4歳児を連れて祖母の葬式に行ってみた
◾️4歳で葬式参列デビュー
大概のライフイベントは
人生の教材だと思っている
harukaです。
今回は4歳の娘を連れて、
(私から見て)祖母のお葬式に
行ってきました。

お陰様で大きなトラブルもなく
和やかな雰囲気の中
式を終えることができたのですが
終わってみたら4歳娘が一言
「楽しかった!」と
のたまいまして😂
不謹慎だという見方も
あるかもしれませんが
娘の純度100%な現在地を
なんだか共有したくなったので
noteに残しておきます。
◾️4歳児をお葬式に連れていく意味
「未就学児、葬式いけるん?」
我が家もちょっと迷ったポイントでした。
・式の間、大人しくできるか?
・トラウマにならないか?
・大人の場に連れて行っていいのか?
・どう説明したらいいのか?
色々考えなくもなかったのですが
もう4歳だし、年少だし
「本人にちゃんと説明したうえで
一人前の参列者として連れていく」
を、我が家は選びました。
「死」という言葉自体
これからどんどん
遭遇の機会も増えてくることでしょう。
「死んだらどうなるのか」
何のイメージがないままに
「死」という言葉を
使って欲しくありません。
「死」を理解することは
たとえ4歳でも必要だし
むしろ、いい機会なのでは……?
というのが
微妙に意識高い系
教養ママの私の結論でした。
◾️お葬式参列前〜参列中の声掛け
▶︎葬儀の日程が決まってからの声掛け
数日前から娘にはこう伝えていました。
「今度の月曜日は大人っぽい服でお出掛けするよ」
たまたま昨年、3歳のときに
ディナーショーに行く機会が
あったのですが
(未就学児OKありがた過ぎた…)

相当楽しかった模様。
そのタイミングでbebeで奮発して
冠婚葬祭用の服を
靴まで一式そろえていました。
(あのときの私、グッジョブ…)
この「大人っぽい」「いつもと違う服」は
プリンセスに憧れる4歳児にとって
かなり強いモチベになるらしく
「特別な服を着て行くお出かけ」として
ポジティブなイメージを
先に渡しておいたのが
のちのちも効いてきた感じがします。
ちなみに当日までは
お出かけが葬式である旨は
伝えませんでした。
ただ、「遊びではない」
「いつもと違う」雰囲気は
やんわりと伝えていました。
▶︎車の中で、今日一日の「シナリオ」を全部話す
子連れでややこしい場所に
いく時の基本ですが
当日の予定は
しつこく何度も
噛み砕いて伝えておきます。
次に何が来るか
わからない状態で
未知の状況に放り出されるのは
大人にとってもストレスですよね。
予防できるストレスは
可能な限り減らしておいて
ちょっとでも現地で
落ち着いて過ごしてほしい
という狙いでした。
実際には
当日の移動の車の中で
その日の流れを
シナリオっぽく説明しました。
「今日はね、ひいばあちゃんのお葬式に行くよ」
「お葬式っていうのは、死んだ人とお別れをすること」
「そのあと、火葬っていって、体を燃やしに行くよ」
「それからお昼ご飯を食べて、最後にお骨をひろいに行くよ」
もちろん途中で
「なんで?」タイムがやってきます。
◾️なぜ死んだのか?
「歳をとると、体がだんだん弱くなって、死んじゃうの」
◾️なぜ体を燃やすのか?
「野菜や果物も、時間が経つと悪くなるでしょ。
元気な体は大丈夫だけど死んだ体は悪くなるから、悪くなる前に燃やして、心も体も天国に行けるようにしてあげるの」
◾️その後どうなるの?
