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岡山最高を自慢したい:2話「ちょうどいい」じゃない。岡山は、かつて日本最大級の大国だった。晴れの国の正体を、あなたはまだ知らない。

岡山県の人口は約183万人、全国20位。平均年収は全国24位前後。 移住先として毎年上位にランクインする、「ちょうどいい暮らし」の県、と紹介されることが多い。

でも、この県の本当の顔はそこじゃない。

1,500年前、岡山は大和政権と並ぶ「もう一つの日本」だった。

古代の勢力ランキング、岡山は2位

古墳時代(3〜7世紀)の勢力分布を考古学的に推定すると、現在の岡山県を中心とする「吉備国」は、ヤマト政権に次ぐ全国2位の大勢力だったとされる。

順位勢力現在の地域1位大和政権近畿地方2位吉備国 ★岡山県(中心)3位出雲島根県4位筑紫福岡県5位尾張愛知県

鉄器の生産、中国・朝鮮半島との交易、広島県東部にまたがる広大な領域。吉備国は、ただ大きかっただけじゃない。経済力も外交力も持つ、当時の「大国」だったのだ。

その証拠が、今も岡山に眠っている

全国の巨大古墳ベスト10のうち、2基が岡山にある。大阪府以外でこれを達成している地域は、日本に存在しない。

全国古墳ランキング(墳丘長)

🥇 1位 大仙陵古墳(大阪・486m)

🏅 4位 造山古墳(岡山・350m)

🏅 8位 作山古墳(岡山・286m)

そして、もう一つ驚くことがある。

全国4位の古墳に、無料で、行列なしで、登れる。

仁徳天皇陵(1位)も応神天皇陵(2位)も、立ち入りはできない。全国トップクラスの古墳のほとんどが、遠くから眺めるしかない場所だ。 でも造山古墳は違う。墳丘に足を踏み入れ、頂上から景色を見渡せる。約1,500年前、ここに立った人たちと同じ視野に立てる。

入場料なし。観光地のような混雑なし。ガイドブックにも載らない"秘密の大遺跡"が、岡山には静かに存在している。

知識がなければ「ただの山」。でも知れば、別世界が見える

古墳は、予備知識なしだと正直なところ「山」にしか見えない。でもその丘の下に何が眠っているか、誰が葬られているか、なぜここにこんな巨大なものが作られたかを知ってから訪れると、景色が一変する。

ちなみに歴史上の有名な話として、天王山の戦い(山崎の戦い)では、その場にあった古墳の上に陣地が築かれた。本来であれば最も重んじられるべき場所が、戦略的な「高台」として使われてしまった。古墳はそれほど、日常の中に溶け込んでいる。だからこそ、その価値が見えにくい。

岡山

は「ちょうどいい」田舎じゃなく、
歴史の主役が今も生きている土地だ。

移住を考えているなら、気候や利便性だけで選ばないでほしい。その土地の「重さ」も、一緒に持ち帰ってほしい。 岡山にはそれがある。1,500年分の、静かな重さが。

今回はこの辺で、またね

今回はこの辺で、またね。

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改正2026年7月29日

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