アメリカの副大統領職は、大統領のお飾りで、大統領が死ぬのを待つのが仕事である
バイス(VICE)という映画を見ました。
米国のジョージ・ブッシュ大統領につかえたチェイニー副大統領を描いた作品です。
副大統領職は、大統領のお飾りで、「大統領が死ぬのを待つのが仕事」とまで言われていました。
後に、ラムズフェルト国防長官と共に
9.11事件後にイラク戦争に導くことになります。
「史上最高の権力を持った副大統領」と言われました。
若きチェイニーは、名門イェール大学に入学するのですが、酒浸りの毎日で大学の講義をろくすっぽ受けずに退学となります。
しかしチェイニーには、恋人リンがいました。
飲酒運転や酒場での喧嘩で逮捕されましたが、リンに叱責されてどん底からの復活を果たします。
妻になったリンの内助の功で、共和党の政策秘書的な職に就き、大統領首席補佐官、下院議員、国防長官、副大統領まで上り詰めていきます。
映画では、
ニクソン大統領、
フォード大統領、
キッシンジャー国務長官、
カーター大統領など
我々世代では、懐かしい映像が出てきて楽しめます。

おいおい公衆衛生と何の関係があるのかと、疑問を抱く方もいるかもしれません。
大学を退学して、チェイニーはいったん仕事に就きました。
電信柱に登って作業をしている時に、
「落ちたぞー」との声がします。
地面にたたきつけられた同僚は、脊髄損傷となって両足が外側に開いたままで動かせません。
もちろんハーネスは着けていません。
主任らしき人物が、「こいつをさっさとかたづけて、町に行って替わりの者を連れてこいっ!」と叫びました。
主任に、何かを言いたそうなチェイニー。
でも言えない……。
これを見ると、昔の米国も安全衛生はよくなかったのだと思いました。
このシーンを見るだけでも元をとれます。
なーんてね。全編面白くて、おすすめします。
ラムズフェルドの人生訓もおすすめです。
牧野伸顕伯爵の人生は、neigeさんの記事に紹介されており、おすすめです。
