【2026年デスクツアー】ミニマリストの在宅ワークを快適にする「買ってよかった」ガジェット6選
情報更新日:2026年7月31日 8:52
合わないものはすぐ切る癖がある。服も、人付き合いも、ガジェットも。
その結果、いま私の自宅デスクに残っているガジェットは6つだけ。観葉植物もフィギュアもおしゃれな小物も、机の上から消えていった。デスクランプや手元の鏡みたいな機能のある道具はあるけど、それ以外、ノイズになるものは置かない。
育休1年1ヶ月、息子は1歳半。1日のリズムはほぼ決まっている。6時起き、朝活で2時間。8時から息子を起こして遊んで、そのまま作業に戻る。10時、家族で散歩。お昼を挟んで午後も作業。16時から息子のごはんとお風呂、ついでに筋トレ。19時に夜ごはん、22時に寝る。この合間でPCに向かう時間を集計すると、1日9時間ほどになる。
そう書くと「育休なのに忙しいですね」と言われるけど、実際そうだ。育休中ながら、生産性を最大化させて限られた時間で作業効率を上げるために、私は目の前の環境を徹底的に削ぎ落としてきた。
PC9時間こもるテレワーク(在宅ワーク)が苦じゃないのは、目の前のデスク環境が静かだからだ。視界に余計なものがないと、気が散らない。気が散らないと、長くこもれる。当たり前のことだけど、私はこれを「合わないものを片っ端から切る」というところまでやらないと達成できなかった。
私はもともとシンプルなものが好きで、服はずっと黒ばかり着ている。親が綺麗好きだったので整理整頓は習性だ。だから「合わないものを切る」のは、自分の中ではそんなに極端な発想じゃない。むしろ、ここに辿り着くまでにけっこう寄り道をした、というのが正直なところだ。

1. Lenovo Legion 5i Gen 10
動画編集のストレスを消し去るメインPC。
スマホ編集を卒業し、月60時間こもれる環境を作ってくれた相棒。
▶Pro 5i Gen 10をLenovo直販で見る
2. SODI 折りたたみPCスタンド
姿勢を正し、家中を移動する「自宅内ノマド」の必需品。
毎日触りたくなる、たたむ動作の心地よさも魅力。
3. JBL TOUR PRO 2
営業時代から3年使い倒すノイキャンイヤホン。
動画の音モニターから作業中の遮音まで、これ一つで完結。
4. MOFT MagSafe対応スマホスタンド
財布を捨てるための最適解。カード3枚を収納し、「持ち物が減る快感」を毎日味わえる手放せないスタンド。
5. CHCCUL C10
視界からノイズが消える、9mmの極薄バッテリー。
熱は持つ。それでも1年9ヶ月、まだ現役で使っている。
6. Belkin WIZ009
デスクから不要なケーブルを消し去る充電ボード。
定位置に置くだけで、1日の終わりに机が完璧にリセットされる。
今残っている6つを、登場順に紹介する
ここからは、私の朝6時起きの作業ルーティンの動線で、6つを紹介していく。スペックの話は最小限にする。スペックは公式サイトを読めばいい。
1. 動画編集も快適なメインPC:Lenovo Legion 5i Gen 10(15.1型OLEDノート)

