野草茶を味わい尽くす|ドクダミ+ヨモギ大実験
お茶が好き。
春も夏も秋も冬も
急須に茶葉を入れ、お茶を頂く。
温かいお茶は体も心も温めてくれる。
夏に飲む冷やした緑茶は、火照った体を冷ましてくれる。
季節の手仕事の中でも、お愉しみ度上位にランクインするのが
野草茶作りだ。

数年前まで【雑草】として戦ってきた彼らが実は、
私の暮らしを、身体を、気持ちを支えてくれる存在だったとは。
その節は、大変失礼致しました。
野草を摘んで、乾燥させて、飲んでみる。
野草ならではの癖の強さを感じたら、鉄鍋で乾煎りして再び味を見る。

単体で飲みにくい時は、飲みなれた茶葉とブレンドしてみる。


ドクダミ
ヨモギ
ハトムギ
スギナ
オールスターズ
どうしたらもっと美味しくなるだろう?
こんな風に実験するのが、なんとも愉しい。
今年は新たに仮説を立てて実験を試みた。
乾燥させた野草を「茎」と「葉」に分けて、その違いを感じてみるというもの。
きっと味わいが変わるはず!

下→葉
そんな仮説を立てたのは、こんなことがあったからだ。
昨年、草餅に入れられないヨモギの「茎」の部分を乾燥させてお茶にした。
すると、なんとも美味しいヨモギ茶に仕上がった。
こんなに美味しくて身体に優しいお茶が、身の回りにある野草で作れるなんて!
※ヨモギは特に女性の身体に寄り添ってくれる優しい存在らしい。
すぐに飲み切り、春にヨモギ茶を作ることを愉しみに過ごしていた。
そして今年。
大好きなヨモギ茶をたくさん作りたいと、葉も茎もお茶行きにする。
茎だけだと量がとっても少ないから、葉もたっぷり加えたのだった。
すると・・・
癖が強い💦
思ってた味と違う・・・
愉しみにしてたのに!!!
なんで???
この疑問から、昨年を振り返って導き出したのが
【「茎」と「葉」で味わい違う説】だったのだ。
昨年と変わったことといえば、ブレンドした葉の量しかない。
こんな仮説が浮かび上がったら試さずにはいられない。
すぐにヨモギ茶作り第二弾に取り掛かる。
乾燥させて乾煎りして、「茎」と「葉」に分けて瓶に詰めていく。


立てた仮説は大正解だった。
そしてそれは、ヨモギだけじゃなくドクダミでも立証された。
双方、茎のほうは上品な味わい。
癖が少なく飲みやすい。

茎は少ししかとれない!

葉は個性がしっかり出て、素材そのものをしっかり味わえた。

実はドクダミもヨモギも、そのままではちょっぴり苦手な私。
それを飲みやすくしたいと思い、乾煎りすることを思いついた。
予想的中で、香ばしく一気に美味しいへ格上げされ驚いた。
天才かな。。。
さらに、茎と葉に分けることで、より好みを味を選べるようになった。
天才やな。。。
あぁ愉しい、愉しいぞ!!!
春が来てヨモギの新芽を待つ。
夏の気配を感じて、ドクダミの様子を見に行く。

かわいい蕾

何よりお花が可愛くてねぇ♡

台所の窓辺に飾るるるー
新芽の色やドクダミの可愛らしい花を堪能しながら摘んでくる。
優しく洗って、お気に入りのザルに広げ、ベランダに出す。

毎日「乾いたかなぁ」と様子を見る。

手間も時間もかかる野草茶作りが、私にとっては何とも癒しの時間になっている。
待ったなしでやってくる季節に焦る日も多いのが正直なところだけど、これは今の自分に余裕があるかどうかのバロメーターなのかもしれない。
今、お店に並ぶ梅たちを見て焦っているので
きっと余裕がないのでしょう・・・・・。
季節の手仕事を愉しめるくらいの余裕を持って生きたいなぁ。
春-夏の野草茶大実験、これにて完。