「体を燃やすと、心と体は煙になってお空に行くけど骨だけが残る。それをみんなで「ありがとう」って拾うんだよ」
専門用語は最小限にして、
娘が理解しやすいように
あれこれ喩えながら説明しました。
葬儀場についてからも、区切りごとに
「今からお花で飾ってあげよう」
「お焼香はママの真似をしたらいいよ」
「今度は皆でバスに乗るよ」
と、安心材料を渡すマインドで
なるべく前向きに説明しました。
▶︎目尻の下がった親戚と、ピンクの数珠
最初は、会場の空気に
やや緊張気味だった娘。
でも
◾️親戚を一人ひとり
「〇〇ちゃん」「〇〇くん」と名前で紹介する
◾️娘にも「お名前は?」「何歳?」と自己紹介させる
◾️その後も親が会話の仲介をする
◾️大人たちが、娘の話をよく聞いてくれる
という時間を重ねるうちに
「大人たちに可愛がってもらえる姫」として
すっかり居心地が良くなったようでした😂
さらに良かったのが
義母に譲っていただいていた
ピンクの華奢な数珠。

どう見ても素敵な宝石です
娘はひと目で気に入り
プリンセス気分を高める
本日の更なるスペシャルアイテムに😂
数珠って見た目も宝石っぽいし
ときめくアイテムが1つあるだけで
急に物分かりが良くなるから
子供ってほんと単純😇
▶︎肝心な時には「大人っぽく」
葬儀という場に慣れてくると
どんどんリラックスしてきて
おしゃべりもするようになるんですが
それはそれで
困るんですよね🥹
いくら身内の子供だからといって
大目に見ていただけても
そもそも「私語」は
式典という場では
ふさわしくありません。
というわけで
静かにしてほしい時は
もちろん注意しました。
ありがたいことに
うちの娘は
比較的もの分かりもよく
癇癪もほとんどない
ありがたいDNAの持ち主なんですが
注意されると即号泣するという
謎に高いプライドも
持ち合わせておりまして😂
そこで効いてきたのが
「大人っぽい服に身を包んだ私」
というセルフイメージだったようです。
「怒られてばかりの私」
「謎の場所に連れられた可哀想な私」
ではなく
それまでに娘自身のセルフイメージを
周囲の大人も巻き込んで
十二分に高めておいたからか😂
「喋らない」「静かに」という
私からの注意にも
特に泣かずに頑張ってくれました。
もちろん、静かにした後は
「さすが4歳!」「さすがお姉さん!」
と誉め倒しました。
◾️はじめて「亡骸」を見た4歳児の反応
娘にとって
誰かの亡骸を見るのは
初めての経験でした。
でも、お花に囲まれた顔を見た娘は、
特に怖がることもなく
むしろ献花に夢中になっていました🤣
献花の時間には
葬儀場のスタッフさんから
きれいな花を何度も渡してもらい
何度も棺に入れさせてもらい
役割を与えられて
なかなか楽しそうでした😂
お昼のお子様ランチも
しっかり完食。

その合間にも
親戚に話を聞いてもらえたのが
嬉しかったようで
終始ご機嫌でした。
◾️クライマックスは「お骨あげ」
個人的に
一番心配だったのが
お骨あげ。
さっきまで
お花で美しく飾られた
ひいおばあちゃんが
変わり果てた姿で
出てくるの図……
それが
意外とノリノリでした😂
まだ体が小さいし
火傷のリスクもあったので
娘自身にお骨を拾わせることは
できませんでしたが
踏み台に乗せてもらい
一部始終を見せていると
「私もやりたい」
と、まさかのお骨あげリクエスト🥹
大人になると、
葬儀や火葬って、どうしても
「グロテスク」「怖い」みたいな
色がつくけれど
4歳の彼女にとっては
目の前で起きていることが
ただ「そういう出来事」として
そこに “ある”
というだけ。
大人のフィルターの多さに
ちょっと反省させられた瞬間でもありました。
◾️娘の寄せ書き「楽しく寝られますように」
出棺の前に
棺の上に飾るために
寄せ書きの時間がありました。
ここでのフレーズって
本当に個性が出るというか
個々人と故人のつながりが
意外な形で見えて
それはそれで面白かったのですが
娘が選んだ言葉は
「たのしくねられますように」
……天才かな🤣?
