【企画】春のバトンをつなげよう
Saka.先生の企画に参加させて頂いています。
1.企画
『春のバトンをつなげよう』
元教師のSaka.先生が主催で、メンバーがエピソードをつないでいく、というステキな企画
僕も参加させて頂いており、なんと25番目の走者🏃として、24番目の走者🏃♀️、hiroさんから、猫とのステキな縁について、物語のバトンを受取りました。
2.24番目の走者🏃♀️
ねこねこネットワークからの贈りもの
みなさん、NNN(ねこねこネットワーク)ってご存知ですか?僕はhiroさんの記事を読んではじめて知りました。
↓↓↓記事はコチラです。

3.25番目の走者🏃
『ボスと子猫』
hiroさんの、猫との奇跡的な出会いに涙しました。
そして読んだ後、なんとなく僕が経験した事と、つながるものを感じ、25番目の走者🏃として僕が書くべきことが決まりました。
僕も″ハル″という名の猫様のしもべとして、今年で12年たちます。
↓↓↓僕とハルのなれそめはコチラ
じつは、ハルと暮らしはじめて、3年くらいたったある日、職場の猫好きの同僚から突然、猫を預かってもらえないかと、相談を受けたことがあります。
事情を聞くと、猫好きの友達が密かにかわいがっていた野良猫たちが大ピンチらしい。
なんでも、その野良猫たちは、友達の家の近くのスーパーの駐車場に住みついて、スーパーのお客さんになんだかんだかわいがってもらい、それなりに幸せに暮らしていたらしいのですが、そのスーパーが閉店することになったそうです。
さっそく、スーパーの駐車場が取り壊され、野良猫たちの住処だった、従業員用の車庫の屋根も撤去され、雨風をしのげなくなってしまいました。
しかたなく、スーパーの近所をウロウロしてらしいのですが、他の野良猫たちから攻撃されて、ケガをしてしまいました。
心配になった友達が、里親探しに奔走しているらしいのですが、なかなか引き取ってくれる人が見つからないので、とりあえず僕に預かってもらないかという流れでした。
できれば、ケガした2匹だけでもしばらく預かってもらえないかと、頭を下げてお願いされてしまい、最初は断っていたのですが‥
せめて一匹だけ、期間限定でいいから、お願い!お願いっ!と、何度もお願いされ、しかたなく2匹のうち、1匹だけをしばらく預かることにしました。
お願いされていた、野良猫の二匹は確証はないけど、毛並みがそっくりなので、おそらく親子らしく、僕はその親猫のほうを、里親が見つかるまで、しばらく預かることになりました。
「あー、でも飼うとなると、トイレやら、エサを入れる器とか、買わなあかんな‥」とその日は、定時ダッシュして、ペットショップであれこれ買って、ババっと自宅を片付けて、親猫を迎える準備をしました。
そして、猫ケージを車🚙に乗せて、友達との待ち合わせをしていた、元スーパーの廃墟に向かいました。
待ち合わせ場所には、友達がもう来ており、親猫と子猫にエサをあげていました。
うぐっ、ファーストコンタクト、うまくいくかなー
緊張は猫に伝わるので、慣れた感じで、友達の横にしゃがみ、エサをガッガッと、勢いよく食べる二匹の猫を、気配を消し、無になってながめる。
‥
どのくらいの時がたったのだろうか?
エサを食べ、落ち着いて丸くなる二匹をしゃがんだままながめる
‥
子猫のほうは、好奇心旺盛で、体のうごきもキビキビしてるけど、親猫はどっしりとして、微動だしない。
ねー!ホラこの親猫、どっしりしてるでしょー、このあたりでは″ボス″って呼ばれてて、すごく落ち着いているんだよー
″ボス″
うん、たしかに‥野良猫のわりには、どっしりとしていて、どことなく、葉巻が似合うマフィアのボスみたいだ。
ひろさんには、このボスをお願いできるかなー
本当は二匹ともお願いしたいけど、やっぱりダメかなーと、横でボソッとお願いされたけど、かたくなに断った。
今、自分の家にはハル🐈がおり、そこにとつぜん二匹やってきたら、三匹のお祭りさわぎになり、想像しただけでもカオスだ。
イヤっ‥すんません、とにかく今日はボスだけ預らせてもらいます。でもセンパイ、あくまでも里親が見つかるまでですからね‥
わかった‥と、うなずきながら、センパイがおもむろに、上着の右のポケットから、シャキーンと、ソーセージをとりだす。
ほーれ、ほれほれ、ソーセージだよー
微動だしなかった、ボスがムクッと立ち上がる
子猫はその場で狂ったように、くるくるとまわりだす。
‥なんだこれ
この子たち、このソーセージ好きなんだよねー、はーいほらほら、ソーセージ
センパイがおもむろに、ソーセージを僕の右手ににぎらせる。
ボスの目がキラーンとひかり、僕のほうにのっし、のっしと、近づいてくる
ほら、ひろさん、ケージ!、猫ケージ用意して!
