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努力は正しかった。間違っていたのは、構造だった。

はじめに

頑張っているのに、結果が出ない。

そういう人を見た時、多くの人は「もっと努力が必要だ」「やり方が悪い」と言います。

でも私は、まず別のことを疑います。 その人が置かれている「構造」です。


画期的なシステムが、却下された話

知り合いが、業務効率を大幅に上げるシステムを作りました。 私が見ても「これは画期的だ」と思うほどの出来でした。

でも、上司に提案しても却下されました。 理由は「既存のシステムを使い続けたい」というものでした。

既存のシステムは使い勝手が悪く、誰もが不満を持っていました。 それでも、変えられなかった。

本人は何度も提案し、何度も説明しました。 でも結果は変わりませんでした。

これは、その人の努力が足りなかったのでしょうか。 システムの質が悪かったのでしょうか。

違います。 アプローチの構造が間違っていただけです。


構造を変えた

私はこう提案しました。

「一つの部門を説得しようとするのをやめて、会社全体に知ってもらうことを先にやろう」

具体的には、複数の部門の部長に直接連絡する。 そして、社内のマーケティング活動として、自社サイトを通じてそのシステムの価値をアピールする。

本人は実行しました。

すると、「これは使いやすそうだ」「うちでも使いたい」という声が、別の部門から次々と上がってきました。

一つの部門で却下されたシステムが、会社全体に広まりました。 結果として、大きな改善効果を生みました。

システムは何も変わっていません。 本人の能力も変わっていません。

変わったのは、アプローチの構造だけです。


なぜ、結果が出なかったのか

「一つの部門の上司を説得する」という構造には、限界があります。

上司には既存システムへの慣れや、変化へのリスクがあります。 どれだけ良いものでも、その構造の中では却下される可能性が高い。

でも「会社全体に知ってもらう」という構造に変えると、需要が先に生まれます。 需要が生まれれば、上司も動かざるを得なくなります。

人を変えようとしても、人はなかなか変わりません。 でも構造を変えると、人が自然に動き出します。

努力は正しかった。 間違っていたのは、構造だったのです。


最後に

頑張っているのに結果が出ない時、まず疑ってほしいのは「自分の努力」ではなく「構造」です。

正しい方向に向かって、正しい努力をしているのに結果が出ない。 それはほぼ間違いなく、構造の問題です。

構造を変えれば、同じ努力が全く違う結果を生みます。

あなたの周りに、頑張っているのに報われていない人はいないでしょうか。 その人に必要なのは、もっとの努力ではなく、構造の変化かもしれません


YEES FACTORY|やすにぃ

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