高校受験で第一志望に落ちた娘が、早稲田合格をつかむまで|母の子育てとライター復帰の記録
子どもの受験を見守ることは、親にとっても大きな挑戦でした。
「失敗しても大丈夫」そう思ってはいたけれど、忍耐も必要でした。
これは、高校受験で第一志望に落ちた娘が、大学受験で早稲田合格をつかむまでの母としての葛藤と、ライターとして再び歩み出すまでの記録です。
この記事は「子育てライターが、2年休んで気づいたこと」シリーズの第2話です。
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第一志望に届かなかった高校受験と“受験サポート”の日々
中学生の頃、長女には憧れの高校がありました。
実際に何度も学校見学に行って、
「ここに行きたいなあ」
とよく話していたのに、結果は不合格。
私の前では平然を装っていた彼女。
でも、布団の中で一人泣いていたことを、ずっと後になってから知りました。
母としてできるのは、ただそばで寄り添うこと。
受験サポートといっても、特別なことではなく、毎日の声かけや、普段通りのご飯、静かに話を聞くこと。
その積み重ねが、子どもの心を守るのだと実感しました。
あきらめずに挑んだ大学受験――“早稲田合格”までの3年間
高校生活では、その悔しさを胸に、長女はコツコツ努力を続けました。
無理をしすぎず、でも自分のペースで歩みを止めなかった。
そして迎えた大学受験。
小学生の頃から憧れていた第一志望――早稲田大学。
スマホで合格を確認した彼女は、階段をだだだだっと駆け下りてきて、
「合格した!!!」
と私に報告。
私はその足音を聞いた瞬間、なんとなく合格の予感はしていた。
だって、足音が嬉しそうだったから。
二人でスマホの画面を何度も見返し、何度も確認して。
高校受験のときはあんなに平常心を装っていた彼女が、大学合格の喜びを爆発させたのが、ちょっと意外で、すごく嬉しかった。
子育てを通して、私が“言葉”と向き合い直した理由
「頑張ってるね」がプレッシャーになるときもある。
「大丈夫」なんて気休めにもならない日もある。
言葉が必要ないときもある。
ただ、そっと見守ることしかできないときもある。
だって、彼女は――
これ以上ないくらい、本当にがんばっていたから。
私が思うのは、彼女だけじゃなくて、
今の子どもたちは、本当にみんなよくがんばっている
ってこと。
生きて、ご飯食べて、笑って。
ただそれだけでも、十分すぎるくらい立派だって、私は思う。
だから、親にできるのは、子どもの可能性を信じて、
「失敗してもいい」
「泣いてもいい」
と、心から思うこと。
そんなときは、子ども自身が
「次はどうしたらいいのかな?」
と考えて、行動していけるよう、親はただ見守るだけでいいと思う。
この3年間の子育てと受験サポートを通じて、私は「言葉の重み」を改めて感じました。
子どもたちを見守る時間が、私にとって“伝える力”を育て直すブランク期間だったのです。
ライター復帰を後押ししてくれたのは、子どもたちの姿
ライターとしてのブランクは、正直に言うと不安でした。
「もう戻れないかもしれない…」
「もう書けないかもしれない…」
そんな思いも抱えていました。
でも。
実は、子どもたちと過ごす時間は、「言葉」と向き合う大切な時間だったのです。
どんな言葉が人の心を傷つけ、どんな言葉がそっと背中を押すのか。
励ますつもりが負担になることもある。
でも、黙ってただ寄り添うだけで、救われることもある。
子どものそばにいた時間が、私に“伝えることの本質”を教えてくれました。
そして、子どもたちが挑戦する姿を間近で見て、私自身もまたライターという仕事に挑戦してみたくなったのです。
「失敗しても大丈夫」
「また挑戦すればいい」
そう思えるからこそ、私も再び“書く仕事”を続けていこうと決意できたのです。
読者へのメッセージ
もし今、あなたが子育てや介護、あるいは自分の事情で立ち止まっているなら。
そのブランクは、決して無駄ではありません。
むしろ、「あなたにしか書けない言葉」を育てている時間だと、私は信じています。
大丈夫。
私もライター復帰の一歩を踏み出したところです。
一緒に、また前に進んでいきましょう。
この記事は、「子育てライターが、2年休んで気づいたこと」シリーズの第2話です。
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