連載第3回:Audit Beacon受賞者が語る「変革推進力・AIリテラシー・深いGRC」— AI時代のCAEに必要な3スキル【シリーズ完全解説】
プロローグ — 私が登壇した回、本記事は補足解説の場として
Audit Beacon Award シリーズ、連載第3回をお届けします。今回は、私自身が登壇した回の解説です。
前回 Episode 2 では、Tom McLeod、Dr. Ursula Schmidt、Gehan Alharbi の3名が「AI時代の不正・ガバナンス・連続アシュアランス」を議論し、「Don't Trust Until Verify」「Christmas 2026までに連続アシュアランス」など、職業全体に時間軸を突きつける警告が並びました。

Episode 3 のテーマは『Leadership, Talent and the Auditor of the Future(リーダーシップ・人材・未来の監査人)』。Rania Bejjani(ホスト/London)、Renato Trisciuzzi(ブラジル)、私 HIRO(日本/米国)、そして Chidambaram Narayanan(オマーン)の4名で、AI時代の内部監査リーダーシップと人材育成について議論しました。

私はこの回で、ひとつの強烈なコアメッセージを置きました。「これからの内部監査は、ハイブリッド監査組織へ移行する」。
ただ、事前打ち合わせや質問の共有など一切無しのぶっつけ本番での英語の収録だったこともあり、私が伝えたい内容を完全には言語化しきれなかった部分が多数あります(自分の英語力のなさを痛感。。)。
本記事では、Episode 3 の議論を構造化したうえで、私が以前 note に書いた解説記事からも補足を加え、日本の内部監査人にとって分かりやすい形で再構成します。
Episode 3 の中核問い — 「未来の監査人は何者か」
ここから先は
7,469字
/
2画像
メンバーシップ
¥ 100 /月
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
