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Nuphy Air60 V2とAir75 V2を半年くらい使った感想【レビュー】

こんにちは、こんばんは、Harushikaです。

1年ほど前からキーボードの沼にハマってしまい、10台以上のキーボードを試してきました。今回はその中からNuphy Air60 V2Nuphy Air75 V2についての感想を書きます。

どちらもNuphyというキーボードブランドが展開するロープロファイルメカニカルキーボードです。
ロープロファイルメカニカルキーボードとは、通常のメカニカルキーボードよりも薄型のスイッチとキートップを採用し、全体の高さを抑えたキーボードのこと。打鍵感や耐久性などのメカニカルスイッチの特長を保ちつつ、軽量・薄型化により持ち運びや省スペース性を向上させています。

Air60 V2とAir75 V2の主な違いはキーの数です。
Air75 V2にはファンクションキー(Air75 V2の最上段にあるキー)や"HOME、END、PGUP、PGDN"などのキーがありますが、Air60 V2にはありません。また、”DEL”の配置、"右SHIFT”のサイズ、”右CTRL”の有無などが異なります。
このような違いはありますが、それ以外の部分は基本的に同じなので、ふたつまとめてレビューします。

上 Air75 V2 / 下 Air60 V2

なお、この記事ではスペックや特徴について網羅的に触れることはしません。「好きなところ」と「イマイチなところ」について、個人的な感想を書きます。
普通のレビュー記事だったら話題にするところをスルーしている可能性も高いです。そのつもりで読んでもらえればと思います。

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Air60 V2とAir75 V2の共通して好きなところ

ポップさを感じるデザイン

NuphyのAir V2シリーズからはポップさを感じます。アイコニックな3色のキーキャップ、印字された文字の大きさとフォント、両サイド上部で光るライトバー、フレームの角の丸みなど、随所に楽しい雰囲気を感じさせるアクセントがあるからだと思います。

ポップなデザイン

Air75 V2のキーキャップを別売りのBoW(白地に黒字)キーキャップに変更してみたところ、シンプルな雰囲気が際立ちつつもポップさが残るおもしろいバランスに。

Air75にBoWキーキャップを付けてみた

目立つ3色のキーキャップだけBoWキーキャップに変更したAir60 V2が最近のお気に入り。すべてBoWキーキャップにするよりもポップ寄りの印象になりました。好きです。この感じ。

Air60 V2の"ENTER、SPACE、ESC"キーだけBoWキーキャップに変えてみた

左右にあるライトバーがかわいい

デザインにおいて特に気に入っているのがフレームの両サイドにあるライトバー。主張ひかえめでさりげないのがかわいいです。チラッと視界に入ったときにときめきます。

フレームの両サイドにあるライトバー

キー部分のバックライトはなくてもいい派なのですが、このライトバーはお気に入り。バックライトと同様にRGBライトなので、自分好みに色のグラデーションや点灯パターンを調整できます。

Gateron×Nuphyのおためしキースイッチが付属

NuphyのAir V2シリーズにはGateronロープロファイル2.0スイッチが採用されています。一般的な赤軸、茶軸、青軸に加え、Aloe、Cowberry、Wisteria、MossというGateronとNuphyがコラボしたスイッチもあり、全7種類から選ぶことができます。

選択肢が多くて迷いますよね。購入して開封したときに嬉しいサプライズだったのは、4種類のGateron×Nuphyスイッチが1個ずつ付いてくること。Air V2シリーズはキースイッチの交換に対応しており、購入直後からカスタマイズの第一歩を踏み出せるのは素晴らしい体験だと思います。

Gateron×Nuphyスイッチ(Aloe、Cowberry、Wisteria、Moss)

また、僕は購入前に秋葉原のビックカメラで試せましたが、そういう環境にいる人ばかりではないはず。別売りのキースイッチを買わずとも打鍵感を試せるのはすごく良いですよね。

赤軸より少し軽めなCowberryスイッチ

Gateron×NuphyコラボのCowberryスイッチが気に入っています。いちばん好きな赤軸より少し軽いキータッチなのが良いんですよね。このスイッチのおかげで長時間のタイピングがラクになりました。

全てのキーに同じスイッチを使うのが一般的ですが、個人的には指の力によって最適なスイッチは異なると思っています。その考え方に則り、僕のAir60 V2とAir75 V2は、小指で押下するキーをCowberry、それ以外のキーを赤軸にしています。”ENTER”や”BACKSPACE”など小指で押すキーを軽めのスイッチにすると疲れにくいからです。

これはあくまで自分の場合ですが、小指以外の指には赤軸がちょうどよく、小指にはCowberryがベストマッチなのです。7種類のキースイッチをすべて試した結果、このふたつの組み合わせに落ち着きました。試行錯誤する過程がキーボード沼の醍醐味ですね。

Mac/Windowsの切替スイッチがある

上部にMacとWindowsを切り替えるスライド式のスイッチがあります。僕はプライベートでMac、仕事でWindowsを使っているので、これがあると便利です。

Mac/Windowsの切替スイッチ

パッと見でどっちになっているか分かるし、切り替えるのも簡単です。たとえば、Lofree FLOW Liteにはこれがなく、どっちなっているか分かりません。これが地味に些細なストレスをなくしてくれます。

2.4GHzワイヤレス接続でスリープ復帰がはやい

Bluetooth接続だとスリープ状態から復帰して入力可能になるまで数秒かかります。2.4GHzワイヤレス接続ならキーを押すのと同時にもう入力できているくらいのスピードです。

2,4GHzワイヤレス接続するためのUSBドングル

たった数秒と思うかもですが、個人的には大きな違いです。さあやるぞ!って気持ちのままスムーズに作業に入れるので。ハイスペックなワイヤレスキーボードなら当たり前の機能ですが、見過ごせない大事なポイントです。

