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ストーリー 作り方|絶対に押さえておきたい物語を作る基本要素【完全保存版】


1.ストーリーを作りたいあなたへ

あなたは、下記のような悩みを抱えていないでしょうか?

「面白いストーリーが書きたいけど、どう組み立てればいいのかわからない…」
「キャラ設定はできたけど、物語として展開させられない…」
「最初はよかったのに、途中で話が迷子になる…」

ストーリーづくりって、一見感覚でできそうで、書き始めると結構難しくて、先に進まなかったりしますよね。

最悪の場合、
「やっぱり自分には才能がないんだ…」と自己否定して、「もうやめよう…」と、本当はやりたいことなのに、諦めてしまう可能性もあります。

でも安心してください。
物語には「作り方」があり、しかも体系立てて学べるんです。

それは、漫画でも小説でも映画でもドラマでもゲームでも、すべてに共通した方法です。

ただし、下記のような方は、この記事を含む私のnoteは読まない方がいいかもしれません。

  • 物語を純粋に楽しみたい方

  • 特に人から読まれるとかは気にせず、自分で好き勝手に表現したい方

  • なんとなくストーリーを作ってみようかなと思っている方

  • 面倒な手間は掛けずにやりたいと思っている方

  • 論理的に考えるのは邪道で、感覚で表現するのが芸術だと思う方

なぜかオススメできないかというと、『完成度が高く、面白いと言われる作品の理由』徹底的に言語化し、応用できるようにしたものだからです。

つまり、作品の質を上げることに、徹底的に振り切ったということですね。

だから、ものすごく考えたり、準備をしたりと、地道なことを求める内容になっています。

さらに、これを学ぶことで、誰かの作品を見る度に論理的に分析し始めて、純粋に楽しむことができなくなるかもしれないというリスクもあります。

日比谷式ストーリー創作術は、私自身の苦い経験から生まれました。

私は20歳くらいの頃に小説を書こうと思いましたが、エッセイ風のものは書けても、創作が全然できませんでした。

30歳を超えて、人生経験を積んだからか、やっと自分で面白いと思える作品が書けるようになりました。

しかし、「あ、これ、このままじゃ作品を書き続けられないな」と、確信のようなものを得ました。

感覚で、場当たり的に書いていたので、再現性がなかったり、似たような作品しか書けなくなると思ったんです。

もちろん、趣味としてやるのはそれでも全然構いません。
また、偉大な物語創作家でも、同じようなテーマを使い続ける人はいます。

しかし、私自身はそういうことができず、早々に書けなくなると実感していました。

そこで、面白いと言われるものはどんなものかと、徹底的に作品を分析し始め、創作術の本も勉強して意識した取り組んだところ、やはり反応は上がっていきました。

もちろん、これが唯一の正解と言うつもりはありません。

もし、あなたが下記に当てはまるなら、このnoteはおすすめです。

  • 人に自分の作品を見てもらって、楽しんでほしい

  • 論理的に考えて、面白い質の高い作品を安定して創りたい

  • 魅力的なキャラクターを考えて作れるようになりたい

  • 物語の構成を整えて、完成度を高めたい

  • 『面白い』『素晴らしい』と言われる作品の仕組みを論理的に理解したい

世界にただ一つ、あなただけの物語を紡いで自己表現し、みんなに読んでもらいたいと思うあなたは、ぜひ最後まで読んでください。

あなたのクリエイティビティを発揮し、自己実現をしていきましょう!



2. この記事で得られること

この記事を読むことで、

  • 読者や視聴者の心を動かすストーリーの“構造”がわかる

  • 自分の中にあるアイデアを物語として形にする方法が学べる

  • 「書きたいけど書けない」が「こう書けばいい!」に変わる

物語作りを始めたばかりの人も、構造に迷いがちな人も、この記事を読み終えた頃には、「これなら自分にも物語が書けそう!」と思えるようになります。

この記事では、物語を作る超基本となる要素を詰めていますので、
「ストーリーはこういう要素で成り立っているんだ!」
と理解し、あなたの作品に応用活用してください!


