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アメリカで渦巻く二つの社会主義。日本への影響はどうか。


保守とリベラルの目指す社会主義

アメリカではトランプ率いる国家社会主義の保守層と、マムダニNY市長のようなリベラル民主社会主義という、二つの社会主義がぶつかり合ってる。

保守とリベラルが共に社会主義を目指すというのは資本主義の最果ての現代ならでは。

トランプ派は資本主義を国家レベルで牛耳ろうという、中国スタイルを目指してる。一方でリベラルは"反"資本主義を掲げてる。

どっちもやろうとしてるのは「国を会社にする」ことだけど、独裁 or 平等という全く別の方向に向かってる。

社会主義と聞くと一般的にはソ連とか中国みたいな独裁国家を連想するけど、マルクスおじさん達が掲げた社会主義(共産主義)は本来は平等を目指した民主的な思想だった。「国が生産手段を所有する」というのを濫用・悪用したのが独裁国家だった。

ドラゴンボールのピッコロ大魔王と神様の関係みたいなもので、元々は同じナメック主義だった。

出典: vsbattles.fandom.com

資本社会主義と反資本社会主義

反資本主義のリベラルは富裕層の税率を上げて低所得層にキャッシュバックしようとしてて、資本主義が財源になってるという皮肉な構図になってる。日本のジャパン・ファンド等もしかり。

理想としては最初は資本主義を利用しつつ徐々に社会システムを変えていきたいんだろうけど資本主義を完全に無くすのは人間の欲望を考えると非現実的で、富裕層への罰金以外の財源や生産手段を確保出来るかがキーとなる。

民主社会主義的な潮流はヨーロッパの主要国でも盛んになってきてて、反グローバリズム・反移民の保守層との分断が深まってる。

欧州の主要国の右派は今のところ一部のネオナチみたいなのを除けば、トランプよりはまだ穏健で、国家社会主義を目指すみたいなのは主流じゃないが、アメリカが国家社会主義になれば欧州にとどまらず世界中にその潮流が波及していくだろう。亡命するアメリカ人も増える。

真似をする国と、民主的な社会主義を目指す国に分断していきそうな気配が漂ってる。

社会主義ムーブメントと日本

日本も例外ではなく、社会主義の波が欧米に数年遅れてやってくるだろう。

でも日本は実はずっと制度的にも風習的にも民主社会主義・共産主義的なところがあって、リベラルの要素も自民党が取り込んじゃってる。国保も社会主義。

だからリベラル的な民主社会主義化に関しては心配いらないし、むしろ低中所得者に優しい社会になる可能性もある。

問題は日本も国家社会主義を目指すケースだけど、かつての枢軸国として、それはさすがに無いんじゃないか。もしそうなったらオレたちは亡命するしかない。

このままMAGAが暴走していくなら、日本はもうアメリカンドリームを見限って、社会民主傾向のある欧州諸国と仲良くせざるを得ない。アメリカが安全な国じゃなくなるんなら安全保障の意味もない。

何にせよグローバル資本主義はもう限界を迎えてるので、先進国が先進国であり続けるためには社会主義と資本主義を上手くミックスダウン出来るかどうかに掛かってくるだろう。


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