Air60 V2とAir75 V2の共通してイマイチなところ

ENTER、SPACE、ESCキーの色が目立つ

Air V2シリーズの見た目において象徴的なのが"ENTER、SPACE、ESC"キーのビビッドな色。完全に個人的な好みの問題ですが、僕はこの派手な色が苦手です。

"ENTER、SPACE、ESC"キーが目立つ

デフォルトがこれなのはまだいいとして、せめてホワイトかグレーの予備キーキャップを同梱して欲しいです。なぜ予備キーキャップの色まで派手(ミント色の"ENTER"と朱色の"ESC")なんだ…

別売りのBoW(白地に黒字)やWoB(黒地に白字)のキーキャップもありますが、たった3個のキーのために買うのは少しバカバカしい気もします。このキーキャップの色の派手さのために、購入をためらってる人もいると思うんだけどなあ。

キーキャップと一緒にキースイッチも抜けることがある

Air V2シリーズはキーキャップとキースイッチを交換できるのですが、キースイッチの固定が少し緩いようで、キーキャップを交換する際にキースイッチも一緒に抜けてしまうことがあります。スムーズにキーキャップだけを交換するのは難しいです。

キースイッチ交換中の図

少し緩いと言っても、キースイッチが自然に抜けてしまうことはありません。パワーをかけずにキースイッチを交換できるという良さもあります。Keychronのようにめちゃくちゃ固いよりはマシかも。そのあたりの調整は難しいのかもしれないですね。

コスパがやや悪い

日本の販売代理店のオンラインストアでの販売価格はAir60 V2、Air75 V2ともに27,280円です。他ブランドの同スペック帯のキーボードと比べると、コストパフォーマンス的にはイマイチだと思います。

よく比較対象として上がるKeychron K3 Maxのホットスワップ対応モデルは22,990円、Lofree Flow Lite 84Keysは17,600円です。フレームの材質や作り込み具合に差はあれど、機能的にはほとんど横並び。

上から Keychron K3 Max、Lofree Flow Lite 84Keys、Nuphy Air60 V2

この価格差を埋めるほどの魅力がAir60 V2やAir75 V2にあるかと問われると、答えづらいですが個人的にはないんじゃないかと思います。まあでもこれは逆にKeychronやLofreeのコスパを褒めるべきなのかもしれませんね。

Air60 V2の好きなところ

コンパクト

冒頭でも触れたとおり、ロープロファイルメカニカルキーボードで主流の75%レイアウトと比べると、60%レイアウトであるAir60 V2はコンパクトです。小さくて軽いので持ち運びしやすいのが利点。ワーケーションとかに持っていきたいですね。

60%レイアウトでコンパクトなAir60 V2

物理的なキーのないファンクションキーなどは複数キーの同時押しで入力することになりますが、自分の場合はファンクションキーを使う機会が少ないので、特に不便は感じる場面はありません。

ちっこくてかわいい雰囲気が好きです。小さなデスクでも比較的余裕を持って使えるサイズなのも良いですね。

MBP14インチで尊師スタイルしてもハミ出ない

ノートPCの上に外部キーボードを載せて作業するのを尊師スタイルと言います。Air60 V2は、僕の使っているMacBook Pro14インチに載せると綺麗に収まります。外側にハミ出ないので、見た目のバランスが良いです。

Air60 V2で尊師スタイル

また、背面のグリップがMacBook Proのキーとキーの隙間にピッタリフィットするように設計されており、長時間でもズレることなく快適に打鍵できます。

ちなみに、Air75 V2だとほんの少しだけMacBook Proの外側にハミ出ます。14インチと合わせると少しアンバランスに見えますが、16インチなら理想的なバランスになるはずです。

Air75 V2で尊師スタイル

Air60 V2のイマイチなところ

Z行が普通より左にズレている

一般的なレイアウトのキーボードと比べ、Air60 V2はZ行が1/4キー分だけ左にズレています。Air75 V2と並べて見るとわかりやすいです。他ブランドだと、HHKBの日本語配列も同じズレ方をしていますね。

Air60 V2のZ行は少しだけ左にズレている

一般的なキー配置に慣れている自分にとって、率直に言えば使いづらいです。使用中は常に少し違和感を感じます。かと言ってミスタッチを連発するほどではないし、ビジュアルがとても気に入っているので、その違和感を我慢して使っている状況です。

Air75 V2の好きなところとイマイチなところ

特になし

75%レイアウトはメジャーということもあり、これと言ってAir75 V2に限った好きなところやイマイチなところは思い浮かびません。

***

ということで、Nuphy Air60 V2とAir75 V2の感想でした。コスパという面では、他ブランドに比べて競争力にやや劣ると思います。でも、キーボード沼に浸かっている自分としては、買ってよかったと思えるキーボードです。

実は背面がカッコいい

特にAir60 V2は気に入っています。繰り返しになりますが、ちっこくてかわいい佇まいが好きです。ホットスワップに対応している60%レイアウトのロープロファイルメカニカルキーボードは少ない(というかほぼない)ので、そういう意味でも持っておきたい1台です。

なお、Air V2シリーズには96%レイアウトのAir96 V2もあります。使ったことはありませんが、Air75 V2との違いは、テンキーの有無と”HOME、END、PGUP、PGDN”キーの配置くらいなので、だいたい同じ感想になるんじゃないかと思います。

そういえば、新発売のKick75も気になっています。現時点では技適認証されているか不明(日本では無線利用できない可能性が高い)ですが、そのうち国内販売代理店から技適認証されたものを購入できるようになるといいですね。ではまた。Harushikaでした。


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