見出し画像

〈インターネット〉の次に来るもの / ケヴィン・ケリー WIREDに未来を予想できる人がいた 【人生最後の本棚】

Amazonアソシエイトに参加しています。

【人生最後の本棚】

まずはこの本に出会えたことに感謝です。筆者の方のご迷惑になりませんように。
おじさんがnoteを始めるに当たってファッション本を読んでみました。しかし、ファッション本だけではカッコよくなれないといつも思います。結局、いつも中身からカッコよくなるにはそれなりに本をきちんと読んでおかなければという結論に達します。昔からのものも含め、おじさんのお気に入りの本です。

〈インターネット〉の次に来るもの / ケヴィン・ケリー

編集者の方々からのつながりで

先日、菅付雅信さんのファッションの本をご紹介しました。菅付さんは編集者の方です。編集者つながりから若林恵さんという方も発見しました。お二方ともとても面白い本を著されておられます。どちらの方の本も継続して読ませていただいています。いつか記事にしたいと思っています。

今回は若林恵さんが日本版WIREDの元編集長であり、そこからさらに繋がったケヴィン・ケリーさんです。

2016年に出版された未来予測の本

刺激的でした。大変遅ればせながら読みました。ケヴィン・ケリーさんです。1952年生まれ。団塊の世代の後続世代です。
2016年に出版ということはオリジナルの英語版はもう少し前に出版されていたと思われます。僕は若林さんの本から著者を知り、なんと昨年末(2024年)にようやく読みました。
帯にAmazon.com(2016年 Business & Leadership部門)年間ベストブックとあります。9年間も気付かず、すみません。本当にせめて2016年に読んでいたらまた違った本の世界を生きていたかもしれません。

未来の予測はこうやって

10年ほど前にケヴィン・ケリーさんによって書かれた来るべき未来は、2025年の今、ほぼ彼の予測に近い姿で実現されているのではと思います。

かといって、10年前の僕たちに何か出来たわけでもなく、世の中はケリーさんのの言うように常にFlowしているということだと思います。今現在、現実に起きていることを把握出来ていれば、その延長がどこに行き着くのかを考えれば、近未来のことは多少の当たり外れがあるとしても、ある程度想像可能ということになります。これは予測であり、予言ではありません。

著者は雑誌「WIRED」の初代編集長

僕は以前から「WIRED」という雑誌がけっこう好きで、時々、日本版を本屋で立ち読みしていましたが、たまに手に取るという位で毎号追いかけていたというほどではありません。今回の著者は本家アメリカの「WIRED」の初代編集長の方です。しかも、それ以前は「Whole Earth Catarog」の編集に関わっていたそうです。

僕はきっと「今、アメリカ西海岸では何が起こっているのか?」、「最先端のニュースは何か?」に興味があって「WIRED」を読んでいたと思います。僕も当時は相変わらず自由なアメリカが好きで、どんな事が起こっているのか興味がありました。

「Whole Earth Catalog」の名前が出て来るなんて、「ポパイ」が憧れた当時の自由な西海岸と、それに続く「WIRED」はその後のPC黎明期のインターネットに情報の自由化や民主化を求めた西海岸と2つの西海岸を感じます。昔からずっと新しい文化は西海岸から発信されていました。

しかし、僕は元来テック系の文章にはあまり強くないので、研究者の専門書を読むことはなかなか厳しいものがあります。スタートアップがどんどんと発展していくようなシリコンバレーのお話や伝説的人物のビジネス書などはいくつかは読みましたが専門的なお話はさっぱりでした。専門書やその分野の第一人者の本はある意味バランスに欠けるといいますか、特にアメリカ発のものは自分の主張を伝えたいがために一方的なものとなったりして、偏った感じも否めません。

最近、僕は上記の菅付雅信さんや若林恵さんを始めとして、編集者の方が著された本をよく読むようになって来ています。専門家や一次情報に近い編集者の方々が独自の取材により、その他色々な方面で手に入れた情報などを統合し、その編集者さんの視点や思想も経由して、そこから生まれてくる見識をとても面白いと思うのは僕だけでしょうか?

このように編集者の方々が他の情報との整合性をも鑑みてリミックスされた情報は、入口も出口もおひとりずつ異なるので、また違ったお話が聞けて楽しいと思います。ケヴィン・ケリーさんも同じタイプの編集者だと思います。
そういう本はある意味、二次情報と見なされる可能性もあり、少し軽く見られることもあるかもしれませんが、しかし僕たちには読みやすく、ずっと咀嚼しやすいものになります。少し編集者である筆者にドライブされる感もありますがその編集者さん自身を信頼できる場合は十分だと思います。

刺激的な本でした。こうなるとケヴィン・ケリーさんの最新の本もぜひ読んでみたいと思いましたが、この本に続く大きなものは無いようです。僕と同じような方々が「ぜひ新しい情報を」という意図でつくられた新書が一冊ありそうですが、そちらは未読です。またの機会に。

この本は結構古いので中古でお安く読めます。情報自体が古いからダメという方もおられるかも知れませんが、未来を予測するものの考え方、情報や時代の流れの読み方など勉強になります。ぜひお試し下さい。

続いて日本のことは菅付さん、若林さんを始めとして色々な著者さんや編集者さんがおられます。そちらも。

あまりに気に入って誰かに読んでもらいたくて、
友人用に2冊目を買いました。

読んでいただきありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!