10畳以下で、そこに仕事机や食卓も置いている人
- 姿勢よく座りたい人、ソファで作業したい人
- 手入れを一切したくない人(月に1回、5分だけ座面を叩く必要があります。それすら面倒なら向きません)
- ソファを別の部屋へ動かす予定がある人(40kg。1人では持ち上がりません)
まとめ

4年使った結論です。
見た目で選んで正解でした。へたるかどうかは素材ではなく、月1回5分やるかどうかで決まります。そして置き場所は、畳数だけでなく「その部屋が他に何を兼ねているか」まで数えてから決めてください。
15万円は安くないですが、毎日目に入って、毎日座るものです。4年経ったいまも、部屋の中でこれが一番いい顔をしています。
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