3. ストーリー作りの7つの柱

では、ここから具体的にストーリーを構成する要素について、お話していきます。

これは、
『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』
『素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック シド・フィールドの脚本術』
『最高の映画を書くためにあなたが解決しなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』
『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』
『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』
『荒木飛呂彦の漫画術』
『荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方 荒木飛呂彦の漫画術』
『小池一夫のキャラクター創造論』

などのストーリづくりの本を読み、小説、漫画、ドラマ、映画、アニメなどを1000作品以上を具体的に分析しつつ、自分でも作品を作ることで、見つけました。

感覚ではなく、論理的に物語の完成度を高め、安定して「良い!」「面白い!」と言われる作品を作るためのものなので、ぜひ参考にしてください。


【1】物語の“動力源”:登場人物(キャラクター)

登場人物(キャラクター)は、物語を作ることにおいて、後述する『テーマ』と共に、最重要要素の一つです。

あなたは、同じ作品をもう一度見たくなったり、物語が終わった時に、ロス感を抱えたことはなかったでしょうか?

「ああ、たしかにあるね。なんか寂しい感じがしたんだよね・・・」

それは不思議なことではありません。
鬼滅の刃が終わった時は、鬼滅ロスという言葉も出てきました。

その感情の出所を分析すると、『今まで身近にいたキャラクターに会えなくなってしまう』ということが最大の原因です。

だから、物語が終わった時に寂しいという感情を抱いて、もう一度会いたいという気持ちが芽生えるんです。

そうして、同じ物語をもう一度見たりします。
この喪失感を抱いてもらうことが、重要だということです。

どうすれば、そういった魅力的な登場人物を作れるかは、下記の記事を参考にしてください↓↓


【2】物語の“核”を持たせる:テーマ・魂

「この物語、結局何の話なの?」という疑問を持たせないために、必須なのが物語の核です。

これは、企業でいうところのミッション(使命)のようなもので、あなたの人生観や価値観に深く根ざしているほど、読者の心にも刺さる物語になります。

例:

  • 『家族とは何か』

  • 『本当の自由とは』

  • 『自己犠牲と救済』

核があると、物語にもブレがなくなり、一貫性が生まれます。

テーマについて深掘りしたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓


【3】物語の“表現方法”:表現媒体

物語と一口に言っても、表現媒体は一つではありません。
みんなが知っているものと言えば、下記のようなものが挙げられますね。

・小説
・漫画
・アニメ
・映画
・戯曲
・ドラマ
・落語
・コント
・声劇

あとは、歌舞伎や能などもあるかもしれませんが、現代では、上記のようなものだと思います。

この表現媒体によって、得意なことや不得意なことが変わってきます。

これらについて、くわしく知りたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓


【4】物語の“形”:設計図

感情やテーマだけで突っ走ると、迷子になったり、物語の体裁が整わず、ストーリーや設定に齟齬が生じます。

ちなみに、齟齬が生じると、読者の頭が「?」となり、物語の世界に入り込めなくなって、離脱してしまいます。

面倒に感じて、いい加減にしがちなところですが、読者は意外と細かい所まで見ていますので、注意してください。

設計図の要素としては、下記の4つがあります。

1,世界観:時代・場所・ルール・背景

2,状況設定:どのような状況であるか

具体的な世界観、状況設定の作り方を知りたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓


3,人物相関図
:人物の関係
相関図の作成法について知りたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓

4,プロット構成:物語の展開、流れ、構成など

プロット構成について深く学びたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓

以上、設計図の4つの要素でした。

「型にはめると自由がなくなるのでは?」と思うかもしれませんが、ここをしっかりしないと、物語にリアリティがなくなったり、破綻します。

逆にルールや枠をきっちりした方が、アイデアが出やすく、自由に動けたりするものです。

『HUNTER×HUNTER』などは良い例ですね。

かなり厳密に、ルールや世界観、状況設定などをしているのでリアリティも増し、豊穣な世界を現出させています。

物語に深みを出すためにも大切なことです。

特に長編に取り組む場合は、作り始める前に設計図をしっかりと作成することが、とても大切なポイントです。


【5】物語に“引き”をつくる:『ストーリー引力の三原則』読者を夢中にさせる3つの仕掛け

ストーリーものであれば、どんなに素晴らしいキャラクターや世界観があっても、「続きが気になる!」と思ってもらえなければ、離脱される可能性が高くなります。

物語の引きには、主に下記の3つのアプローチがあります。


① サスペンス(緊張・不安を引き出す)

