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大学受験体験記|「メンタルが弱い子はダメ?」長女の言葉で確信したこと

「私、メンタル弱いんだよね。」

そう言いながら、次女は今日も塾に向かっている。
不安そうな顔で、ときどき弱音を吐きながら。

でも、やめない。
そんな姿を見ていて、私はひとつ、思ったことがある。


この記事は 「葉月家×大学受験プロジェクト|次女編」シリーズ第10話です。
▼前回は、こちら


次女はメンタルが弱いとは思っていない

まず、最初に。

私は、次女を「メンタルが弱い」とは思っていない。

なぜそう思うのかというと。
次女は、小さいころから、泣きながらでも自分のやりたいことをやりきってきた子だから。

たとえば、工作。
思い通りの作品にならないと、すぐに泣く。

「お手伝いするから、もう一度作ろうよ。」

私がそう声をかけても、

「やだ。自分でする。」

と、頑として自分ひとりでやり直す。
泣きながら、何度も。

そして最後は、涙と一緒に笑顔で完成させる。

それが、次女のやり方だった。

だから私は、それを「弱さ」ではなく、「強さ」だと思っている。 


本人いわく「お豆腐メンタル」らしい

一方の次女。

本人いわく、「お豆腐メンタル」らしい。

模試前は、1週間前から不安が顔を出しはじめる。
食欲が落ちて、胃が痛くなって、お腹をくだす。

見ているこちらが心配になるくらい、わかりやすく反応する。

「はぁぁぁ……あと1週間で模試だ。。大丈夫かな……点数伸びているかな……」

そんな弱気な言葉も、毎日こぼれてくる。


次女が長女に相談していた

そんな、模試前のある日。

私が、お皿を洗っていると、次女が長女に話しかけていた。

「私、模試前すごく緊張する。長女ちゃんはメンタル強いよね?模試って緊張しない?」

「う~ん、あまり緊張はしないかな。もし、この模試でダメでも、それで不合格ってわけではないから。」

……なるほど。

私は、その会話をこっそり聞いていた。

こういう悩みって、私より長女のほうが話しやすいのだろう。
私はどうしても、“大人の話”をしてしまう。

一方の長女は、つい最近まで同じ立場にいた人。
先輩に、ちょっとアドバイスもらう。

そんな距離感が、ふたりにはある。 


長女の言葉が残った

次女は、さらに聞いた。

「私みたいに緊張しいの人でも大丈夫なの?」

長女は、少し考えてから、こう答えた。 

大丈夫だよ。メンタルが弱いって悪いわけじゃないから。
よくないのは、緊張しすぎてゲームとか勉強しないとか、勉強以外に逃げちゃうこと。
別にメンタル弱くてもいいんだよ。
それで泣きながら勉強すればいいわけだし。
次女ちゃんは、それでも毎日ちゃんと勉強しているでしょ。
それでいいんだよ。
模試は、今の力100%出すことを目指して、受ければいいんだよ。


たしかに。

「メンタルが弱い」って、悪いことじゃない。

模試前に、食欲がなくなっても、胃が痛くなっても、弱音を吐いたっていい。

泣いてもいい。

そんな自分から逃げないで、今できることをやる。

心が不安定で、思うように進まない日があっても。
それでも、前に進もうとしているなら。

それは、合格に近づく努力になっている。

長女よ。

素敵な言葉をありがとう。


次女は“メンタルが強い”と思っている

今。

次女は「私、お豆腐メンタルで……」と言いながら、毎日塾に通っている。
不安そうな顔で、ときどき弱音を吐きながら。

でも。

それでもやめない。
それを見ていて、私は思う。

これも“強さ”なんだと。

そして。
今回、素敵な言葉をくれた長女。

たしかに、あの言葉は次女にとって大きな支えになっていると思う。

でも、実は。

長女のように「緊張しないこと」にも、母として感じていたことがある。
その話は、また次で書いていきたいと思います。


この記事は 「葉月家×大学受験プロジェクト|次女編」シリーズ第10話でした。
▶次回、第11話は こちら
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