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高校受験体験記|不合格は、親も傷つく

子どもが不合格になったとき、親の私はどう感じていたのか。
普通でいようとしながら、実は、静かに傷ついていたこと。

これは、不合格と回復の三部作。
まずは「親の回復編」から、書き残しておこうと思います。


この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ番外編 ⑦ です。
▼前回は、こちら


我が家には、第一志望落ちるジンクスがあった

長男が、第一志望校に合格して、落ち着いたころ。

長男は、こんなことを言った。

「俺、もしかして、落ちるかもしれないって思ったんだよね。
だって、うちって、高校受験は第一志望落ちるジンクスがあるから。」

これは、私も感じていた。
私も、ちょっと不安だった。

長女も、次女も、高校受験では第一志望に届かなかった。

私は、そのとき、親としてどう感じていたのか。
今回は、そのときの私の気持ちを書いておこうと思う。


不合格だった日のこと

長女のとき。
次女のとき。

詳しくは別の記事で書くけれど、次女のケースは少し特殊だった。
だから今回は、長女のときの話を書く。

長女が、不合格になったとき。

私は、泣いた。

「悔しい」という気持ちではなく、ただ、心が傷ついた。

「あんなにがんばったのに…。報われないないなんて…。」

その気持ちが大きかった。

それと同時に、合格した子たちのことを思った。
いったい、どれほどの努力を重ねたのだろう。

報われなかったという感覚と、合格した子のすごさ。
その両方を、いっぺんに突きつけられた。


希望が叶わなかった子のケア

長女は、私の前では泣かなかった。
(あとから知ったけれど、布団の中では泣いていたらしい。)

だから、私は、普段通りに振る舞った。

笑顔で。
声は明るく。
いつも通りに。

「長女のゴールは、早稲田大学だよね。大丈夫、大丈夫。」

そう言いながら、私自身にも言い聞かせていた。

でも。

気を抜くと、目から涙が溢れてくる。
長女の前でも。
(これまでも、子どもたちの前で、私はけっこう泣いています。)

子どもの前では泣かないほうがいいのかもしれない。
そう思いながら、私は自分の感情をおさえられなかった。

長女は、そんな私を気づかないふりをしてくれた。


心の回復には、時間がかかった

実は、私が泣いたのは、あの日だけではなかった。

長女がいない車の中でも、たくさん泣いた。

そこには長男がいたけれど。
いつも何も言わず、そっと泣かせてくれた。

涙が落ち着くまで、2週間ほどかかった。

そこから、少しずつ心が穏やかになっていって。
高校の入学式の頃、やっと平常心に近づいた。

私が「回復した」と思えたのは、長女が高校生活を楽しんでいる姿を見たときだった。

「〇〇ちゃんと一緒に帰ってきた」
「学校の小テストで満点だったよ!」

そんな長女の姿が、嬉しかった。

不合格は、消えない。
なかったことにはならない。

でも、私はあの時間を通ってきた。

落ちたあとの時間を、知った。
不合格は、親も傷つく。

そんなことを、今、感じている。


 この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ番外編 ⑦ でした。
▶次回、⑧は こちら
▶①は、こちら


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▼このシリーズの全体像はこちら



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