誘発する感情: 緊張、不安、怖れ、先の見えない不安感
向いているジャンル: ミステリー、サスペンス、スリラー、ホラー

【具体的な技法】

  • 謎・どんでん返し

  • リスクやピンチ

  • 異様・不気味な雰囲気

  • 結末不明の状況

→「何が起きるの?」「どうなるの?」という緊張感や違和感が読者を引き込みます。

くわしくサスペンスの作り方を学びたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓

② 高揚感(興奮・感動を引き出す)

  • 誘発する感情: ワクワク、胸アツ、感動、快感

  • 向いているジャンル: バトルもの、青春、冒険、スポ根系、少年漫画、恋愛など

【具体的な技法】

  • 目標に向かう姿勢や成長

  • 仲間との絆、信頼、別れ

  • 試練の克服、勝利

  • 胸アツシーン

  • 恋愛、エロス(性的緊張感)

→「うおお、来た!」「がんばれ!」という興奮や感動が読者の心を動かします。

くわしく高揚感の作り方を知りたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓

③ 共感(感情のシンクロ・自己投影)

  • 孤独や葛藤に共感できる

  • 繊細な心情描写や日常のリアル

  • 「わかる…」「昔の自分みたい」と感じるセリフや状況

  • 誰にも言えない本音や矛盾に寄り添う描写

  • ちょっとした優しさ・小さな希望に救われる瞬間

感情の共鳴や自己投影によって、「続きを読まずにはいられない」状態を作り出します。

くわしく高揚感の作り方を知りたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓

以上、『ストーリー引力の三原則』でした。

 作品によって、3つの中のどの“引き”を強調しても構いません。

たとえば、サスペンス的要素が強い作品の代表は、推理小説サイコスリラーです。

高揚感が強いものは、少年漫画スポ根系が多いです。

共感型の“引き”が強いのは、ヒューマンドラマ青春もの

たとえば、『3月のライオン』では、棋士としての闘い以上に、主人公の孤独やトラウマ、家族との関係などに共感して読む読者が多いでしょう。

 もちろん、複数の“引き”が共存する作品もあります。

海外ドラマの『THE BOYS』は、サスペンスと高揚感の両方を高レベルで両立しています。

また、高揚感重視の『ドラゴンボール』も、セル編の序盤〜中盤あたりではサスペンス要素が色濃く描かれています。

さらに、共感型の引きも『ドラゴンボール』の中には存在します。

たとえば、悟空が家族を置いて闘いに向かう場面や、悟飯の涙、ピッコロの人間的成長(ナメック星人ですが)など・・・
読者の感情を揺さぶる内面的なドラマが挿入されることで、物語に奥行きが生まれています。

一つの引きにこだわらず、あなたの作品に様々な引きを入れてください。


【6】物語の“潤滑油”:ユーモア、笑い

落語やコント、ギャグ漫画、コメディ映画は、ユーモアや笑いがメインなものではあります。
ですが、真面目なストーリーでも、ユーモアや笑いを取り入れるのはメリットがあります。

どうしても、真面目なものだと見続ける、あるいは読み続けているうちに、
疲れてきてしまうんですね。

短い作品であればまだいいのですが、長くなるほど真面目なだけだと、読者は疲れてきてしまいます。

そこでユーモアや笑いを適度に取り入れることで、感情のリズムを変えて、飽きさせずに物語に没頭させることができます。

実は、世界的な文豪であるドストエフスキーやシェイクスピア、ディケンズといった大作家も作品内において、ユーモアを取り入れていたりするんですね。

私は、人間の感情の中でも、愛(世界全体に対するといったような抽象度の高いもの)ユーモアは、極めて高度で人間だけに与えられた不可思議な心の動きであると考えています。

