見出し画像

第1話|「お金ないんですよ〜」が口癖だったHさんが、副業で初収益を得るまで|ノンフィクション副業コンサルシリーズ第1弾【全8話】

こんばんわ。中野英仁です。
この話は、数年前に私が副業コンサルタントとして
関わった埼玉県のHさんのノンフィクション、実話になります。

全8回のシリーズになります。
お暇なときにでもお読みください。


副業の可能性を話すと
「自分にできるんでしょうか?」
と不安そうに聞かれることがよくあります。
実際に成功した人の多くは
最初から要領のいいタイプでもなければ
特別なスキルを持っていたわけでもありません。

今回ご紹介するHさんも、まさにそんな一人でした。
出会った当初、彼は副業はもちろん
仕事そのものにも、前向きとは言いがたい状態でした。



出会いはジモティのアクアリウム機材処分から

Hさんと私が知り合ったのは
ジモティでの取引がきっかけでした。

私は以前、水草やビーシュリンプの
養殖・販売を副業として行い
年間700万円超えの売上を出していた時期があります。

すでにその事業はやめていましたが
実家に機材が残っており
もう使う予定もなかったため
まとめて処分することにしたんです。

その出品に反応してくれたのがHさんでした。

機材の引き取り時に少し話をし
釣り・熱帯魚・ゲームが趣味だということで
その後、オンラインゲームを通じて
交流が続くようになりました。


趣味は近いが、性格も立場もまったく違う

Hさんは実家暮らし。
都内の会社に就職していたものの
給料は安く、通勤には片道1時間半。

職場の先輩からの、飲み会や麻雀の誘いを
断りづらいことに強いストレスを感じていて
ゲーム中によくぼやいていました。
そんな彼の口癖は

「お金ないんですよ~」でした。

私自身はリース業、不動産業界や小売り業を経て
自ら起業し、現在は経営コンサルと
中古パソコン販売を中心に活動しています。
要領よく進めることと
成果を数字で追うことに慣れてきたタイプです。

一方、Hさんはというと
真面目だけれど不器用で要領が悪いタイプ。
おそらく仕事でも

「ちょっと使えないやつ」

扱いされがちな印象を受けました。
私とは性格も生き方も年齢も
正直まったく違います。


だが、集中力と継続力は確かにあった

とはいえ、そんなHさんにも副業に向いている部分がありました。

たとえば、ゲームの約束時間をきちんと守る。
途中で飽きて投げ出したり、ルーズになることがない。
オンラインでのやり取りではありますが

「地味に続けられる」
「集中して取り組める」

という特性が見えていました。

これは副業では非常に大きな武器です。
特に最初のうちは、目立たずとも
コツコツ積み上げる姿勢が
何より成果につながります。


「副業コンサルって何する人ですか?」

ある日、ゲーム中にHさんから聞かれました。

「そういえば、ひでさんって何の仕事してるんですか?」

私は現在も当時も、
経営コンサルタント、副業コンサルタントとして
中小零細企業の経営改善や
個人が小さく始められる事業を設計・支援しています。

とはいえ、詳しく説明するのは難しい。
Hさんにわかりやすいように

「副業で稼ぎたい人にアドバイスしたり、仕組みを一緒に作る仕事だよ」

と説明すると、Hさんは真剣に聞いてくれました。
しばらくしてから、彼の方から

「自分でも何かできると思いますか?」

と声をかけてきたのです。


最初の副業:自作ルアーが2日で売れた

最初に提案したのは
釣りが趣味のHさんに合わせてのものでした。
Hさんの性格的にも副業を長く続けるのは
まずは趣味の延長線上のものが良いと判断したからです。

「そうだな~。ルアー自作してメルカリで売ってみたら?売れなかったら自分で使えばいいし」

今となってはハンドメイド品を
販売するのは定番の副業ネタかもしれません。

彼は早速木材や塗料を使ってルアーを作成しました。
出来上がったルアーの写真を見せてもらい
(素人目に見て出来栄えは良かったと思います)
角度を変えたものなど数枚を選んでメルカリに出品しました。

すると2日後

「さっきルアーが売れました!」

そう報告があったときは
こちらも驚きましたが
Hさんはもっと驚いていたようです。

おそらく、自分で作ったものが
誰かに「お金を出して買われる」という体験が
彼にとっては初めてだったのだと思います。


小さな副業で成果を出すには「ライバルの少なさ」が鍵

このルアー販売がうまくいった理由は
もちろんHさんの努力や工夫もありますが
それ以上に大きかったのが市場環境です。

副業において重要な要素のひとつが
「競争の少なさ」つまりライバルの数です。

当時は、ハンドメイドの釣具市場では
ライバルがまだまだ少なかった。
だからこそ、見栄えがよく
使ってみたいと思わせる商品であれば
素人の出品でも買ってもらえる余地が
十分にあったのです。

このように
「競争の少ない場所で始める」というのは
小さな副業を成功させるための基本戦略の一つです。

大手は小さな市場は相手にしないからです。


次に提案したのは「石と流木」の採取・販売

ルアー作りが想像以上にうまくいったことで
Hさんは副業そのものに前向きになっていきました。

次に私が提案したのは
「石や流木を拾って売る」という
一見地味ですが堅実な方法でした。
仕入れにお金がかからないからです。

また釣りで、海や川に行くことも
多いHさんとは相性が良く
アクアリウムや爬虫類飼育の背景を
知っていた彼にとっては、用途の理解もあり
特に抵抗感もなかったようです。

「どんな石が売れるんですかね~」

と言いながら、スマホで写真を撮りながら
私に送信してくれました。
中には動物の形をした石などもあり
(この石、時間はかかったけど高く売れました)
Hさんのセンスを感じました。


次回は、「石と流木の採取」を始めたHさんが

「どういうものを採取して」
「どこで販売したのか」

また利益を出し始めたHさんの
次のステップは何だったのかをお話します。


ノンフィクション副業コンサルシリーズ第1弾【第2話】はこちら


ノンフィクション副業コンサルシリーズ第2弾
子育てママSさんの在宅副業はこちら


最後までお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

中野英仁 いつも記事を読んでくれて、ありがとうございます。みなさんからのチップは、今後の情報発信の大きなモチベーションです。私の活力の源である水草水槽の維持費に使います。もっと役立つ情報をお届けできるように頑張ります。