引き寄せの法則が「すごすぎる」と言われる本当の理由|科学的に何が起きているのか
SNSや知恵袋を見ていると、「引き寄せの法則がすごすぎる」という体験談をよく見かけます。
欲しかった金額の臨時収入が突然入った。何年も連絡が取れなかった人から急に連絡が来た。考えていたことが、まるで見ていたかのように現実になった。
こうした話を見ると、二つの反応に分かれます。「自分にもできるかもしれない」と思う人と、「そんな都合のいいことが起きるはずがない」と思う人です。
私もずっと後者でした。
引き寄せが「すごすぎる」と感じるのは、奇跡が起きたからではありません。脳が正常に機能している証拠です。
どうも、クロガミです。
5年以上、引き寄せの本を20冊以上読みましたが、何も変わりませんでした。
「すごすぎる」体験談を見るたびに、「自分とは違う特別な人の話だろう」と思っていました。
ですが、なぜそれが起こるのかを脳科学の視点から理解してからは、再現できる現象として説明できるようになりました。
実際に1年の間に、出戻り不可能と言われた会社への復職、2年ぶりの連絡から始まった副業依頼、3年間憧れていた人へのDMから今のコンサル関係まで、3つの「すごすぎる」と言われそうな出来事を引き寄せています。
「すごすぎる」と言われる引き寄せの正体
「すごすぎる」体験には、共通する一つの仕組みがあります。それが、RASという脳のフィルターです。
奇跡のように見える出来事の多くは、もともと存在していた情報やチャンスに、脳が初めて気づけるようになっただけのことです。
RASという脳のフィルターの仕組み
RAS(網様体賦活系)は、あなたに必要な情報だけを届ける、脳のフィルターです。
人間の脳には毎秒膨大な情報が入ってきますが、そのほとんどは意識に上がる前に切り捨てられています。RASが「これは重要だ」と判断した情報だけが、意識に浮かび上がってくる仕組みです。
たとえば、新しい車を買おうと決めた瞬間から、街中で同じ車種ばかり目につくようになった経験はないでしょうか。
車の数が急に増えたわけではありません。RASが「この情報は重要」と判断する基準が変わったから、今まで素通りしていた情報が見えるようになっただけです。
新しい単語を覚えた直後に、その単語が会話やニュースで急に出てくるように感じるのも同じ現象です。脳に入ってくる情報量そのものは変わっていません。
「重要だ」という印がついた情報だけが意識に上がってくるようになった、というだけのことです。
引き寄せの「すごすぎる」体験も、これとまったく同じ構造で起きています。
「偶然」に見えるのは偶然ではない
引き寄せの「すごすぎる」体験も、これと同じ仕組みで起きています。潜在意識を書き換えると、RASが拾う情報の基準が変わります。
今まで素通りしていたチャンス、人、情報が、急に「目に入る」ようになる。本人にとっては「偶然」「奇跡」に見えますが、実際は脳のフィルターが正しく機能し始めただけのことです。
3年間ただ憧れ続けていた人に、私が突然DMを送れたのも、この仕組みのおかげでした。何年も「いつかDMしよう」と思いながら動けなかったのに、ある瞬間に「今だ」という感覚が降りてきて、気づいたら送信していました。
あとから振り返れば、それは偶然のひらめきではなく、RASが拾い続けていた小さな信号が、ある日まとまって意識に浮かび上がってきたものだったと思っています。
なぜテスラの369の法則が関係するのか
「すごすぎる」体験を起こすには、RASの基準を書き換える必要があります。そのために私が使っているのが、天才科学者ニコラ・テスラが残した3・6・9の法則をもとにした369ライティングです。
3・6・9という増えていくリズムで、同じ願いを繰り返し書く。この繰り返しが、脳に「これは重要な情報だ」と刷り込む力を持っています。
神経科学では、繰り返し受けた刺激によって神経のつながりが強化される現象を長期増強と呼びます。一度きりの強い決意よりも、毎日の繰り返しの方が、RASの基準を書き換える力は大きいのです。
引き寄せの力を左右する「アンテナ」とも言われる松果体も、この繰り返しの中で働きを高めていくと考えられています。
一発で変わる魔法ではなく、繰り返しによって脳の状態そのものが変化していく。これが、「すごすぎる」体験の裏側にある技術です。
「すごすぎる」体験は誰にでも起こる仕組み
ここで大事なことを伝えておきます。「すごすぎる」体験は、特別な人や運がいい人だけに起こることではありません。 RASという脳の仕組みは、誰の脳にも同じように存在しています。
「あの人は特別だから引き寄せられた」という見方は、実は引き寄せが続かなくなる一番の原因です。私自身、5年間「自分には向いていない」と思い込んでいました。
本当はそうではなく、潜在意識を書き換える手順を踏んでいなかったから、RASの基準が変わらず、チャンスに気づけなかっただけだったのです。
順番を踏めば、誰の脳でも同じことが起こります。私が普通の会社員のまま1年で3つの「すごすぎる」出来事を引き寄せられたのは、特別な能力があったからではなく、潜在意識を書き換える→宇宙に願いを届ける→周波数を合わせる→直感に従い行動するという順番を、正しく踏んだからです。
お金でも、人間関係でも、仕事でも、起きている仕組みは同じです。
「お金が引き寄せられた」という体験談も、「運命の人に出会った」という体験談も、すべて根っこにあるのはRASの基準が書き換わったかどうかです。ジャンルが違うだけで、土台の技術は一つしかありません。
「話を盛っているだけでは」と思ったら
「すごすぎる」体験談を疑う気持ちは、むしろ健全だと思っています。引き寄せ界隈には、誇張された体験談やビフォーアフターの盛り方で興味を引く発信も少なくありません。
私が大事にしているのは、誇張ではなく、なぜそれが起きたのかを脳の仕組みで説明できることです。
RASも長期増強も松果体も、私が考えた理論ではなく、もともと脳科学・物理学の領域で扱われている概念です。引き寄せという言葉を使わずに説明しても、同じ現象は成立します。
逆に言えば、「なぜ起きたのか」を一切説明せず「とにかくすごい」だけで終わっている体験談は、再現性がないまま消費されていくだけです 。
「すごすぎる」と感じた体験談に出会ったら、まず「この人は何の手順を踏んだのか」を見るようにしてください。
手順が書かれていない体験談は、どれだけ感動的でも、自分の現実で再現する手がかりにはなりません。すごさに憧れるだけで終わるか、自分の現実で再現するかを分けるのは、その一点だけです。
「すごすぎる」を再現するために必要なこと
「すごすぎる」体験談を見て終わるのではなく、自分の現実で再現するには、願いの「強度」を上げて、ノイズに埋もれない信号として宇宙に届けることが先に必要です。
ここが整っていないと、RASの基準が変わる前の段階で止まってしまいます。
体験談だけを真似してアファメーションを唱えても、土台ができていなければ「すごすぎる」体験には繋がりません。
「すごすぎる」は奇跡ではなく、土台と順番を整えた人にだけ起こる、再現可能な現象です。
引き寄せの法則全体の4ステップについては、こちらにまとめています
