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AI生成のドット絵「風」を整える「DotCleaner」(自作アプリ)

画像生成AIを使えば、「ドット絵風」のイラストが一瞬で生成できる時代になりました。

ですが、できあがった画像を拡大してみると、どこか違和感があります。

線の太さが揃っていない、
色が微妙にばらついているなど、
それは本来のドット絵というよりも、
「モザイク画」に近いものでした。

AIで生成した画像
(ポップな雰囲気で、これはこれで悪くないんですが)
色数を抑え、マス目に合わせたもの
(個人的にこっちの方が落ち着きます)

一見、ただの茶色い宝箱でも、スポイトで色を吸ってみると、実はほとんど同じ茶色が何種類も使われていることに気づきます。

パッと見ると写真のように豊かですが、
私が好きな「限られた色とマス目の中で成立する美しさ」とは、少し方向性が違いました。

「あの、ピシッとした潔いドット絵が欲しい。」
そう思って作ったのが、DotCleanerです。

やることは単純です。
プログラムで「この絵には、この数色しか使わない」と決めること。そして、微妙に違う色たちを、近い色へと整理していくこと。

すると、モザイクのように散らばっていた色が、吸い寄せられるように整っていきます。

生成画像によく含まれる市松模様の「偽透過背景」も判別し、まとめて取り除けるようにしました。

さらに、似ている色の候補を並べ「どれとどれを同じ色にするか」を自分で選べるようにしました。

自動で色数を減らすだけではなく、
どこまで削ぎ落とすかを決める体験そのものが、このアプリの核です。

もちろん、機械的にまとめるだけでは足りない部分もあるため、細かいゴミや違和感は、最後に自分で整えます。

「ここのドットは要らない」
「ここはもう少し明るく」

AIが出力した「素材」が、自分の作品のように変わっていく時間は何ともいえない楽しさです。

整えた画像は、画像として保存するだけではなく、プログラムで使えるデータとしても書き出せます。

コピーして別のアプリに貼り付ければ、すぐ動く部品になる。自分のアプリ作りのための工房でもあります。

新しい技術の力を借りながら、
最後は自分の目で決める。
整理されたドット絵を眺めたとき、ようやく私は安心することが出来るのでした。

(余談)
この記事と並行して、ガラケー風サイトのアイコンを作っていたのですが、
同じようにドットを整えてもしっくり来ず、きれいな画像をあえてそのまま解像度と色数を落としてみたところ、なぜかいい感じになりました。
整えるだけではなく、壊してみる良さもあるんだなと思った話でした。

↓自作アプリを一覧にしたガラケー風サイトです。実際に画面を操作できます!


これは、誰かに見せるためでも、リリースするためでもなく、ただ自分のために作った、私のiPhoneの中だけにある秘密のアプリたちの記録です。


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