朝6時、デスクに座って最初に開くのがこいつだ。
育休に入って始めたYouTubeが、3ヶ月で登録者1,000人を超えた頃、スマホ編集に限界を感じた。当時はAdobe Premiere Proを「使ってみたい」と思いつつ、PCを持っていなかった。Macも検討したけど、同じ予算ならスペックが劣る。私は4〜5年は買い替えない前提で選びたかった。動画編集にストレスを感じたくない、カフェでも作業したい、見た目もこだわりたい。条件を全部詰めて残ったのがLegion 5i Gen 10だった。
ジャックスの手数料無料分割が使えたので、一括金額と変わらないまま分割払いにした。育休手当の中でゲーミングPCを買う決断は、登録者の伸びと、この金利ゼロの後押しがなかったらできなかった。
買って起動した最初の数日、Premiere Proに迷子になった。「使いづらい」「どこに何があるかわからん」「できることが多すぎる」。それが正直な感想だ。でも使い方を覚えたあとは、視聴者から「編集すごっ」「目が楽しい」と言われるレベルになった。サムネもCanvaでこだわれるようになった。今は1本の動画を作るのに、毎日1〜2時間を1ヶ月続ける。月60時間の編集にこいつは耐えてくれる。
ファン音は、編集モードに切り替えると確かにする。でも個人的には気にならないレベル。ゲームの解説動画を作っているけど私は地声を出していないので、ファン音が混入する心配もない。
※私が買ったGen 10は、もう公式販売が終わっている。
今、私が新規で買うなら後継のPro 5i Gen 10(16型 Intel)を選ぶ。半年使った実感ベースの理由と、カスタマイズで「ケチる場所と投資する場所」は別記事に全部書いた。月¥9,394で本気の動画編集機が手に入る計算だ。
▼【半年レビュー】動画編集用PC Lenovo Legion 5i Gen 10の実機レビュー
2. 姿勢改善と持ち運びに最適:SODI 折りたたみPCスタンド

Legionは2.4kg級で、けっこう重い。これを直に机に置くと、視線が下に落ちて姿勢が悪くなる。
SODIのPCスタンドの一番気に入っているところは、実は「カフェに持っていける」ことじゃない。私は基本、自宅だけで作業している。気に入っているのは、リビングと作業部屋で机の高さが違うので、その日の気分や息子の様子に合わせて場所を変えるとき、高さを調整できることだ。
「自宅内ノマド」って表現が近いかもしれない。同じ家の中で、複数の机を行き来して作業する人にこそ、このスタンドの真価が出る。
あと、たたむ動作がなんかかっこいい。これは正直、機能じゃなくて気分の話だ。でも毎日触る道具に「気分が乗る」要素があるかどうかは、長く使えるかどうかに直結する。
▼7カ月使い込んだSODI 折りたたみPCスタンド 実機レビュー
3. 作業中のノイズキャンセリングに:JBL TOUR PRO 2(完全ワイヤレスイヤホン)

朝の作業中、息子がまだ寝ている時間帯に、JBLを耳に入れる。これで遮音される世界に入る。
営業時代から3年使い続けている。商談移動の満員電車で世界を遮断してくれて、編集中はBGMやSEの音モニターとして使っている。1日のうちに「営業時代の延長」と「クリエイターとしての新しい仕事」を、同じイヤホンが繋いでいる。
正直に書くと、3〜4時間連続で装着していると蒸れる。耳が痛くなったことはないけど、長時間装着したい人には注意点だと思う。
あと、後継のTOUR PRO 3が出ているので、今買うなら旧型を選ぶ理由がある人にしか勧めない。ただ、機能で十分という人にはむしろ旧型推し。実際、楽天では¥19,690まで下がっている(私が買った時の¥33,000から半額近い)。仮に私と同じ3年使うなら、月¥546換算。サブスク1個分より安い計算だ。
ちなみにケースはQi対応で、後述のWIZ009の上に置けば普通に充電できる。Belkinの公式想定はAirPodsだが、私は毎晩このやり方で運用している。
▼3年使い込んだ詳細レビュー(音質・ノイキャン・編集モニター・装着感まで全部)
4.財布を持たない身軽な生活へ:MOFT MagSafe対応スマホスタンド

外に出るとき、私はスマホ1個で出かける。MOFTにはクレジットカードを3枚入れている。これだけでコンビニ、スーパー、たいていのお店は回せる。
財布も、サブバッグも、いらない。身軽さって、こういう「持ち物が減ったときに初めて気づく快感」だと思う。
スタンド機能は、妻とTverを見るときくらいしか使わない。でもカード収納の便利さだけで、私の中ではもう外せない一つになっている。
(今使っているのは2枚目で、1枚目がぼろぼろになって買い替えた。きっと3枚目も買う)
5. シンプルで極薄のMagSafeモバイルバッテリー:CHCCUL C10

