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説明しろと吠えてきた共産党、辺野古事故では田村智子が真っ先に逃げた

辺野古沖の転覆事故そのものは重い。
亡くなった命は戻らない。
だから事故原因の究明は徹底されるべきだし、感情だけで断定に走るべきでもない。

だが、それとは別に、今回あまりに分かりやすく露呈したものがある。
共産党の説明責任は、どうやら“他人にだけ厳しい”らしい。

この日の田村智子委員長の会見は、そのことを見事なくらい自白してしまった。


高市首相には「中身が何もない」「国民に説明するのは当たり前」

会見前半で田村氏は、高市首相の日米首脳会談後の説明を厳しく批判している。
「一体何を説明したのかという中身が何もない」「国民に対して、国会に対して説明をされていない」と述べ、さらに「高市首相が何を説明したのか、その中身を国民に説明するのは当たり前のことではないでしょうか」とまで言っている。

ここまでは、まあいつも通りだ。
権力者に説明を求める。
国会で説明しろと言う。
それ自体は批判しかできない共産党としては通常運転の会見だ。

問題は、その数十分後である。

自分の足元の件になると、急に「究明が必要」「コメントしようがない」

会見後半、記者は辺野古沖転覆事故について、かなりはっきりした問いを投げる。
焦点は事故原因の専門的な断定ではない。
平和丸の船長と共産党の関係を、党として把握しているのかという、ごく基本的な確認だった。

これに対し田村氏は、週刊誌報道は承知しているとしつつ、「事故原因の究明が求められる以上には、もう私からコメントのしようがありません」と答えた。

記者がさらに、「地元メディアで確認している社もある」「違うなら違うと早く否定すべきだ」と重ねても、田村氏は最後まで「とにかく事故がなぜ起きたのかということについて究明が必要だ」としか言わず、記者から「ちょっと逆に腑に落ちない」と言われている。

いや、そこで聞かれているのは事故原因そのものではない。
あなたの党は、その人物との関係を把握しているのか。していないのか。
そこだ。

事故原因の究明と、党として把握している事実の説明は別問題である。
そこをわざと混ぜて「調査中です」に逃がすのは、慎重さではない。
ただの論点ずらしだ。

共産党版「説明責任」は、自分の番になると急に定休日らしい

ここでいちばん滑稽なのは、田村氏がほんの少し前まで、まさにその「説明不足」を武器に高市首相を叩いていたことだ。

他人にはこう言う。
「中身が何もない」
「国民に説明するのは当たり前だ」
「説明しないのは問題だ」

自分の番になるとこうなる。
「コメントのしようがない」
「究明が必要だ」
「とにかく事故原因を……」

見事なまでの変わり身である。
説明責任という言葉が、ここまで都合よく伸び縮みするなら、もはや政治用語というより便利グッズに近い。

要するに、共産党にとって説明責任とは、相手を殴る時には鉄パイプ、自分を守る時にはスポンジなのだ。
他人には硬く、自分には柔らかい。
これで「市民の側に立つ政治」と言われても、さすがに都合がよすぎる。

問われていたのは“党責任の確定”ではない。“説明する気があるか”だ

ここで勘違いしてはいけないのは、今の段階で党責任まで断定する話ではないということだ。
事故原因はなお調査されるべきだし、そこを飛ばして「全部お前らのせいだ」と言い切るのは雑すぎる。

だが、今回の会見でまず問われていたのは、そんな最終結論ではない。
もっと手前の、もっと基本の話だ。

無関係なら無関係と言えるのか。
把握しているなら、どこまで把握しているのか。
違うなら違うと否定するのか。しないのか。

この程度のことすら言わずに、「事故原因の究明が必要」とだけ繰り返すのは、事故調査への敬意ではない。
政治的な防御である。
しかも、説明責任を日頃から振り回している側がそれをやるから、余計に見苦しい。

「逃げるな」と言う側が、いちばん逃げ足が速い

国会でも会見でも、共産党はよく「逃げるな」「説明しろ」と言う。
今回も田村氏は、高市首相の説明不足に対してまさにその構図で攻めていた。

しかし、自分の足元に火がついた瞬間、その言葉はきれいに消えた。
残ったのは、「究明が必要」というもっともらしい避難所だけだった。

もちろん、事故原因の究明は必要だ。
だが、それは党として答えられることまで黙っていい免罪符ではない。

むしろ逆だ。
重い事故だからこそ、運動体も政党も、自分たちの関与や責任範囲について、曖昧にせず説明しなければならない。
そこから逃げた瞬間、もう「真相解明を求める側」ではなく、自分に都合の悪いことだけ真相を霧の中に置いておきたい側に見える。

今回、田村氏が示したのは、党責任の有無ではない。
もっと前の段階の話だ。

説明責任を説く人が、自分の番になると説明責任を休業する。

それだけで十分、政治的にはかなり致命的である。

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#共産党 #田村智子 #説明責任 #二重基準 #ダブルスタンダード
#辺野古


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