高校受験体験記|併願優遇とは?“受験の不安”を軽くする方法
東京都の高校受験で欠かせない「併願優遇」。
内申点や検定の基準など、仕組みが複雑に見える制度ですが、実は ポイントだけ押さえれば ぐっと理解しやすくなります。
この記事では、併願優遇の基本と“どう決めるか”、そして中1〜中2から準備しておくと安心なことを、初めての方にもわかりやすく解説します。
この記事は 「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ第9話です。
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併願優遇と出会った日の衝撃
「併願優遇」
なんて素敵な言葉なんだろう(笑)
これは、東京都特有の“私立と都立が共存するため”の仕組みらしい。
いつから始まったのか、正式な記録は見つからず。
調べても、ChatGPTに聞いても「徐々に広がったっぽい」という曖昧な結論に落ち着いた。
でも、その背景を知ると納得する。
東京都は、全国でも珍しい
「都立の倍率が高い × 私立の選択肢が多すぎる」という特殊な地域。
だからこそ、
● 都立を受ける子
● 私立を第一志望にする子
● 併願で“安全校”を確保したい子
この全部を受け止めるために、私立高校が“併願優遇”という仕組みを発展させてきたらしい。
……なるほどね。勉強になるね。
で、話を戻そう(笑)
長女の高校受験のとき、私が初めて「併願優遇」という言葉を聞いた瞬間のインパクトはすごかった。
併願優遇=内申点が基準を満たせば、ほぼ合格。
(もちろん学校によって“絶対”ではない。ここは後で詳しく書くね。)
「入試の日、受験しに行くだけで“ほぼ合格”ってどういうこと!?」
「テストの点数は関係ないの?」
って、本気でびっくりした。
※注意※ただし0点とかはダメだよ。ある程度ちゃんと問題を解こう。
で。
1校でも“ほぼ確実に合格できる場所”があるって、親も子どもも心の支えが本当に違う。
その安心を土台に、第一志望に向かってチャレンジできるって……
最高だよね!
そもそも併願優遇とは?
では、ここから本題に入りましょう。
「併願優遇とは?」をひと言でまとめると、
内申点(成績)が基準を満たしていれば“合格の可能性がぐっと上がる”制度。
受験当日の点数だけで決まるのではなく、
中学校での成績+学校が定める条件
を満たしていると優遇される仕組みです。
その結果として、
● “ほぼ確約”に近い学校
● “当日の得点が基準を満たせば合格”という学校
大きく分けてこの2タイプが存在します。
どちらも「安心」には変わりないのですが、学校ごとにルールがぜんぜん違うのがポイントです。
併願優遇の基本基準(ざっくり)
ここでは、本当にざっくりまとめています。
※「ここを併願優遇にしたい」という学校は、しっかり調べる&学校説明会へ参加するなどしましょう。
【内申点の基準】
高校が決めた点数をクリアしていること。
例)5教科で“22以上”
「5教科で“22以上”」とは、国・数・英・理・社の成績が22以上という意味。
イメージとしては、
国語5・数学4・英語5・理科4・社会4
こんな感じです。
【出席日数】
欠席・遅刻・早退が多すぎると不可、という学校もある。
例)欠席が1年間で10日以内 など
【検定(英検・漢検・数検)の加点】
内申点がちょっと足りない時、検定合格で“加点してくれる学校”もある。
例)英検準2級取得で、内申点+1点
これ、本当にありがたい制度です。
(後で、中1〜中2から準備しておくメリットを書くね。)
大事なポイント:過信は禁物
併願優遇と聞くと、つい「絶対合格!」みたいなイメージを持ってしまうけれど……
実際は、併願優遇でも落ちることはある。
だからこそ、説明会に行って、学校ごとのルールをしっかり確認することが大事です。
「併願優遇は大丈夫らしいよ〜」と噂だけで判断してしまうと危険です。
逆に、正しい情報を持っていれば、安心×戦略の両方が手に入ります。
併願優遇は“第一志望”を決めてから動く
「併願優遇についてはわかった。
では、いつ頃動き出すのがいいんだろう?」
そう思っている方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、あくまで “我が家の場合” を書いています。
これが絶対ではないので、ひとつの目安として読んでくださいね。
第一志望→併願優遇の順番
我が家では、この順番で動きました。
【ステップ1】第一志望校決定
【ステップ2】併願優遇校を探す
なぜなら、受験の中心は、やはり「第一志望校」だから。
そこに安心してチャレンジできるように、「併願優遇校を探す・決める」という流れになりました。
具体的なスケジュール
具体的には、このようなスケジュールでした。
【中3の一学期頃~】
● 外部模試の結果を見ながら候補を探す
● 塾に相談する
● 「併願優遇候補」をリストアップする
【夏休み~秋】
● 学校説明会へ行く
● 校風・距離・受験日・内申点などの基準を見て、候補を絞る
● 個別相談がある場合は参加する
【仮評定が出た後】
● 内申点が確定
● 併願優遇の基準を満たしているか確認
● ここで正式に併願優遇校を決定!
併願優遇は“最初に決めるもの”ではなく、第一志望を中心として“安心を作る”イメージです。
中1〜中2から準備しておくべきこと
ここまで読むと、
「併願優遇って中3からの話でしょ?」
と思われるかもしれません。
たしかに“本格的に動く”のは中3から。
でも実は……
中1〜中2の積み重ねが、併願優遇の“使いやすさ”をレベルアップする。
検定(英検・漢検・数検)は、早めに取っておくと強い
併願優遇校の中には、英検・漢検・数検の取得で加点してくれる学校がけっこうあります。
だから、中1から計画的に取得しておくと、大きな安心につながります。
※私のおすすめは英検と漢検。
数検は「数学が得意&好き」で余裕があるなら挑戦するのもアリ。
中3になると、模試・塾・学校説明会……と、忙しくなります。
そのため、検定の勉強をする余裕がぐっと減ります。
我が家も、中1から少しずつ検定を取得していきました。
ただ、長女・次女のときは“計画性”が甘かった部分もあり……(反省)。
その経験を活かした長男は、良いペースで英検と漢検をクリア。
やっぱり「計画的に進めるとラク」なんだと実感しています。
検定取得をおすすめする理由
検定を取る最大のメリットは、やっぱり「加点」です。
先ほども書きましたが、検定取得で加点をつけてくれる学校がけっこうあり、
「英検準2級 → +1点」
「漢検3級 → 加点対象」
など、内申点にプラスしてくれる仕組みがあります。
たとえば……
「ここを併願優遇にしたい!
でも、内申点が“あと1点だけ足りない”……」
となった場合。
こんなとき、助けてくれるのが検定の加点。
検定でその1点を補えるなら、併願優遇の対象に入ることができます。
この“1点”が、受験の可能性を大きく広げてくれる。
だから私は、
「中1から検定をとっておくといいよ」
と声を大にして言いたい。
これが、私が中1から検定取得をおすすめする最大の理由です。
まとめ|併願優遇は“安心の土台”
いかがだったでしょうか?
今回は、東京都の併願優遇のざっくりした解説と、中1からおすすめしたい準備についてお伝えしました。
「併願優遇って、複雑で難しい…」
そんなお声も聞きますが、まずは、ざっくり理解で大丈夫です。
併願優遇は、“受験の不安を軽くするための制度”です。
もちろん、過信は禁物。
学校ごとにルールも違うし、絶対合格でもありません。
でも、
「ここなら、ほぼ大丈夫そう」
という学校が1つあるだけで、親にも子どもにも、心の余裕が生まれます。
その余裕が、第一志望に向かってチャレンジする力になります。
併願優遇について、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ第9話でした。
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