見出し画像

心の省エネにはフレームワークが有効、でもその活用に必要なものがある

「頭の中がごちゃごちゃで、何から手をつければいいか分からない…」
「考えが次々に飛んで、目の前のタスクに集中できない…」
「真っ白な資料を前に、思考がフリーズしてしまう…」

もしあなたが、このような状態に頻繁に陥り、心のエネルギーをすり減らしているのなら、この記事はあなたなりの仕事術を見つけるきっかけになるかもしれません。

こんにちは、Hibikiです。

前回の記事では、次の3つのお話しをしました。

  1. 「悩む」時間より「試す」時間

  2. 「臨機応変」より「定型化」

  3. 「自力」より「他力」

今回は、「定型化」のお話しをもう少ししたいと思います。

定型化の代表として "フレームワーク" がありますが、あなたの仕事でも使っていますか?

ここで言う"フレームワーク"は、ソフトウェア開発で使用するものではなく、一般的なビジネスで使用する思考術のことです。

基本的にフレームワークは誰でも汎用的に使えるように出来ていますが、その活用には 葛藤や気付きという経験が必要 なのではないかと考えています。

本記事では、私がどのような経験を経てフレームワークという定型化のアプローチを身に付けていったかをお話しします。追体験を通して、私の体験を自分事化し、フレームワーク活用の力としていただければ幸いです。

この記事を読み終える頃には、

「定型化って言われてもどうすれば…」という漠然とした不安が、

「これならできそう」という小さな自信

に変わっているはずです。

【この記事がオススメな人】

✅仕事の定型化ってどうすれば良いか分からない人
✅仕事のやり方が色々あって何が最適か分からなくなっている人
✅フレームワークをちゃんと活用できるようになりたい人

【この記事をオススメしない人】

☑すでに自分なりの型を持っている人
☑フレームワークの活用に興味ない人
☑成長する気ゼロの人

では、あなたなりの「自信を持って仕事をする術」を見つけに行きましょう。



📚️フレームワーク活用に辿り着いた2つの言葉


私たちの業界では普通のことなのですが、新人研修が終わった後、お客様先のプロジェクトに放り込まれます。私の場合は、大手IT企業のプロジェクトに1人でポンっと放り込まれました。周りには、お客様企業の人たちと、私と同様に他社から来たエンジニアだけ。

#さすがに今の時代に、新人だけプロジェクトに放り込まれることはないと思いますけどね。念のため。

疑問も不安も感じていなかったのですが、仕事の仕方なんて誰も教えてくれる環境ではなく、当然の帰結として最初は右も左も分からずドタバタしていました。

🔖1つ目の言葉との出会い

私は本が好きなので、技術書もビジネス書もよく読むのですが、新人の頃に読んだ本の中に、その後の仕事の仕方を変える1つ目の言葉がありました。

"どんな分野でも、何も知らないことはない"

何の本だったか覚えてないですし、正確な表現ではないのですが、その本が言いたかったことは、

"私たちは人生を通して、実は色々なことを学んできている"
"どんな分野でも、全く何も知らないということはない"

ということです。

そんなことはないだろう、と思いますか?

例えば、あなたが非IT系の職業だったとして、

スマホアプリは、サーバと通信してパケットをやり取りしている

ことを知っていますよね?

これは、ITの用語で「クライアント-サーバ型」と呼ばれるアーキテクチャの発展版にあたります。

「そんなこと!?」と思うかもしれませんが、この最初の一歩を知っているのと知らないのでは、大きく違うと思いませんか?

私たちが人生を通して"知っている"ことは、職人からするとほんの基礎の基礎かもしれませんが、それでもその基礎を足場に次に進むことができるはずです。

私はこの言葉に出会ってから、何か新しい仕事をする時に

"自分の経験の中で、この仕事のために応用できることはないだろうか"

と自分の中を探索するようになりました。

そして見つけたのが、前回の記事でも書いた「5W1H」です。

あまりに基本すぎて忘れていたのですが、皆が学校で習うものですね。

そうやって自分の中を探索してみると、

「守破離」
「起承転結」
「PDCA」
etc

など、意外と(?)色々なフレームワークがあることに気付きました。

せっかく長い時間をかけて学校に行き、様々なことを学んだのに、全然活かされてませんね。逆に様々な武器がすでに自分の中にあると気付くきっかけでもありました。

これが、私がフレームワークを "再発見" した瞬間でした。

🔖2つ目の言葉との出会い

もう1つの言葉は、あのアインシュタインの言葉です。

"問題は、それが生じたのと同じ次元では解決できない"

聞いたことありますか?

