見出し画像

私家版ハッカーズディクショナリ2026 [H] hack, Haskell, HTML, HTTP

前ページ:[G] Google, goto, GPL, GPU 次ページ:[I] IBM, IoT, IPA, IT



[H]

hack

(1) hack(ハック)とは、本家ハッカーズディクショナリでは、「必要なものをでっちあげるためのやっつけ仕事」「巧みな技法」「華々しいいたずら」「感情的または物理的に耐えること」「時間を浪費する」とある。
参考:コンピュータ今昔物語14~80年代ハッカー事情
(2) ハックの価値をわかる人がハッカー(hacker)であり、ハッカーはコンピュータだけでなく、何事に対してもハックする習性を持つ。近くにハッカーがいるときにはハックされないように振る舞う必要がある。さもないと危険。
(3) なお一般的にはハッカーは悪いイメージがあるが、気にしたら負けである。「好奇心は猫をも殺す」ように悪いハッカー(クラッカーやブラックハッカー)にならないため、好奇心には注意が必要である。
(4) ハッカーはエンジニアに対する最大の褒め言葉である。しかし「ハッカーはオタク」という別の意味もあるので、空気を読んで解釈する。なおハッカーでありオタクである場合は自分の人生を楽しむことである。

Haskell

(1) Haskellとは、1990年代に策定された純粋関数型プログラミング言語である。関数型言語の特徴である完全に副作用がないことや関数がファーストクラスオブジェクトである。また型推論を行う静的言語の特徴を持つ。
(2) 1960年代の世界最初の関数型言語であるLisp(反論は認めない)に対抗すべく、Lispの動的言語やタイプレス、柔軟な関数型の逆張りをしている。大先輩のLispに対しての畏敬の念がない失礼な言語である。
参考:関数型プログラミング事始め
(3) 厳格過ぎる純粋関数型言語は、楽しいはずの関数型プログラミングを苦しくさせている。本末転倒である。要するに「副作用は悪」だけど「必要な場合もある」くらいの柔軟な心を持つ方がいい。そして大人になっていく。
(4) Cを学ぶ「はじめてのC」に続いて、Haskellを学ぶ「すごいH本」はエンジニアのDT仲間内で評判になった書籍である。これは純粋で初めての人のためのすごい本である。

HTML

(1) HTML(HyperText Markup Language)とは、Web上のハイパーテキストを記述するための言語である。HTML文書のマークアップには"<h1>"のようなタグで記述し、WebブラウザがHTML文書を解釈して表示する。
(2) HTMLのタグは"<h1>"の開始タグと"</h1>"の終了タグで、テキスト要素を囲むのが正式な構文である。終了タグをこのように書くのは無駄な労力であり、面倒である。でもエディタが勝手に付けてくれるから許す。
(3) HTMLはCSSの登場により便利になったが面倒になった。テキストエディタでHTMLを記述する気になれないのは、アセンブラでプログラミングしたくないのと同じである。WordPressやコンパイラを使うようにする。
(4) すべての文章をHTMLにすべきというのは、古(いにしえ)のTRONの思想と同じ二の舞になり、無謀である。結局、HTMLではなくMarkdown記法くらいが適当である。SGMLは重くXMLも重くHTMLも重いのである。

HTTP

(1) HTTP(Hypertext Transfer Protocol)とは、HTML文書をネットワーク上でやり取りするときのプロトコルであり、リクエストとレスポンスだけでやり取りする単純なプロトコルである。なお今はHTTPSが一般的である。
(2) 単純なプロトコルなので、HTTPサーバは容易に作成でき、大学の教育や企業の新人研修のときにちょうどいい。ただし例外処理は面倒なので適当に丸めるようにする。またセキュリティは気にしたら負けである。
(3) HTTPのステータスコードの「404エラー」は該当ページが見つからないというエラーで、これが出る場合はそのウェブページは管理されていないか移行失敗である。この例として2023年4月の「IPA 404 事故」がある。
(4) HTTPのステータスコードの「500エラー」はWebサーバの内部エラーである。この原因の多くはサーバの過負荷であり、その原因が自責か他責かで事件性の有無がわかる。なおHTTPSは重いので用法用量を守るようにする。

あとがき

今回の記事は[H]のページとして、hack, Haskell, HTML, HTTPを取り上げました。今回はhackとHaskellは関係がありそうでなさそうですが、HTMLとHTTPはHTが同じ穴の狢(むじな)です。
なおハッカーズディクショナリは、個人の感想であり、違和感や反論があるかもしれません。用法用量を守って注意してお読みください。

(参考)参考文献

私家版ハッカーズディクショナリ2026 索引51

[A]
Ada AI ALGOL Android Apple
[B]
BASIC BBS BIOS BNF BSD
[C]
C CI/CD CISC COBOL CORBA
CPU CRUD CUI Cygwin C++
[D]
DBMS DirectX DOS/V DRY DX
[E]
EA Eclipse Emacs e-mail EUC
[F]
Facebook FAQ FAX foo FP
[G]
GAFA GC GNU GoF
Google goto GPL GPU
[H]
hack Haskell HTML HTTP
[I]
[I] IBM IoT IPA IT

関連NOTEマガジン

エッセイ:エンジニア未来日記
現代ソフトウェア開発読本/プログラミングの掟/プログラマ日常
関数型プログラミング事始め
ソフトウェア開発マンガFAQ
プログラミングの掟
笑撃!プログラマの日常ドラマ
AIもコスパが大事

Facebookのグループ紹介

ソフトウェア研究会「とある技術のソフトウェアエンジニアリング」
DX研究会「とある技術のデジタル変革」

いいなと思ったら応援しよう!

五味弘 よろしければサポートをお願いします!