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Stable Diffusion A1111系WebUIまとめ① ~基本編~

2026/4/12:Forge Classicのアップデート終了が宣言されたためさらに更新
2026/4/5:Forge Classicが数か月間アップデートされていないことなど、最新状況に合わせて更新しました


以前の記事でStable Diffusion web UI、いわゆるA1111は開発停止しているので他のWebUIやComfyUIを使おうという記事を書きました。

しかしForge/reForgeなどのA1111系WebUIについては概要説明のみで、A1111との具体的な機能や性能の違いには触れませんでした。
そこで各WebUIの機能や方向性についてもう少し踏み込んでまとめてみようと思います。


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① 基本編 ※この記事
② 機能編
③ 性能編(Loraなし)
④ 性能編(Loraあり)
⑤ 画像比較編


対象とするWebUI

対象として以下のA1111系WebUIを取り上げます。

$$
\begin{array}
{l|l|l|l}
\bf{ツール名} & \bf{開発オーナー} & \bf{最新Ver.} & \bf{最終更新} \\
\hline
\text{A1111-master} & \text{AUTOMATIC1111} & \text{v1.10.1} & \text{2024/7/27} \\
\hline
\text{A1111-dev} & \text{AUTOMATIC1111} & \text{-} & \text{2026/3/2} \\
\hline
\text{Forge} & \text{lllyasviel} & \text{2.0.1} & \text{2025/6/27} \\
\hline
\text{reForge} & \text{Panchovix} & \text{-} & \text{2026/3/28} \\
\hline
\text{Forge Classic} & \text{Haoming02} & \text{1.13} & \text{2026/1/26} \\
\hline
\text{Forge Neo} & \text{Haoming02} & \text{2.17} & \text{2026/4/4} \\
\end{array}
$$

ただしA1111, Forge, Classicについては開発停止しているため簡単に触れるだけとし、reForge, Neoについて詳しく書くことにします。
ということでおススメはreForgeかNeo、あるいはそれらの併用です。

  • reForge:拡張機能の動作互換性を重視

  • Neo:Animaなどの新しいモデルや技術を利用

各WebUIの開発経緯

今回取り上げるWebUIはすべてA1111がベースになっています。
各WebUIの開発経緯を知ることでそれぞれの開発方針や特徴の理解が深まると思い、ブランチや分岐 (fork) の元やコミットのタイミングについて私が各Gitのコミットログを調べてブランチ図で表したのが以下の図です。
※ Forgeのバージョン番号はforge_version.pyにもとづくもの
※ 2026年4月5日時点

各ツールのGitブランチ図

このブランチ図から以下のことが分かると思います。

  • 分岐元

    • Forge:A1111から分岐

    • reForge, Classic:Forgeの1.0.0直前から分岐(旧Forge、Forge1)

    • Neo:Forgeの最終版から分岐(新Forge、Forge2)

  • 更新

    • reForge, Neo:直近も更新あり

    • A1111, Forge, Classic:更新なし、または重大な不具合修正のみ

Forgeは当初A1111の最適化版のようなツールでしたが、2024年7月の1.0.0リリース前後にA1111から脱却する方針変更をして2024年8月11日の2.0.0においてFLUX.1やGradio 4対応など新しい機能が実装されています。そのためA1111とはUIの使い勝手が異なっていたり動作しないExtensionが増えたりすることになりました。
reForgeとClassicは方針変更前のForge1の思想を受け継いでおり、Neoは方針変更後のForge2の思想を受け継いでいると言えます。

ただし分岐した後も他のツールで実装されたコードを別のツールが取り込むこともありますので、 そこから個別独立で開発が進んでいくわけではありません。
ForgeのReadmeにはA1111-masterの最新版V1.10.1と同期していることが記載されています。他のWebUIについても同様です。

ClassicとNeoは同じ開発者が開発されています。
NeoをリリースしてからもしばらくClassicとNeoを同時並行で更新されていましたが、現在はClassicは重大なバグ修正を除いてアップデートはされないためNeoを利用するよう宣言されています。

各WebUIの特徴と想定ユーザー

reForge, Neoについて、それぞれのReadmeや実際の使用感からざっくりした特徴と想定ユーザーを表にまとめました。

$$
\begin{array}
{c|c|c|c}
& \bf{開発方針} & \bf{特徴} & \bf{想定ユーザー} \\
\hline
\text{reForge} & \text{A1111の最適化} & \text{機能は削除せず} & \text{A1111, Forge1} \\
& \text{※Forge1の後継} & \text{ComfyUIの} & \text{との互換性を重視} \\
& & \text{サンプラー等を追加} & \\
\hline
\text{Forge Neo} & \text{新機能実装と} & \text{不要機能の削除、} & \text{新機能や新モデル} \\
& \text{新モデル対応} & \text{Wan 2.2, Anima等の} & \text{の対応を重視} \\
& \text{※Forge2の後継} & \text{新モデル対応} & \\
\end{array}
$$

まとめ

Stable Diffusion A1111系の主要なWebUIについて非常に簡単に整理しました。
ちなみに私は状況に応じてreForge, Neo, ComfyUIを使い分けています。

  • reForge:SDXLで素早く画像生成する環境

  • Forge Neo:Animaで素早く画像生成する環境

  • ComfyUI:SDXL、Anima、QIEなどで凝った画像生成、動画生成をする環境

このような感じで、あまり体系的に整理や理解されていない技術的な内容を分かりやすく無料で解説しています。「スキ」「フォロー」「チップ」で応援よろしくお願いします。

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