この部分をうまく作品に取り入れられると、古典化するほど偉大な作品ができるかもしれません。

具体的にユーモアを取り入れる方法について、くわしく知りたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓

【7】物語の“補助動力”:思想、知識、知性

個人的には、ここはかなり好きな分野です。

がっつり思想、知識、知性をメインに扱っている作品としては、プラトンの対話編がまず挙げられます。

『ソクラテスの弁明』『饗宴』『国家』などで知られています。

これらは一見すると「哲学書」ですが、実は非常にドラマチックな対話形式で書かれており、まるで演劇を読んでいるかのように引き込まれます。

特に『饗宴』では、愛について酒を酌み交わしながら語り合うという構成がユニークで、思想書であると同時に「人間ドラマ」でもあります。

もう少し時代が変わると、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の「大審問官の章」なども有名ですね。

キリストが再臨したとき、異端審問官が彼を裁く――そんな奇想天外な設定の中で、人間の自由と宗教の本質をめぐる議論が繰り広げられます。

この章は、思想としてはもちろん、物語のサイドストーリーとしても完成度が非常に高く、読む者に深い問いを投げかけてきます。

こうした「思想系物語」の魅力は、単なる知識の披露ではなく、登場人物たちが人生をかけて問い続ける姿勢にあります。

「人間とは何か」「幸福とは?」「なぜ生きるのか?」といった普遍的なテーマが、血の通ったキャラクターたちによって語られることで、読む側も自然と思索へと誘われます。

こうした思想を描いた文学は、海外に多く見られます。
ドストエフスキー、トルストイ、ヘッセ、トーマス・マン・・・

彼らの作品には、哲学的な問いや宗教的なテーマが織り込まれており、知的な読書の喜びを感じさせてくれます。

一方で日本にも、三島由紀夫、埴谷雄高(『死霊』)、夢野久作(『ドグラ・マグラ』)といった思想性の高い作家たちが存在します。

特に『ドグラ・マグラ』などは、「読む精神科」と言われるほど、人間の精神構造に迫る異様な魅力を放っています。

もちろん、「難しそう…」「読むのが大変そう…」と感じる方も少なくないと思います。

ですが、必ずしも難しく構える必要はありません。

たとえば、**「人はなぜ嘘をつくのか?」という問いから始まってもいいです。
あるいは「自由と秩序は両立できるのか?」**というテーマをラブコメの中に仕込むこともできます。

ほんの一滴でも、そういった“思想の香り”が物語に入るだけで、ぐっと深みが出るのです。

実際、思想を含む物語は、読者にとって「人生の参考書」にもなり得ます。

読者が自分自身の問いを持つきっかけになったり、もしくは「この主人公の考え方、面白いな」と感情移入の入口になることもあります。

また、知的な要素があることで、普段物語を読まない層も惹きつけられる可能性がある、という点も見逃せません。

たとえば、ビジネス書や社会派の内容に興味がある人が、
😀「この小説、社会の構造を面白く描いているぞ」
と思って読み始めることだってあります。

ユーモアや感動と同じように、「知的な面白さ」もまた、物語を豊かにする大事なエッセンスです。

それは読者の“脳”を楽しませ、記憶に残る読書体験を与えてくれます。

思想、知識、知性を作品に活かす方法を具体的に知りたいあなたは、下記の記事を参考にしてください↓↓


4. まとめ|物語とは何か?

それでは、ここでまとめに入ります。

物語を構成する要素

  • 【1】物語の“動力源”:登場人物(キャラクター)

  • 【2】物語の“核”を持たせる:テーマ・魂

  • 【3】物語の“表現方法”:表現媒体

  • 【4】物語の“形”:設計図

  • 【5】物語に“引き”をつくる:読者を夢中にさせる仕掛け

  • 【6】物語の“潤滑油”:ユーモア、笑い

  • 【7】物語の“補助動力”:思想、知識、知性

この物語の構成要素を考えながら、物語を作ってみてください。
あなただけの物語が作れるようになります。

物語づくりに悩んだら、ぜひ参考にしてください。
このnoteでは、物語の作成方法について書いていきますので、一緒にがんばっていきましょう!