えっ?この流れで?
あわあわしながら、ケージのフタをあける。
おっいけるか?
ケージの奥にスッと、ソーセージを入れると、ボスはそのまま、のっし、のっしと、ケージに入っていく。
‥ 入った。
あー、ひろさん!はやく、はやくケージ閉めて!
あー、はいはい かしゃん!
ケージを閉める
ボスはゆったりしたしぐさで、ケージの中でソーセージにかぶりつく。
子猫のほうは、興奮状態で、まだその場をくるくるまわっている。
じゃ!ひろさん、そういうことで!
えっ?はい、じゃあ、このままつれて帰ります。いいですか?センパイ、マジで里親見つかるまでですからねっ!
あーはいはい、ボスがソーセージ食べてるうちに、いっちゃってー
僕はケージを持ち上げる
うっ‥けっこう、おもっ!
ずっしりとした重さにおどろきながら、ふらふらと、車の助手席にケージを乗せ、すばやくシートベルトをからめて、カシャッとロックする。
ケージの中をのぞくと、すっかりソーセージも食べ終わり、どっしりとスフィンクスすわりをしている。
‥落ち着いてるな
思った以上にすんなり連れてこれた。
さっそく、マンションに戻ると、すでに家にいるハルが、扉の向こうで、不思議そうな顔をしている。
ただいまハル、新しい仲間だよー、ボスっていうらしい、すごいよねーどっしりしてるよねー
ボスはいちおう野良猫なので、感染症とかに配慮し、念のため、2LDKの寝室と、リビングは隔離した状態にして、ハルはリビング、ボスは寝室で暮らしてもらうことにした。
寝室でボスをケージから解放すると、のっそり、のっそりと、ケージから出てきた。
‥すげー落ち着いてるな
さすがボスという貫禄で、さっそくベットのど真ん中にボスッと乗り、スフィンクス座りをして落ち着いてしまった。
‥なんか、すごい慣れてる感じ、これならいけるかもと安心しましたが‥
夜中、すごいことに!
夜泣きがすごい
ボスが落ち着いてくれたので、いやー今日は疲れたなぁと、ボスをベットで寝かせて、僕は床に布団をひいて、寝室でいっしょに寝た。
夜中を過ぎて、うとうとしだしら、突然ボスが立ち上がり、窓のほうに近づくと、とつぜん大きな声で叫びだした。
おいっ!、オマエ鳴くんかーい
今まで、どっしりとして、微動しなかったボスが、めちゃ悲しそうに泣き叫ぶ
子猫が恋しいのか、それとも呼んでいるのか、まるでオオカミの遠吠えのように、窓に向かって、ニギャーぉ!、ニギャーぉ!
まるで赤子の夜泣きのように、一晩中泣かれてしまい、僕も泣きそうでした。
次の日、会社でセンパイに伝えると
「ふむ、やっぱダメか‥」
まるでわかっていように、センパイはみょうに納得した表情でアゴに手をやった。
そして、僕の目をしっかり見据え、「やっぱ子猫のほうもお願い」と、さらりとお願いされてしまいました。
いや‥、二匹だけでもカオスなのに、三匹になったら‥
センパイが、やっぱボスと子猫は親子だったんだよ、離れたくないんだよ、ねっ!お願いひろさん、お願い!
センパイが拝むように両手を合わせる🙏
こうなる予感はしていたんだけど‥うーん、うーん
‥
‥わかりました。
というわけで、その日も定時ダッシュして、同じ流れでペットショップで、あれこれ購入し、昨日と同じ感じで、ソーセージで子猫をおびきよせて、ケージに入れ、マンションに連れて帰ってきました。
ふう‥、三匹か‥
ハルが、またなんか連れてきよったー、て顔で扉ごしに不審そうにながめてる。
ほーら、ボス、連れてきたよー、ほれほれ
寝室で子猫を解放すると、きゃっきゃきゃっきゃと、二匹が仲良く踊りだす。
しばらく、きゃっきゃして、遊んでいましたが、落ち着いたのか、二匹ともゴロンと同じポーズでくつろぎだした。

こうしてみると、親子だな‥
なんやかんやで、二匹の猫はすっかり落ち着いて、2ヶ月ほど住んでいましたが、無事に二匹とも預かってくれる、最近愛猫を亡くし、落ち込んでいた、年配のやさしいおばさんが引き取ってくれることになり、一件落着。
そして、三匹分の猫トイレだけが残った。
(おわり)
4.26番目の走者🏃♀️
ゆみごんさん
ゆみごんさーん!あとはよろしく!🏃♂️
5.オマケの一曲
「魔法はスパイス」〜Aooo〜
アニメ『WITCHWATCH』より♪
あなたの心にもハルをお届けします。
以上、すみひろでした🐦♪