この言葉だけでは、意味が分かりにくいですね。例を使って説明します。

例えば、あなたが請求書に記載する金額を間違ってしまったとします。

問題 = 請求書の金額を間違える

同じ次元で解決策を考えると、

解決策 = 請求書への金額を間違えないようにする

となります。


…どうでしょう?
問題を裏返ししただけで、解決策になっていないですよね?

では、次にあるべき解決策を見てみましょう。

問題 = 請求書の金額を間違える

→ なぜ、請求金額を間違えた?

→→ 慌てていてチェックを怠ったため

1つ上の次元の問題 = 金額チェックが漏れていた

1つ上の次元の解決策 = 金額チェックを実施する

どうでしょうか?
簡単な例ですが、これなら金額誤りを防止できそうですね。

トヨタはなぜを5回繰り返すという話しもありますので、現実には上の例のように1回ということはないですが、問題を深掘りすることで次元を上げ、上の次元で考えないと役立つ解決策にならない、とアインシュタインは言っているのです。

この言葉に出会い、次元を上げて考えることが習慣になってきた頃に気付いたのです。

"次元を上げて考えると、実は似たような構造の問題が多いな"

"そうか、この構造を汎用的に使えるようにしたものがフレームワークだ"

これが、私がフレームワークを "再発見(2回目)"した瞬間です。

📚️私には2つの経験が必要だった


上で紹介した2つのお話しは、私がフレームワークを活用できるようになるために、必要な経験でした。

1つ目の経験では、

"自分の経験の中で、この仕事のために応用できることはないだろうか"

と考えるようになったことですが、この自分の中を探索するという行為は、フレームワークを活用する上でも必要だと感じています。

フレームワークは星の数ほどあるので、もしかしたら今目の前にある仕事に100%マッチするものがあるかもしれませんし、ないかもしれません。

答えを外に求めてしまうと、フレームワーク検索ばかりして、フレームワークを活用する力の醸成につながらないと思うのです。

自分の中に「これなら応用できそう」というフレームワークがあれば、そのフレームワークの活用を第一に考えるので、使いこなす力もより向上できると考えています。

また、2つ目の経験では、

"次元を上げて考えると、実は似たような構造の問題が多い"

と気付くことで、

問題の構造化 → フレームワーク構築」

の流れが実体験でき、逆に

フレームワーク → 問題への落とし込み」

も同時に腹落ちしました。

フレームワークは表面だけを撫でようと思えば、いくらでも表面的な対応で終わることができます。厄介なのは、本人は出来たつもりになってしまうことですね。

フレームワークを使って問題を解決した自分に酔ってしまい、根本の問題へのアプローチができていないことに気付くのが難しい。

だからこそ、

「①フレームワーク から ②問題 を捉える」アプローチと
「②問題 から ①フレームワーク を導く」アプローチ

の両方を考えてみて、フレームワークの使い方が適切かを検証することが必要なのだと思います。

📚️さいごに


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

追体験を通して、フレームワーク活用のヒントを掴むことができましたか?

今回は、フレームワーク活用に至るまでの私の経験をお話ししましたが、これが唯一の正解だとは思っていません。

きっとあなたには、あなたなりの気付きポイントがあるのだと思います。

本記事を読んだことをきっかけに

"そういえば、私にはこんな経験があって、実はフレームワーク活用に使えるかも"

という発見があれば最高です。

また、その後私が試行錯誤の中で生み出したオリジナルフレームワークの話しも記事にしています。

相手は弊社の社長です… すごくプレッシャーのかかる仕事に対して、私が何を悩み、どういう結果になったのか、ぜひお楽しみください。

https://note.com/hibiki_i/n/nb0d36b4fa51f

今後も、私が実際に使って役立ったと感じた具体的なツールや考え方について紹介していきます。

本記事を読んで「私にも出来るかも」「試してみようかな」と感じていただけたら、ぜひスキやフォローをしていただけると、次の記事を書く大きな励みになります。

よろしくお願いします。


#省エネ
#仕事術
#フレームワーク
#プログラマ
#ソフトウェア開発
#IT
#シゴデキ
#Hibiki

いいなと思ったら応援しよう!