大学受験体験記|震えながら帰ってきた次女。努力の結果は、少し遅れてやってくる
模試の自己採点を終えた次女が、震えながら帰ってきた。
「前回より、100点上がった……」
努力しても、結果はすぐには表れない。
それでも続けた先で、少し遅れて結果がやってくることがある。
今回の模試で、次女はそれを自分の体で知ったようです。
この記事は 「葉月家×大学受験プロジェクト|次女編」シリーズ第27話です。
▼前回は、こちら
「前回より100点上がった……」
「ただいま……」
玄関から聞こえた次女の声は、明らかに沈んでいた。
……これは、ダメだったな。
私は、次女が泣いて帰ってくることを予想して、少しだけ覚悟した。
すると、次女が震えながら言った。
「お母さん……やばい。前回より100点上がった……」
……え?
「本当かどうかわからなくて、手も足も震えてる。どうしよう……」
落ち込んでいたんじゃないんかい(笑)
次女は、模試のあと、家では自己採点をしない。
悪かったら泣いてしまうから。
だから、一人で気持ちを落ち着かせられる場所で自己採点をする。
今回の場所は、モス。
コーラを飲みながら、静かに自己採点をしたらしい。
そして。
思っていた以上に点数が上がっていて、うれしいより先に、怖くなったらしい。
本当に合っているのかな?
採点を間違えていないかな?
そんな想いも抱えて、家に帰るまで、事故を起こさないように、必死で震えを抑えていたんだって(笑)
すべての模試を書いているわけではない
以前、模試で大泣きして帰ってきた次女のことを書いた。
▼詳しくはこちら
実は。
あれからも、次女は2回ほど模試を受けている。
だけど、すべてを記事にしているわけではなくて。
今回は、どうしても書き残しておきたい模試だった。
こんなに勉強したのに、結果が出ない
4月の模試のとき。
次女は、たくさん勉強をしていた。
本人も、
「今回は、けっこう勉強した。だから点数が上がってくれると嬉しい。」
と話していた。
だからこそ、思うような点数が取れなかったことが、悔しかったのだろう。
勉強って、すぐ結果に表れるものではない。
私は、これまでの子どもたちの受験を通して、それを知っている。
けっこう前の記事でもこんなことを書いている。
模試の成績も、実は1年に1回しか上昇しない。
「右肩上がりの成績アップ」なんて存在しない。
少なくても、私や我が子たちにはない。
塾で統計をとっても、やっぱりそうなんだって。
スポーツも同じ。
技ができるようになるのに半年かかる、なんて当たり前の世界。
だから子どもたちに、小さいころから言ってきた。
「結果が出るまで、1年かかるからね。それまで楽しんでいこうね。」
もちろん、模試の点数が1年間まったく上がらない、という意味ではなくて。
「大きく伸びた」と実感できるタイミングは、そんなに何度も訪れない、ってこと。
だから私は、4月の模試で結果が出なかったときも、
「今やっている勉強が、まだ点数に表れていないだけだよ」
と次女に伝えた。
でも。
人から言われて理解することと、自分で経験して気づくことは、きっと違う。
次女が本当の意味で、
「勉強の結果は、すぐには表れない」
と気づいたのは、今回の模試だったのだろう。
結果は、少し遅れてやってくる
4月の模試から、約2カ月。
今回、ようやく大きく点数が伸びた次女。
「勉強って、やったらすぐに結果が出るわけじゃないんだね。
時間差で出てくるんだね。今回、それを実感した。あの時がんばってよかった。」
次女よ。
それに気がついてくれて、母は嬉しい。
それに気づくまで、勉強を続けてくれて、母は嬉しい。
努力は、した瞬間に結果へ変わるわけではない。
覚えたことが定着して。
バラバラだった知識がつながって。
問題を解く力として使えるようになって。
そこまでいくのには、やっぱり時間はかかる。
結果が出ない時間は、何も積み上がっていない時間ではない。
外からは見えなくても。
内側では、少しずつ学力が育っている。
「勉強が楽しい!」
「勉強が楽しい!」
ここ数日、何度も口にしている(笑)
そうだよね。
結果が出ると、やっぱり嬉しいよね。
でも、きっとそれだけではない。
わからなかったことが、わかるようになる。
バラバラだった知識が、つながっていく。
そして。
勉強したことが、あとから結果につながる。
その感覚を自分でつかみ始めたから、楽しいんじゃないかな。
努力しても、すぐに結果が出ないことは多い。
それでも続けた先で、点と点がつながる瞬間がある。
次女は今、それを自分の体で知り始めている。
この記事は 「葉月家×大学受験プロジェクト|次女編」シリーズ第27話でした。
▶次回、第28話は こちら
▶第1話はこちら
「これ、ちょっと聞いてみたい」があれば、質問箱からお気軽にどうぞ。※匿名で質問できます。
我が家の経験でお答えできることなら、ゆるっと回答します。
最後までお読みくださり、本当にありがとうございます!
またお越しいただけると嬉しいです。
