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後編〝なんとなく″泡ハンドソープを使っていませんか?②


「石けん」への当たり前を再検討する記事の続き+深堀りです🌷

泡から液体へ。体や認知機能が育つにつれて、環境も変えていく必要があります。

前編では0〜3歳児の発達に合わせた手洗い環境の工夫を、
今回は、3歳以上児から就学後まで見据えた『石けん』にまつわる環境や関わりについて書いていきます。

『せっけん』
何気ない1つのパーツの中の一つですが、
「手洗って!」「泡つけてないでしょ!」
「ちゃんと拭いて!」

と言わなくて済む、言わない代わりにすることなど、
環境と私たちのスタンスが、
主体的保育、自律的保育、対話的関わり、にとても影響してくるところです。



🟠習慣化する時期(3-5歳児クラスなど)


【発達】
⚫︎身辺自立ができてくる

⚫︎手洗い動作が簡単になり生活への見通しを持てることから泡立てず、素早く済ませるようになる場合がある
 ↓
【ねらい】
⚫︎手洗いを再び楽しめるようにする

⚫︎手洗いの科学的な意味への知的好奇心で関心を深める

⚫︎意味の理解から「汚れを落とす」意識を持つ
 ↓
【環境】
⚫︎液体ハンドソープを使用
・泡立てながら、手を擦って細部まで洗うことができる手先の器用さがある

⚫︎水量
・少し幅を持たせて用途によって少し加減、調整できるようにする

⚫︎ボトル
・手が大きくなったり、十分に泡立てることができるようになってきている姿から、輪ゴムをつけずに一回量を使用。

【ポイント】
🌟液体ハンドソープをつけてすぐ流す姿
  →幼児は少し難しいことが大好き。簡単にできるようになったことで興味は薄れがちです。

 →「手洗いソング」などで、できるからこそつまらなくなった手洗いをまた楽しいものにする
(クラスの雰囲気や興味によってははじめから歌で伝えていく)

🌟ファンタジーの理解だけでなく、因果関係があるような科学的な内容にも興味を持つ姿が現れる時期。
『菌』『石鹸』『泡』などの科学遊びなどを通して、
手洗いに改めて興味がでる活動や環境を取り入れるとで、
再び意識して十分な手洗いをしようとする環境やきっかけを提供する

🌟年齢に関わらず、体の使い方やクラスの姿によって対応していく

🟠就学に向けて(年長など)

固形石鹸を使用する機会を作ってみる
【発達】
⚫︎「できる!」に誇らしさを感じる

⚫︎ヌルヌルすることなどの性質を予測して力加減ができるようになってくる

⚫︎水をどれくらい混ぜたら泡立ちやすいなど、実験的遊びを楽しめる

【ねらい】
・就学後、学校や公共施設などで固形石鹸で使用できるようにすることで、新しい環境での
「知ってる」を増やすことで未知の環境への不安感を減らすこと

・水と石けんの泡立ちを実験的遊びの試行錯誤を楽しむこと

🌟衛生的な観点などから常備することが難しい場合は、
泡遊びの時には固形石鹸から泡立てたりなど、
経験する機会があること自体が大切なのではと思います。

🟠まとめ

🔵年に一度の衛生啓発活動より、毎日の環境を見直す

🔵身体的発達や、知的好奇心への理解から
 『子どもが楽しんでいるうちにできるように』

🔵保育指針を元にした試行錯誤が環境の工夫の引き出しや関わりを増やす

🔵表面的な手法に捉われず、子どもたちの姿と興味から環境と関わりを考える

これらは私たちの保育環境と子どもたちにおける、発達は?最適は?工夫は?の実践例で、
園や子どもによって違いが出るかと思いますが、

「なんとなく」にはならないようにしようという意識が生まれました。

そのことが、とても大きな変化でした。


こんな小さなことについても、
何が最適か?と、
子どもの発達に合わせて環境を整えていく保育チームは主体的な保育には欠かせません。
そんなチームが育まれた秘訣は
こちら▶️


🟠便利に奪われた発達


今回のように、保育でも日常でも、
『便利に奪われた発達』がたくさんあります。

便利を上手く活かしながら、
子どもの発達がより促され、
すくすく育つことができる環境について

   遊び✖︎生活✖︎環境

について考えていきたいと思います。
そのことについては次の記事で▶️

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