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高校受験体験記|AIは数学の証明を採点できる?

「証明問題の答え合わせを、AIにやってもらってるんだよね」
中3の長男のひと言に、思わず驚いた。
AIは数学の証明を採点できるのか?
親として感じた、今どき中学生のAIとの距離感を、静かに書き留めてみた。


この記事は 「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ第33話です。
▼前回はこちら


長男のAIの使い方に、ちょっと驚いた


「証明問題の答え合わせを、AIにやってもらってるんだよね」


ある日、長男がさらっとそう言ってきた。

え?!

数学の証明問題って、難しい文章を書くやつだよね?
たまに部分点がもらえるやつ。

数学に詳しくないから、「中学生の証明問題とは?」で検索してみた。

中学生の数学の証明問題とは、「ある事柄が正しい」という主張(結論)を、「すでに正しいと分かっている事実(仮定や定理)」を根拠にして、筋道を立てて文章で説明する問題です。



ほう。
なるほど。

つまり長男は、自分が書いたその“文章の証明”を、AIに見せている、ってことだね。

今の中学生、すごいな!
こんなことにまでAIを使っているのか。

改めて、AIの使い方って、本当に人それぞれなんだな、と感じた。


AIって、数学の証明は採点できるか聞いてみた

本当に証明の採点ができるのか。

気になった私は、チャッピーに聞いてみた。
チャッピーはこう答えた。

結論から言うね。

できる。かなりできる。
ただし、 「学校の先生と同じ採点」ではない。



やっぱり、できるんだ。

でも、「学校の先生と同じ採点」ではない、っていうのも、気になる。


AIは「添削」に近いことができる、らしい

チャッピーの説明を聞いて、いちばん腑に落ちたのは、採点というより、添削に近いという点だった。

たとえば。

論理が通っているかどうか。
前提から結論まで、きちんと一本の道になっているか。
飛躍しているところはないか。


こういうチェックは、かなり得意みたい。

たしかに、私が文章を見てもらうときも、
「ここ、話が飛んでない?」
「この一文、前とつながってる?」

そんなところを確認してもらっている。
これと、すごく似ている気がした。

別の書き方はないか。
他の考え方はできないか。
途中で、使っていない前提はないか。


そういう「違和感」を指摘するのも、AIは得意なんだって。

自分で見直すより、時間はかからなそうだし、見落としが減りそうだ。

チャッピーに聞いて、思った。

これ、答えをもらう道具じゃない。
考え方を整えるための道具なんだ。

私が文章を書くときにしていることを、長男は、数学の証明でやっている。
そういうことなんだと思う。


できないこともある、らしい

もちろん、できないこともあるらしい。

できないことって、こんなこと。

学校ごとの採点基準
部分点がどこで何点はいるか。
模範解答とどれくらい一致しているか。

たしかに、これはもう、人間の領域だよね。
先生や採点者の判断に委ねられる部分。

AIは、そこまでは決められない。
だから「これで何点ですか?」には、答えられない。

でも、「ここは減点されそうかも」そんな指摘は、してくれる。

なるほどね。
できることと、できないこと。

それをわかった上で使うのが、大事なんだろうな。


長男はこう使っているらしい

長男の使い方は、こんな感じらしい。

① まず、自分で証明を解く

② 解答の写真をチャッピーに送る
・論理は通っていますか?
・飛躍している部分はありますか?
・減点されそうな表現はどこですか?

こんなことを聞いているみたい。

③ 指摘されたところを見直す


へぇぇぇぇぇ。
AIの使い方を、ちゃんと自分なりに工夫しているんだな、と感じた。

長男、すごいな。
証明の練習としても、本人の考え方を整理する、という意味でも、なかなか良い使い方だと思っている。


おわりに|今の中学生って、すごいな

まずは、自分で解く。
そのうえで、自分の答えが論理的に合っているかを確認する。

AIを使っても、考えるのは結局、本人。

そこは、しっかり押さえている。

こんなふうに、さらっとAIを使いこなしている今の中学生って、すごいなと思う。
きっと、今の子たちは、私が思っている以上に、日常の中にAIを溶け込ませているんだろう。

今日もまたひとつ、子どもから教えられました。


この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ第33話でした。
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