EasyReforgeインストール 初回起動時cloneエラーへの対応手順(2025/12/17~)
2026/3/25更新:EasyReforge-Nextについて追記しました
2026/3/18更新:2026年2月下旬から発生している別の問題と対応手順について追記しました
タイトルのとおり2025年12月17日頃より、EasyReforgeの新規インストール後の初回起動でエラーが発生し起動できない事象が発生するようになりました。
以前に書いたAutomatic1111版Stable Diffusion web UI(以降A1111)の記事と同じ事象なので重複する内容が多く、対応手順だけは某wikiに書いておいたのですが、分かりやすいようにこちらにも全体像を書いておこうというものです。
※ この問題が発生する以前にインストールおよび初回起動済みの場合、特に問題は発生しません。
2026/3/25追記:
EasyReforgeのfork(派生)として、当記事で解説している問題への対策やreForge本体と拡張機能のバージョンを最新にアップデートするなどした「EasyReforge-Next」を公開しています。これからEasyReforgeを使おうとしている人にはこちらを使ってみてほしいです。
概要
同じ事象であるA1111の新規インストール後の初回起動エラーについては既に記事にしてありますので、事象の詳細はそちらをご覧ください。
この影響でEasyReforgeが利用しているStable Diffusion web UI reForge(以降reForge)も影響を受けましたが、reForgeではすぐに対策が取られたため現在は問題なく新規インストールと起動ができるようになっています。
しかしEasyReforgeは利用するreForgeを2025年3月の古いバージョンで固定しているため、最新のreForgeの更新が反映されません。
1週間前に私からEasyReforgeのGitHubでIssueを上げているのですが、開発者さんがお忙しいのか2025年12月29日現在も対応はされておらず新規インストール後の起動でエラーが発生する状態が続いています。
この事象の影響を受けた各ツールの2025年12月29日現在の状況は以下のとおりです。
$$
\begin{array}
{l|c}
\bf{ツール名} & \bf{新規利用} \\
\hline
\text{A1111 masterブランチ} & \text{エラー発生} \\
\hline
\text{A1111 devブランチ} & \text{問題なし} \\
\hline
\text{reForge} & \text{問題なし} \\
\hline
\text{EasyReforge} & \text{エラー発生} \\
\end{array}
$$
事象
ほとんどA1111についての記事の繰り返しになりますが以下のとおりです。
EasyReforgeInstaller.batを実行してEasyReforgeをインストールした後、Reforge.batを実行するとstability-aiリポジトリからのクローン部分でコマンドプロンプトが停止し、
Cloning Stable Diffusion into C:\A1111\repositories\stable-diffusion-stability-ai...
Cloning into 'C:\A1111\repositories\stable-diffusion-stability-ai'...GitのCredentialHelperSelectorというウィンドウが起動します(設定によってはこの画面は表示されません)。

とりあえずデフォルトの "manager" のまま "Select" をクリックするとGitHubへのサインインを促されます。

WebブラウザでGitHubにサインインするなどをすると再びコマンドプロンプトが進みますが、
remote: Repository not found.
fatal: repository 'https://github.com/Stability-AI/stablediffusion.git/' not found
(中略)
RuntimeError: Couldn't clone Stable Diffusion.
Command: "git" clone --config core.filemode=false "https://github.com/Stability-AI/stablediffusion.git" "C:\EasyReforge\stable-diffusion-webui-reForge\repositories\stable-diffusion-stability-ai"
Error code: 128
Press any key to continue . . .リポジトリが見つからないというエラーで停止します。
対応手順
2025年12月17日~「Stability AIリポジトリ消失」への対応
reForge公式では以下の2回のコミットで対応されました。
※ reForgeの対策コミット
https://github.com/Panchovix/stable-diffusion-webui-reForge/commit/4958a93930e31a62456f7669cfd3792cc57a1624(1回目)
https://github.com/Panchovix/stable-diffusion-webui-reForge/commit/670c56dfb9cfc454a48afc66ebc2f76843828b95(2回目)
変更内容はgit cloneの対象をhttps://github.com/Stability-AI/stablediffusion.gitからhttps://github.com/joypaul162/Stability-AI-stablediffusion.gitに変更するというものです(なぜjoypaul162さんのリポジトリが選ばれたのかは不明です)。
これと同じ内容をEasyReforgeで実施する手順は以下のとおりです。
変更対象ファイル:stable-diffusion-webui-reForge\modules\launch_utils.py 変更箇所① 470行目
(変更前)
stable_diffusion_repo = os.environ.get('STABLE_DIFFUSION_REPO', "https://github.com/Stability-AI/stablediffusion.git")(変更後)
stable_diffusion_repo = os.environ.get('STABLE_DIFFUSION_REPO', "https://github.com/joypaul162/Stability-AI-stablediffusion.git")変更箇所② 476行目
(変更前)
stable_diffusion_commit_hash = os.environ.get('STABLE_DIFFUSION_COMMIT_HASH', "cf1d67a6fd5ea1aa600c4df58e5b47da45f6bdbf")(変更後)
stable_diffusion_commit_hash = os.environ.get('STABLE_DIFFUSION_COMMIT_HASH', "f16630a927e00098b524d687640719e4eb469b76")2026年2月下旬~「CLIPインストール失敗」への対応(2026/3/18追記)
ここまで取り上げた問題に加えて、2026年2月下旬からCLIPインストールでエラーが発生するようになっています。いずれもA1111(devブランチ)とreForgeの本家では3月上旬に対策済みですがEasyReforgeは未対策です。
reForge本家の対策コミットはこちらです。
私が対策コードをプルリクしてreForge開発者のPanchovixさんにコミットしてもらったものです。原因や対策内容を知りたい場合は上記リンク先からプルリクのドキュメント等をご覧ください。
対応済みのファイル
「Stability AIリポジトリ消失」と「CLIPインストール失敗」への対応済みのファイルを置いておきます。
EasyReforgeインストールフォルダ内の
stable-diffusion-webui-reForge\modules\launch_utils.py
へ上書きしてからReforge.batを実行してください。
まとめ
EasyReforgeインストール後の初回起動時cloneエラーについて原因と対策を説明しました。
EasyReforge公式で早く対応されるとよいのですが、個人開発者さんのボランティア的な開発だとなかなか難しいところだと思います。
このような感じで、あまり体系的に整理や理解されていない技術的な内容を分かりやすく無料で解説しています。「スキ」「フォロー」「チップ」で応援よろしくお願いします。