死はたしかに悲しいけれど、
同時に、その場にいる人たち
全員にとっての新しい旅の始まりでもある。
「楽しく寝られますように」
という4歳の無邪気な祈りは、
「死」というものを
大人のフィルターで通すことなく
等身大の4歳が選んだ言葉として
私にはとてもみずみずしく映りました。
最終的に「楽しかった」と
娘が漏らした感想ともつながりますが
4歳だからこそ捉えられる
「死」のあり方がある。
それを、これから忘れていくであろう
娘の代わりに
親である私が目撃できて
本当に良かったと思いました。
未就学児は葬儀に連れて行って
大丈夫かどうかは
その子供の個性や年齢も
大いに関わるところではありますが
少なくとも私は
4歳の娘を連れてきて
本当に良かったと思いました。
◾️未就学児を葬儀に連れていくとき、私がよかったと思うポイント
あくまで今回の
親戚だけのこぢんまり葬儀での体験ですが
「これは良かったな」と思ったことを
最後にメモしておきます。
▶︎服と持ち物で “特別なお出かけ” にする
冠婚葬祭用の服・靴、気に入った数珠など。
「大人っぽい自分」を演じられると
場に入りやすそうだと感じました。
子供の成長は早いので
無理に奮発する必要はないと思いますが
有名ブランドのものは
リセールバリューもあるので
誕生日などの節目に
メルカリで安く買っちゃうか
発表会やよそ行きのお出かけなど
ある程度見込まれる場合には
思い切って買っちゃっても
いいかなと思います!
▶︎ 1日の流れを何度も伝える&安心を与える
「今どこにいて、次に何が起こるか」
がわかると、子供も不安が減ります。
あらかじめ大枠を伝えておくと
より細かい予定(写真撮影、焼香など)も
混乱せず理解しやすそうかなと思いました。
また、「知らない大人に囲まれる」
「とにかくタブーだらけ」となると
子供のストレスが溜まりますので
挨拶させる、会話の仲介をする
なんなら娘の「話し相手ポジション」として
親戚数名に協力していただけると
親交も深まり
子供も安心して
葬儀に臨めると思います。
▶︎「なんで?」には、できるだけ全部答える
「死」は4歳にとっては
まだまだ未知の世界。
疑問が浮かんで当然です。
その疑問に
何かしらの答え・カタチを
与えてあげることで
4歳なりに、あるいは
4歳だからこその「死」の解釈が
できるようになると思います。
これは、きっと
この先大切になってくると思いますし
その絶好の種まきが
本当の「死」に関わる式典です。
立場によっては
葬式はなかなか慌ただしい
式典ではありますが
可能な限り答えてあげると
慣れない空間での
ストレス軽減にもなりますし
長い目で見ても有意義だと思います
もちろん、くれぐれも
ご無理のない範囲で。
◾️今日は「楽しかった」で終わらせていい
大人の目線では
「葬式が楽しかったって、どうなの?」
と一瞬よぎるのだけど
「お花をたくさんあげられたこと」
「大人にいっぱい話を聞いてもらえたこと」
「特別な服を着て、特別な場所に行ったこと」
それら全部を含めての
「楽しかった」なのだとしたら、
それはたぶん
とても健やかな感想なのだろうと思います。
死は、どうしたって悲しい。
でもその日が
残された人たちにとっても
「ちょっとあたたかい1日」になっていたなら
亡くなった祖母も安心して
「楽しく寝て」くれる気がします。
※後日談はこちら
以上、ここまで読んでくださり
本当にありがとうございました!
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普段は4歳児ネタだけでなく
クセ強ママなエッセイや
2026年4月に予定している
家族世界一周旅行の準備記事など
色々描き散らかしております!
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これからも見守っていただけると
嬉しいです💖
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