大学受験体験記|「メンタルが弱い子はダメ?」長女の言葉で確信したこと
「私、メンタル弱いんだよね。」
そう言いながら、次女は今日も塾に向かっている。
不安そうな顔で、ときどき弱音を吐きながら。
でも、やめない。
そんな姿を見ていて、私はひとつ、思ったことがある。
この記事は 「葉月家×大学受験プロジェクト|次女編」シリーズ第10話です。
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次女はメンタルが弱いとは思っていない
まず、最初に。
私は、次女を「メンタルが弱い」とは思っていない。
なぜそう思うのかというと。
次女は、小さいころから、泣きながらでも自分のやりたいことをやりきってきた子だから。
たとえば、工作。
思い通りの作品にならないと、すぐに泣く。
「お手伝いするから、もう一度作ろうよ。」
私がそう声をかけても、
「やだ。自分でする。」
と、頑として自分ひとりでやり直す。
泣きながら、何度も。
そして最後は、涙と一緒に笑顔で完成させる。
それが、次女のやり方だった。
だから私は、それを「弱さ」ではなく、「強さ」だと思っている。
本人いわく「お豆腐メンタル」らしい
一方の次女。
本人いわく、「お豆腐メンタル」らしい。
模試前は、1週間前から不安が顔を出しはじめる。
食欲が落ちて、胃が痛くなって、お腹をくだす。
見ているこちらが心配になるくらい、わかりやすく反応する。
「はぁぁぁ……あと1週間で模試だ。。大丈夫かな……点数伸びているかな……」
そんな弱気な言葉も、毎日こぼれてくる。
次女が長女に相談していた
そんな、模試前のある日。
私が、お皿を洗っていると、次女が長女に話しかけていた。
「私、模試前すごく緊張する。長女ちゃんはメンタル強いよね?模試って緊張しない?」
「う~ん、あまり緊張はしないかな。もし、この模試でダメでも、それで不合格ってわけではないから。」
……なるほど。
私は、その会話をこっそり聞いていた。
こういう悩みって、私より長女のほうが話しやすいのだろう。
私はどうしても、“大人の話”をしてしまう。
一方の長女は、つい最近まで同じ立場にいた人。
先輩に、ちょっとアドバイスもらう。
そんな距離感が、ふたりにはある。
長女の言葉が残った
次女は、さらに聞いた。
「私みたいに緊張しいの人でも大丈夫なの?」
長女は、少し考えてから、こう答えた。
大丈夫だよ。メンタルが弱いって悪いわけじゃないから。
よくないのは、緊張しすぎてゲームとか勉強しないとか、勉強以外に逃げちゃうこと。
別にメンタル弱くてもいいんだよ。
それで泣きながら勉強すればいいわけだし。
次女ちゃんは、それでも毎日ちゃんと勉強しているでしょ。
それでいいんだよ。
模試は、今の力100%出すことを目指して、受ければいいんだよ。
たしかに。
「メンタルが弱い」って、悪いことじゃない。
模試前に、食欲がなくなっても、胃が痛くなっても、弱音を吐いたっていい。
泣いてもいい。
そんな自分から逃げないで、今できることをやる。
心が不安定で、思うように進まない日があっても。
それでも、前に進もうとしているなら。
それは、合格に近づく努力になっている。
長女よ。
素敵な言葉をありがとう。
次女は“メンタルが強い”と思っている
今。
次女は「私、お豆腐メンタルで……」と言いながら、毎日塾に通っている。
不安そうな顔で、ときどき弱音を吐きながら。
でも。
それでもやめない。
それを見ていて、私は思う。
これも“強さ”なんだと。
そして。
今回、素敵な言葉をくれた長女。
たしかに、あの言葉は次女にとって大きな支えになっていると思う。
でも、実は。
長女のように「緊張しないこと」にも、母として感じていたことがある。
その話は、また次で書いていきたいと思います。
この記事は 「葉月家×大学受験プロジェクト|次女編」シリーズ第10話でした。
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