実は、C10の前にもう一つMagSafeバッテリーを使っていた。「MagnetWirelessPowerBank E29」というやつで、イメージ画像が好みだったので選んだ。機能としては普通に動いていたんだけど、発熱がひどい。それより気になったのは、実際のデザインが気に入らなかったことだ。スマホの裏に貼り付けるたびに、デスクから違和感が立ち上がる。日々のノイズになって、最終的に「これは違うな」と判断して切った。それで買い直したのがC10だ。
C10で気に入っているのは、無駄なデザインが一切ないことと、表面のマットコーティング。スマホの裏に貼り付けても、視界からノイズが消える。触ったときの質感の満足度も上がる。「シンプルが好きならこれは絶対好き」と言い切れる数少ないガジェットだ。
同じ「MagSafe対応モバイルバッテリー」というカテゴリでも、E29とC10ではデザイン哲学が全然違う。私は「シンプル偏愛なら遠回りせずC10」だと思っている。E29で同じ失敗をする人を一人でも減らしたい。
このC10は、2024年10月に買って1年9ヶ月使っている。熱のこと、裏面に刻印されているPSEマークと届出事業者名のこと、E29と何が違ったのか。全部、別記事に書いた。
▼CHCCUL C10レビュー。無名ブランドだけど大丈夫?
※楽天での販売はなし
6. デスクの配線をなくす3-in-1ワイヤレス充電器:Belkin WIZ009

夜、息子を寝かしつけた後、デスクに戻って締め作業をする。22時前に作業を切り上げる頃、机の上を一度リセットする。iPhoneを左、JBLのケースを真ん中、Apple Watchを右。順番に置いていくこの動作が、私にとって一日の終わりの儀式になっている。
WIZ009のいいところは、3つを置くだけでコードが見えなくなることだ。面倒な配線整理を不要にし、ケーブル類が机から消える瞬間、視界がさらに静かになる。デザインも余計な装飾がなく、装飾品ゼロのデスクから浮かない。
3-in-1のMagSafe充電ボードはいくつかあるけど、私はこのデザインのシンプルさで選んだ。寝室にも置けるくらい主張がない。これは在宅ワーカーにとって意外と大事な評価軸だと思う。
現在、同じモデルの黒はAmazon内だと中古のみ。
楽天ではまだ残っている。
切って残ったこのデスクが、いま愛おしい
ここまで書いてきた6つに共通するのは、全部「合わないものを切った後に残ったもの」だってことだ。
私は営業を7年やってきた中で、過去の延長線で実績が出てしまう状態に退屈していた。だからYouTubeを始めたし、伸びなかった飲食店レビューはすぐに切ってゲーム解説に移った。育休に入って、note記事も書き始めた。
「合わないものを切る」というスタイルは、人間関係でも、仕事でも、ガジェットでも、たぶん同じだ。残ったものだけが本物だってことが、デスクの上で物理的に確認できる。これが私にとって、いま目の前のデスクが愛おしい理由だ。
同じ温度の人に届けばいいなと思って書いた。
ちなみに、あなたのデスクで最後まで残った1つは何だろう。
ジャンルが違っても、同じ理由で残ったものなら知りたい。コメントで教えてくれたら嬉しい。
次は、6つの製品それぞれの個別レビューを順番に出していく予定なので、マガジン「装飾品ゼロの在宅オフィス」をフォローしてもらえたら、新しい記事が公開されたとき通知が届きます。
※2026年5月9日追記
【半年レビュー】動画編集用PC Lenovo Legion 5i Gen 10の実機レビューはこちら
※2026年5月19日追記
【3年使った感想】JBL TOUR PRO 2の音質・ノイキャン徹底レビューはこちら
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