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Lofree Flow Lite 84とFlow Lite 100を4ヵ月くらい使った感想【レビュー】

こんにちは、こんばんは、Harushikaです。

1年ほど前からキーボードの沼にハマってしまい、10台以上のキーボードを試してきました。今回はその中からLofree Flow Lite 84Flow Lite 100についての感想を書きます。

Lofree Flow Liteは、Lofreeというキーボードブランドが展開するロープロファイルメカニカルキーボードです。
ロープロファイルメカニカルキーボードとは、通常のメカニカルキーボードよりも薄型のスイッチとキートップを採用し、全体の高さを抑えたキーボードのこと。打鍵感や耐久性などのメカニカルスイッチの特長を保ちつつ、軽量・薄型化により持ち運びや省スペース性を向上させています。

Lofree Flow Liteには「84」キーと「100」キーの2タイプがあります。
両者の主な違いはテンキーの有無です。「100」にはテンキーがありますが、「84」にはありません。また、”Del、Home、End、Pgup、Pgdn”の配置、”Ins”の有無などが異なります。
このような違いはありますが、それ以外の部分は基本的に同じなので、ふたつまとめてレビューします。

上 Flow Lite 100 / 下 FLowLite 84

なお、この記事ではスペックや特徴について網羅的に触れることはしません。「好きなところ」と「イマイチなところ」について、個人的な感想を書います。
普通のレビュー記事だったら話題にするところをスルーしている可能性も高いです。そのつもりで読んでもらえればと思います。

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好きなところ

交換できるキースイッチの種類が豊富

Lofree Flow Liteはキースイッチを交換(ホットスワップ)できます。純正のLofree×Kailh Low-profile POM Switchに加え、Kailh Choc V2という規格に対応しています。

Lofree×Kailh Low-profile POM SwitchはPhantom、Ghost、Wizard、Specter、Hadesの5種類。なお、Lofree Flow Liteにデフォルトで装着されているのはSpecterです。

Kailh Choc V2は自作キーボードでよく使われていますね。後述するDeep Sea Silent MINI Isletのほか、赤軸、茶軸、青軸、Crystal、Wind Endgine、White Rain、Black Cloud、Hide Mountainなど豊富な種類があります。

多くの選択肢があるのはとても嬉しいことです。自分好みにカスタマイズするのがキーボード沼の醍醐味ですからね。Kailh Choc V2のホットスワップに対応していて、なおかつ日本で普通に買える量産品は、おそらくLofree Flow Liteと上位機種のLofree Flowだけです(この記事の執筆時点で)。

静音性の高いHadesスイッチとDeep Sea Silent MINI Isletスイッチを使える

僕のLofree Flow Liteは、キースイッチをデフォルトで装着されているSpecterからHadesDeep Sea Silent MINI Isletに交換しています。

このふたつの特徴は、ロープロファイル向けキースイッチの中で最も静音性に優れていること。よく赤軸は打鍵音が静かと言いますが、比べものになりません。もはやほぼ無音です。

左 Hades / 右 Deep Sea Silent MINI Islet

HadesとDeep Sea Silent MINI Isletを使えるおかげで、キースイッチの交換だけでめちゃくちゃ静かなキーボードをつくれます。最高です。この静音性特化型Lofree Flow Liteおかげで、家のリビングでキーボードを打っていても妻から「うるさい」と言われなくなりました。

軽く擦れる感じのスコスコした打鍵感も気に入っています。このスイッチに変えてからは3ヶ月程度ですが、最初に「良い」と感じた印象は変わっていません。

コスパが高い

Lofree Flow Liteはシンプルにコスパが高いです。この記事を読んでいるくらいにキーボードに興味があるなら、とりあえず買っておいて損はしません。

「84」の定価は17,600円ですが、20,000円超えのロープロファイルメカニカルキーボードと比べて遜色ないどころか、打鍵感はむしろ良い説すらあります。機能面はほぼ同等です。

Lofree Flow Lite 84

はっきりと差があるのはフレームの素材。20,000円を超えるとフレームには金属が使われることが多いのに対して、Lofree Flow LiteのフレームはABS樹脂というプラスチックです。高級感のある見た目とは言えません。でも、このプラスチッキーな感じ、個人的には嫌いじゃないです。

実物は写真よりもプラスチッキーに見える

日本で普通に買えるホットスワップ対応のキーボードとしては、この記事の執筆時点で最も安いと思います。次に安いのはたぶんKeychron K Maxシリーズで定価23,000円くらい。僕はまず「100」を買ったのですが、そのあとコスパに釣られて「84」も買いました。

