つのだじろうさんは、常日頃、神仏や守護霊を大切に敬っていると、良い事が起こる、と言っている
「つのだじろう完全仕事読本~魂を揺さぶる作品世界~」(かや書房)を読みました。
デビュー70周年
生誕90周年
記念出版!
ーオカルト、格闘、ギャグ、少女漫画、女性漫画、将棋、野球
ジャンルを超えて描き続けた巨匠・つのだじろうの公式研究書、ついに刊行
「ピュンピュン丸」「泣くな!十円」「恐怖新聞」「うしろの百太郎」「空手バカ一代」ー
あの名作の記憶が、いま甦る。
つのだじろうが描き続けた作品世界の魅力を、たっぷり解説。さらに、創作の原点と歩みを語る自伝も掲載。
この本の存在を知ったのは、日経新聞の広告です。
さっそくアマゾンで購入しました。
つのだじろうさんは、本当にプロだと感じた漫画家です。
中学生だった頃に、週刊少年チャンピオンで「恐怖新聞」を、週刊少年マガジンで「うしろの百太郎」を同時期に連載していました。
どちらもオカルト、心霊もので、よく話がかぶらないものだと、子ども心に感心しました。しかも、どちらも面白い。
実は、私は人情漫画の「泣くな!十円」が好きでしたが、いつの間にか終了して、「亡霊教室」、「恐怖新聞」が連載されたのを不思議に思っておりました。
このときのいきさつを、つのだじろうさんは自伝に書いています。

当時、掲載誌の「週刊少年チャンピオン」で「泣くな!十円」と云うギャグ漫画を描いていたが。
夏の特集に別件で他の長編を描け!と云う、無茶苦茶な注文が舞い込み……「無理だ!」と何度も断ったのに、無理矢理に押し通したのが、かの有名なる編集長・壁村氏だった。
しかし、時間をかければ名作が生まれるって訳でもなく(この頃は俺自身「絶好調」だったんだなあ?)…
殺人的スケジュールの中、無理矢理描かされたので、こっちは半ばヤケクソで、キワモノ過ぎるからどうか?と、それまで発表を控えていた「オカルト物」を描くことにした!
それが「亡霊教室」だった訳で、またこれが読者の人気投票で、他のなだたる連載陣を押し退けて、ぶっちぎりのトップだったてぇんだからビックリだ!!
その余波で「うしろの百太郎」と「恐怖新聞」がスタートし、可哀そうに「泣くな!十円」は、人気は2~5位だったのに吹っ飛ばされて…
世の中を席巻する「オカルトブーム」が巻き起こるんだから、人気なんてものは、本当に先が読めない。

確かに、当時のオカルトブームは凄かったです。
全国の学校では、「こっくりさん」がブームとなりました。
椎葉中学校でもこれがはやって、禁止されましたが、今度はキューピットさんと名前を変えて、ブームは続きました。
こっくりさんを最初にやったのは織田信長だとありました。いつかNHK大河ドラマでこっくりさんをやる信長が登場することを期待しております。
つのだじろうさんは、運を導く秘訣をしゃべっています。
俺は時に触れ、神棚に手を合わせる。
長年オカルトを描いて来た習慣の様なものでやらないでいると、なぜか身辺に不幸な事、嫌な事が寄ってくる。
いつも神仏を敬っていると、予想もしない「幸運」が、本当に舞い込んで来るんだ。
俺の人生は、ずっとそんな連続だった。
運を味方につける……とかラッキーとか云うが、常日頃、神仏や守護霊を大切に敬っていると、良い事が起こる。

著者は、つのだじろう完全仕事読本制作委員会です。つのださんへのリスペクト光線が半端ないです。
真夏の一冊としてお薦めです。
私も、神社によくお参りします。
この習慣は、昔読んだつのだじろうさんの本の影響からきております。
幸運が舞い込むような気がしております。
こちらもおすすめです。
