【小説】たまきへの手紙📩022〜漆黒の箱と番犬〜
火🔥と水🌊と🍃風と🕗時の世界
少年少女の時空を超えた旅が始まる
1.前回までのあらすじ
転校生たまきは、放課後に三人娘に襲われるが、同級生のひなたに助けられる、その後三人娘は、冥界の番犬ケルベロスに変化し、二人に襲いかかる。たまきは氷の魔法で応戦するが歯が立たず、魔法学校の校長ネビュラに助けを求め、ネビュラの持つ時空連結装置でテレポートし、難を逃れるが、ネビュラは一人、ケルベロスの捕獲に向かう、しかし、そこに風の魔法使いと、相棒のカラスの邪魔が入り、ネビュラは▪️時空連結装置を奪われる。
2.登場人物
🧊たまき、氷の魔女、冷たい
🔥ひなた、炎の魔女、アツい
🍃フーゴ、風の魔法使い、ガサツ
🐦Hiro、カラス、フーゴのお目付役
💀ネビュラ、魔法学校の校長、エロい
🐕🦺ケルベロス、冥界の番犬
3.本編『漆黒の箱と番犬』
🍃「やった!手に入れたぞ」
🐦「油断するな!相手は🕗時の魔法使いだぞ、一瞬のスキをねらってくるぞ」
🍃「わかってるって‥げっ!」
フーゴは💀ネビュラから▪️時空連結装置という、小さな黒い箱を手に入れて、得意げに右手でぽんぽんと、手玉のように、箱をもて遊んでいたら、ピタッと動きが止まった。
🍃「!」
フーゴは全く動けない…、意識はあるけど全く動けない。
🐦「ヤバい!いわんこっちゃない」
Hiroは、急に動きを止めたフーゴを見ていた方向から、💀ネビュラの位置を確認するため振り向いた瞬間‥
🐦「!」
Hiroは羽ばたくのやめ、空中で静止した。
💀「返せ!それはキサマらが軽々しく触っていいモンじゃない」
ネビュラはガイコツなので、顔に表情はないが、背中から紫色のオーラを発して、怒りを爆発させていた。ネビュラは▪️箱を奪われたことより、箱を軽々しく扱われたことに対し、無性に腹が立っていた。
💀「このガキぃ〜イタズラではすまさんぞ!、その箱は、科学者の叡智の塊だ、そして、全人類と魔人たちの最後の希望だ、もし故障でもさせたら、ガキの命一つで、あながえるモンだと思うなよ!」
🍃🐦「‼︎」
フーゴも、Hiroも、ネビュラのあまりにも強大な怒りに、ギョッとしたが、全身全霊で怯えているのに、指一本も動かせない。
💀「この▪️箱は返してもらうぞ‥」
ネビュラが箱を、フーゴの手から奪おうとしたその瞬間、横から紫色の閃光が通り抜け、廊下の窓ガラスを割って、一階の花壇に駆け抜けた。
💀「しまった!、あのクソ犬!」
🐕🦺「やった!、やりました!、ついに取り返しましたよハーデス様、これでハーデス様にたっぷりほめていただける」
ケルベロスは口に箱をくわえたまま、しっぽをパタパタふって、歓喜の舞を踊っていた。
🐕🦺「さあ、コイツで、🧊氷の魔法使いを冥界に送れば、ミッションコンプリートだ!いやっほ〜‼︎」
(つづく)