Lofree Flow Lite 100

2.4GHzワイヤレス接続でスリープ復帰がはやい

Bluetooth接続だとスリープ状態から復帰して入力可能になるまで数秒かかります。2.4GHz接続ならキーを押すのと同時にもう入力できているくらいの接続スピードです。

2,4GHzワイヤレス接続するためのUSBドングル

たった数秒と思うかもですが、個人的には大きな違いです。さあやるぞ!って気持ちのままスムーズに作業に入れるので。この価格帯のワイヤレスキーボードなら当たり前に近い機能ですが、見過ごせない大事なポイントです。

イマイチなところ

ロータリーエンコーダーの色がゴールド

これは完全に個人的な好みの問題です。右上にある音量調節などに使うダイヤル(ロータリーエンコーダー)の色がゴールドなのが気に入りません。シルバーやフレームと同じ色がよかった… ただそれだけです。

ゴールドじゃなくシルバーだったら…

Macではキーマップを変更できない

20,000円越えのロープロファイルメカニカルキーボードと機能面でも「ほぼ」同等と前述したのは、Macでキーマップの変更ができないからです。現状ではWindowsでのみ、専用アプリを使ってキーマップを変更することができます。

僕はプライベートでMac、仕事でWindowsを使っています。仕事用ノートPCは会社のものなので、個人的な趣味のためにアプリをインストールするのははばかられます。つまり、実家に帰って親のノートPCを借りるとかしない限り、キーのリマッピングができません。

修飾キーだけならMac側の標準機能で変更できますが、専用アプリでしかできない設定(例えば、オリジナルショートカットの登録)はできていません。いつかMac版のアプリをリリースしてくれると良いのだけれど…

Mac/Windowsの切替スイッチがない

接続先のOSによって設定を切り替える必要があるのですが、それ専用のスイッチがありません。じゃあどうやって切り替えるのかというと、ショートカットを使います。”Fn+M”でMac、”Fn +N”でWindowsになります。

このショートカットを使う切替方法が不便なんですよね。どっちになっているか見た目でわからないし、たまにしか切り替えないからショートカットも覚えていないので。 使い始めてなんか変だと思ったら違う方に設定されていたというパターンが多く、ちょっとしたストレスになります。

例えば、KeychronやNuphyのキーボードにはスライド式のスイッチがあり、ひと目でどちらが選択されているかわかるし、切り替えも直感的で簡単です。まあでもMacとWindowsの二刀流でのみ感じる不満なので、多くの人には無関係でしょうし、値段の差を考えれば納得できる点ではある気がします。

余談:HadesスイッチとDeep Sea Silent MINI Isletスイッチをミックスしている理由

Lofree Flow Liteそのものの話ではないですが、疑問を感じた方がいるかもしれないので、HadesとDeep Sea Silent MINI Isletをミックスして使っている理由を述べておきます。

HadesとDeep Sea Silent MINI Isletの主な違いは押下圧(キーを押すのに必要な力)です。両者とも軽めなキータッチなのは同様ですが、Deep Sea Silent MINI Isletの方がキーを押し込んだ際の擦れる感じがほんの少しだけ強く(重く)感じます。

全てのキーに同じスイッチを使うのが一般的ですが、個人的には指の力によって最適なスイッチは異なると思っています。その考え方に則り、”Enter”や”Backspace”など小指で押すキーはHades、それ以外はDeep Sea Silent MINI Isletにしています。小指は他の指に比べて力が弱いため、それに合わせてキースイッチも軽めにすると疲れにくくなるからです。

あくまで自分の感覚ですが、小指以外で押下する場合、Hadesだと少し軽すぎる感じがするんですよね。逆に小指にはHadesがちょうどいい。そこで小指以外で押すキーをDeep Sea Silent MINI Isletにしました。

さいごに

ということで、Lofree Flow Liteの感想でした。

もはやHadesスイッチとDeep Sea Silent MINI Isletスイッチを使えるというだけで満足しています。打鍵音が「無」に近いので、家のリビングで使っていても妻に嫌な思いをさせません。僕が持っているキーボードの中で最も思いやりにあふれた1台です。

左上には「Lofree」のロゴ

ちなみに、Hadesの単価が231円、Deep Sea Silent MINI Isletの単価が80円です。けっこうな値段になります。とにかくHadesが高いです。幸い僕はクラウドファンディング時にLofree FLOW Lite 100keysと合わせて購入したため、単価70円くらい(送料抜き)で済みました(90個セット)。

Hadesに特別なこだわりがなく、単に静音性を高めたいだけなら、すべてDeep Sea Silent MINI Isletにするのをおすすめします。Hadesとほぼ同じなので。

Lofree Flow Liteの発売からまだ半年も経っていませんが、Lofreeが次にどんなキーボードを出してくるか楽しみです。ではまた。Harushikaでした。


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