時間を「確認」しないために作った、SteamClockという時計(自作アプリ)
一番正確で分かりやすい時計を求めた場合、今はスマホのロック画面が最適だと思います。
ただ、自分の中では、子供の頃に祖父の家にあった古時計をスマホの中に再現してみたい気持ちがありました。
アプリ作成を始めた当初、初めて完成させたのがこの「SteamClock」でした。
時計を動かしてみたい、歯車も動かしてみたい、ついでにスチームパンク風の世界観も表現してみたい、という構想から始まりました。
幼い記憶と好きなものの足し算
祖父の家にあった古時計は、重厚感があって、少し埃っぽいような、落ち着いた空気感がありました。
スムーズではなく、カチカチと進む秒針と、いつまでも眺めたくなる振り子。
その記憶をベースに、私の好きな蒸気機関やニキシー管など、レトロで格好いいものを足し算してみました。
一枚絵を用意して終わりにするのではなく、
すべてのパーツをバラバラの素材として用意し、プログラム上で工作のように組み上げていきました。
その結果、ほこりが舞い、火花が飛び散り、蒸気が噴き出し、歯車がかみ合い、圧力計が揺れ、ニキシー管がぼんやりと光る…
そんな豪華な「生きた空間」になりました。

ただ時間を知るためなら、これらはすべて「ノイズ」です。ですが、この「ノイズ」こそが、私にとっては最高の癒やしになりました。
一息つきたいとき、たまにぼーっと眺めています。
これは、誰かに見せるためでも、リリースするためでもなく、ただ自分のために作った、私のiPhoneの中だけにある秘密のアプリたちの記録です。
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