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未経験からIT系フリーランスは現実的?~ローコードが狙い目な理由

「未経験からIT系のフリーランスになるのは、現実的なのか?」

この記事にたどり着いた方は、そう疑っているのではないでしょうか。

先に結論を言うと、「本格的なプログラミングで未経験から独立するのは、正直かなり厳しい。ただし「ローコード」は現実的に狙える」というのが私の答えです。

私は元公務員から外資系ITコンサル会社に転職し、現在はフリーランスのITコンサルタントとして活動しています。

プログラミング未経験の状態から、ローコードツールの技術を習得してIT系フリーランスになりました。

この記事では、なぜフルコードは厳しいのか、そしてなぜローコードが例外的に狙い目なのかを、案件の需給・学習期間・企業のDX内製化トレンドという市場の観点から解説します。

あわせて、私自身が公務員在職中に学習を始めてから案件を獲得するまでの実際のプロセスも、根拠として紹介します。


1. まず正直な前提:未経験→「フルコードエンジニア」での独立は厳しい

最初に、あえて厳しい現実から書きます。

未経験からReactやJava、Pythonなどでゴリゴリにコードを書く「フルコードエンジニア」として、いきなりフリーランス独立を目指すのは、正直かなりハードルが高いと思います。

理由はシンプルで、

  • 学習に長い時間がかかる(私自身、プログラミングを学んでいたときは、1つのアプリを完成させるのに1年近くかかりました)

  • フリーランス案件の多くが「実務経験◯年以上」を求める

  • 単価の高い案件ほど、経験者との競争になる

からです。

「未経験 エンジニア フリーランス」で検索して不安になる人が多いのは、ここに理由があると思います。

この前提を無視して「誰でもすぐ稼げる」と煽る情報は、正直あてにならないと感じています…

ただ、ここで諦める必要はありません。

同じ「IT系フリーランス」でも、ローコードという領域は、この厳しい前提の「例外」になり得るからです。


2. ローコードが「例外」になる3つの市場要因

なぜローコードだけが例外なのか?

私の意見というより、市場(案件と企業側の動き)を見ると、次の3つの要因が見えてきます。

要因1:企業の「DX内製化」トレンドが、新しい需要を生んでいる

いま多くの企業が、システム開発を外注(ベンダー依存)から自社開発(内製化)へ切り替えようとしています。

これまで社内システムは、情シス部門や社内SEなど、プログラミングスキルを持つ一部の社員だけが作っていました。

しかしローコードの普及で、エンジニアではない現場社員(=市民開発者)が自分でアプリを作れるようになっています。

内製化を進めたい企業は多いものの、「作れる人・教えられる人」が社内に足りていません。

ここに、ローコード人材への新しい需要が生まれています。


要因2:学習期間が短い(Power Platform・kintone・AppSheetなど)

2つ目は、プログラミングに比べて、実務レベルまでの学習期間が圧倒的に短いことです。

先ほど「フルコードでは1つのアプリに1年近くかかった」と書きましたが、ローコードなら同じようなアプリを数週間〜数カ月で作れることも珍しくありません。

画面上でドラッグ&ドロップしたり、関数式を書いたりする感覚でアプリを組めるため、プログラミングの深い知識がなくても形にできます。

特に、

  • Salesforce:大企業のCRM・営業管理で導入が多く、専門人材の需要が根強い

  • Microsoft Power Platform:Microsoft 365を導入済みの企業が多く、案件も豊富

  • kintone(サイボウズ):中小企業の業務アプリ内製で定番

  • Google AppSheet:スプレッドシート起点で手軽に始めやすい

あたりは、日本企業での導入実績が多く、学習しても案件につながりやすい印象です。


要因3:案件の“裾野”が広く、AI系ツールという追い風もある

3つ目は、顧客の裾野が広いことです。

ローコードは「IT業界の人」だけが使うものではありません。
全業界・全職種の現場社員(市民開発者)が利用者になります。

つまり、IT業界に限らずあらゆる業界がお客様になり得るため、案件の裾野が広いのです。

さらに最近は、AI系のローコードツールも増えています。

たとえば Dify は、ChatGPTのようなAIを自社アプリに組み込めるローコード開発ツールで、OSS(オープンソース)なので無料で試せます。

AI人材の需要はどの企業でも高いため、これから学ぶなら、こうしたAI系ツールを組み合わせると案件獲得で有利になりやすいと考えています。


3. 未経験ならどのツールを狙う?

「結局、何を学べばいいの?」という方向けに、代表的なローコードツールを整理します。

業務アプリ系

  • Salesforce

  • Power Platform

  • kintone

  • Google AppSheet

  • OutSystems / Mendix

RPA系(作業自動化)

  • UiPath

  • Power Automate

  • Automation Anywhere / Blue Prism / WinActor

AI系

  • Dify

ツール選びに“唯一の正解”はありませんが、選び方の目安は次の通りです。

  • 今の会社で使っているツールがあるなら、まずそれを学ぶ(実務で触れるのが最速)

  • 独立を見据えるなら、「(ツール名) フリーランス」「(ツール名) 案件」などで検索し、案件数・単価感を先に確認する

  • 会社で使っていない場合は、自分でライセンスを用意して学ぶ(無料枠のあるツールもあります)

私自身も学習のために、月3,000円ほどのライセンスを自費で購入していました。結果的に、この自己投資は正解だったと思っています。


4.【体験談・根拠】公務員在職中の学習から、案件獲得まで

ここからは、上の話の「根拠」として、私自身の実際のプロセスを紹介します。

私は公務員時代に、一部のローコードツールの学習を始めました。
当時は完全な未経験からのスタートです。

  • 学習を始めてから 2〜3カ月ほどで、社内研修の講師を任されるレベルになりました

  • 一方、以前独学でプログラミングを学んだときは、1つのアプリを完成させるのに 1年近くかかっていました

この差が、私がローコードを「未経験からでも現実的」と考える一番の根拠です。

ローコードを始めてから、私が実際にかかった学習時間は、以下のような感じです。

  • 1日あたりの学習時間:平日2~3時間/休日5時間
    ※ただし、業務で使っている場合、業務時間も学習時間になる

  • 学習開始から「実務で使える」と感じるまでの期間:1~2カ月

  • 公務員 → 転職 → フリーランスとして最初の案件を獲得するまでの期間:4年

  • 最初に獲得した案件の種類:市民開発者の技術支援(ITコンサル)


5. 未経験からローコードを学ぶ、おすすめのステップ

最後に、これから学ぶ人向けの学習ステップです。

  1. 本やUdemyなどで一通り学ぶ(手を動かす「ハンズオン型」がおすすめ)

  2. 自分で小さなアプリを1つ作ってみる

  3. 詰まったら、知り合いに聞くか、ココナラ・MENTAなどでメンターに質問する

一人だと行き詰まりやすいので、早い段階で「質問できる相手」を用意しておくと挫折しにくいです。

未経験からのITリスキリングについては、以下の記事も参考にしてください✨


まとめ:プログラミングは厳しくても、ローコードなら現実的

未経験からIT系フリーランスを目指すとき、プログラミングを一から学習してエンジニアとして独立するのは、正直かなり厳しいと感じます。

一方で、ローコードは、

  • 企業のDX内製化で需要が増えている

  • 学習期間が短い

  • 案件の裾野が広く、AI系ツールという追い風もある

という理由から、未経験からでも現実的に狙える例外だと、私は考えています。

まずは、会社で使えるツールや無料で触れるツールから、小さなアプリを1つ作ってみてください。それだけでも理解が一気に深まります。

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