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高校受験体験記|公立(都立)vs私立|大学進学を前提に何を基準に選べばいい?

高校受験の大きな迷いである「公立(都立)か私立か」。
結局、結論は“子どもが行きたい学校を選べばいい”。
一般受験・推薦・内部進学。それぞれの違いと、我が家の経験を交えながら、家庭ごとの正解の参考になればと思います。


この記事は 「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ第4話です。
▼前回はこちら


公立 (都立)vs 私立は、“永遠のテーマ”

高校受験の永遠のテーマ、

「公立(都立)がいい? 私立がいい?」

という、この大きな問い。
今回は、このテーマで綴っていこうと思います。

この話題がいつも出てくる理由は、やっぱり「お金」まわりの不安が大きいから、ですよね。

でも最近は、東京都をはじめとして、「私立授業料の実質無償化」の流れが広がってきました。

そのおかげで、 私立でも“選択肢として身近”に感じられるご家庭も多いはず。
ちょっとここで軽く私立授業料無料化に触れましょう。

私立授業料無償化で、選択肢が広がった話(東京都の例)

東京都は特に支援が手厚くて、授業料については
● 国からの支援
● 東京都からの支援

この2つがあることで、授業料そのものは、ほぼ負担がなくなる家庭が多いのが特徴です。
※国からの支援(就学支援金)は、全国の私立高校に適用されています。
(所得制限は、事実上 “撤廃に近い形” へと拡充されつつあります) 

ただし、ここで1つだけ大事なポイントがあります。

無償化の対象は「授業料」だけ。

入学金・施設費・教材費・修学旅行の積立金などは、これまで通り家庭での負担となります。
そこは、公立より費用がかかります。

それでも、授業料という大きな部分が軽くなることで、
「私立もいいかもしれないな」
「付属校も視野に入るかも」
という後押しになっているのはたしかです。

さて、ここからが本題です。

「公立(都立)がいい? 私立がいい?」に戻りましょう。

この問いに対する私の結論は、前回と同じです。

子どもが“行きたい”と思った学校を第一志望にする。

これに尽きます。

なので、都立でも私立でもどちらでもOKです。
都立でも私立でも、どちらもそれぞれの良さやメリットがあります。

ここからは、大学進学を前提にしたときの

● 都立に進んだ場合
● 私立に進んだ場合

この2つの“メリットの違い”を整理していきます。
では、早速みていきましょう。

ケース1|一般受験希望:都立(公立)+塾がコスパ◎

大学受験を一般入試で考えているなら、

「都立(公立)+塾・予備校」
は、コスパ面でとても相性がいい選択肢だと思っています。

ここが、都立校のいちばんの強み。

一般受験を視野に入れた場合、多くの子が高校2〜3年生で塾や予備校に通い始めます。

特に、
● 現役で受かりたい
● 浪人はしたくない

というタイプの子の多くは、塾を活用する印象です。

学費が抑えられるから、“大学受験への投資”に回せる

都立の大きなメリットは、やっぱり 学費が抑えられること

ここで、ちょっとリアルな話をすると……
大学受験の塾・予備校代は、高校受験よりはるかに高い!

さらに、一般受験ではこんな費用も発生します。

● 出願費用:1校(1学部)につき 2〜3万円ほど
● 滑り止め校の入学金:約20万円ほど
※数字はあくまで目安です。学校によって変わります。

こうした費用は、想像以上に積み重なります。
だからこそ、
学費を抑えられる都立は、塾や受験費用に“投資しやすい”環境です。

ケース2|指定校推薦希望:私立|サポートが手厚い

部活や課外活動も楽しみたいし、できれば「一般受験ではなく、推薦で進みたい」という子は、私立高校と相性がいいと感じています。

なぜなら、私立は日々のサポートがとても手厚いから。
ここが、私立の大きな魅力です。

ただしひとつだけ注意点があります。

その高校が持っている指定校推薦枠は、高校3年生の夏頃に正式にわかるということ。

入学前に見た推薦枠が、3年後には変更されている可能性もあります。
ここは、ぜひ知っておいてください。

学校独自のサポートが多いから、日々の積み重ねがしやすい

私立は、それぞれの学校ごとに独自のサポート体制があります。

たとえば、こんな感じです。

● 小テストや課題がしっかりある
● 生活指導やメンタルサポートが丁寧
● 進路相談の頻度が多い
● 英検などの検定を受けるように促してくれる

このように、日々の積み重ねをする仕組みが整っています。

そのおかげで、コツコツ型の子は評定が維持しやすく、部活との両立もスムーズになりやすい。

「部活もしっかりやりたい」
「本番の一発勝負が苦手」
というタイプの子にとって、こういう環境は大きな味方になります。

補足|私立=指定校推薦というわけではありません

念のため補足すると、

● 私立からも一般受験をする子はたくさんいます。
● 指定校推薦と一般受験を両方準備している子もいます。

「私立=推薦だけ」ではないので、高校に入ってからどうするかを考えるのもありです。

ケース3|内部進学希望:私立|そのまま大学へ

もうひとつの大きな選択肢が、「内部進学(大学付属校)」です。

これは、
● 一般受験はしたくない
● 興味のある学びや活動に時間を使いたい

そんな子と、とても相性がいい進路です。
まさに、我が家の長男がこのタイプです。

受験に振り回されず、好きな学びに時間を使える

大学付属校のメリットは、大きく3つあります。
長男も、この3つを理由に付属校を第一志望にしています。

【メリット1】大学受験がない
 これが、長男が付属校を志望している いちばん大きな理由です。
 姉たちの大学受験をそばで見ていて、
「大学受験って、こんなに大変なんだ……」
と感じたようです。

【メリット2】自分の好きな学びに時間を使える
 受験勉強をしなくていいぶん、興味のあることに、落ち着いて時間を使える。
 
部活や探究活動、趣味、英語、音楽など……
「高校生活そのものを楽しむ時間」が確保しやすいのも魅力です。

【メリット3】塾代が不要
 
一般受験をしないため、塾代・予備校代・出願費用・滑り止め校の入学金……
 こうした費用がほとんどかかりません。
 これも、付属校という選択肢の大きな後押しになりました。
 ※おそらく、多少はかかると思いますが、一般入試よりはぐっと少ないはず。


そして、正直に言うと……

受験のハラハラドキドキを、少しでも減らしたいという私の気持ちもあります(笑)

受験って受験って……
やっぱり、親も子も神経を使いますよね。
付属校は、その“圧”をひとつ減らしてくれる進路だと感じています。

まとめ|公立(都立)でも私立でも、どっちを選んでもOK

「公立(都立)がいい? 私立がいい?」

この問いの答えは、結局これに尽きます。

子どもが“行きたい”と思った学校を第一志望にする。

その子が選んだ学校なら、公立でも私立でも、どちらでもOK。

そして、親が心にちょっと留めておきたいのは……

受験は、思い通りにならないこともある。

どんなに準備しても、
どんなに熱望しても、

うまくいかないことはある。

だからこそ、私自身は、その「思い通りにならない」も心に留めつつ、穏やかに受験に挑みたいと思います。
(挑むのは、長男だけどね。笑)


 この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ第4話でした。
▶次回、第5話は こちら
▶第1話は こちら


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