ワインは100円。家は7000万。うちの母の金銭感覚がすごい――ケチじゃないのに、貯まる母の節約マインド
うちの両親はアラカンで、7000万円の家を買った。
1500万円分はローンを組んでいる。
この歳まで購入しなかったのは、父方の祖父母と同居していたから。
二世帯住宅で月に12万円は出していたので、家賃代わりの固定費はずっと払っていた。
高卒からフルタイムで働き続けてきた両親。
習い事に留学、大学院まで進んだ金食い一人娘に振り回されながらも、コツコツと貯めてきたらしい。
そして半年ほど前、ようやく念願のマイホームを手に入れた。
娘の私から見ても、母は「ケチではないけど、締めるところはガッツリ締める」まさに堅実家。
今回は、その母の“バランス感覚のいい節約術”を紹介したい。
食材の買い物は週に1回
母の口癖は「スーパーに行ったら無駄なものを買っちゃう」。
だから、「行く頻度を減らす」という単純かつ効果的な戦略をとっている。
週末に車で3軒くらいスーパーをはしごして、1週間分の食材をまとめ買い。
冷凍食品は常に多めにストックしてあるので、冷蔵庫が寂しくなっても飢え死にすることはない。
そのため、金曜あたりには「あるものでなんとかする」系のやりくりレシピが登場することが多い。
さば缶レシピ、とかね。
仕事おわりの至福の一杯は、100円ワイン
仕事終わりの一杯って、なんであんなに美味しいんだろう。
私はビール派(発泡酒)だけど、
母は最近、辛口の白ワイン(パックタイプ:2ℓ880円)を愛飲中。
しかも、ソーダ割り(業務スーパーで1ℓ税込73円の強炭酸水)。
一人で飲めば、一本で10日くらいは余裕でもつ。
炭酸水を10日で2本使ったとしても、一日あたり約100円。
…ワンカップより安い。笑
ちなみに母のお気に入りは、シャンパンかスパークリングワイン。
美味しいつまみと一緒なら、安いパックワインのソーダ割りでも十分満足できるらしい。
週末には、父と二人でスパークリングを開ける。
ちょっと特別な日には、シャンパンも登場。
でも、普段は100円ワイン。
それでも「美味しい」って言いながら、幸せそうに飲んでる母。
使っていない電化製品のコードは、常に抜く
炊飯器・電子レンジ・トースターなど、使うとき以外はこまめにコンセントからコードを抜いている。
使っていなくても「待機電力」はかかるから、チリも積もれば…ってやつだろう。
少額だとしても、30年以上続けてるなら、それなりの金額にはなっているかもしれない。
ちなみに「電気のつけっぱなし」については、私もよく怒られる。
階段とか廊下の電気って、つい忘れるんだよね。
…ま、最近はその母も、よく消し忘れてるけど。歳には勝てないってやつかな。
節約も自分の体調が一番
人って、我慢しすぎたり頑張りすぎたりすると、ストレスになる。
そのストレスが、自分の幸せを損なう一番の敵だってことを、母はちゃんと理解している。
だから本当にしんどい日は、潔く「紙皿・紙コップ・割り箸」を使って、洗い物ゼロにする。
頻度としては月に一度あるかないか。
でも、その“最終兵器”たちは常に家にストックされていて、数百円は「自分を守るための必要経費」なんだと思う。
節約を楽しむ、ポジティブマインド
母の節約は、無理していない。
我慢してストレスを溜めることもない。
むしろ、なりそうになったら自ら工夫して乗り越える術を持っている。
見ていて感心するのは、お得なものでちゃんと「幸せ」を感じていること。
共働きで、世帯年収もそこそこあって、夢のマイホームも手に入れて、
退職後は豪華クルーズ船旅行を楽しもうとしている人たちが、
家では安いパックワイン飲んで「美味しいね」って笑ってる。
私が母の立場だったら、きっと「生活の最低水準」みたいなものを勝手に決めて、
ビールは「生」じゃないと…とか言ってそう。
どこにお金を使うか。
使わなくていいところでは、しっかり財布の紐を締める。
でも、小さな「幸せ」はちゃんと感じられるように、工夫を惜しまない。
パックワインのソーダ割りって、
ご想像の通り、ちょっと「薄い」んだけど、
母曰く、「普段薄いの飲んでるから、外食した時に安いグラスワインでも、濃くて美味しい!って感じられるから一石二鳥〜」らしい。
そのマインドこそが、貯金の秘訣なのかもしれないな、って思う。
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