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春場所ニューカマー3年後

2015年の春場所にデビューした注目の新弟子5人のその後を追う「春場所ニューカマー」も3年が経ちました。

  春場所ニューカマー

  春場所ニューカマー1年後

  春場所ニューカマー2年後

さて、この1年間で、情勢はどのように変わったでしょうか?

まずは同期の出世頭、御嶽海から。(見にくくてすみません。表の水色は勝ち越し場所、薄赤色は各段優勝、三賞などのタイトル獲得場所です)

快進撃を見せた2年目を上回る好ペースでした。昨年3月場所後も、今年初場所まで通算7場所連続勝ち越し。関脇在位も5場所連続で、大関候補筆頭に躍り出ました。ただし、大関昇進の足がかりとなる二桁勝利(10勝以上)を挙げることができないまま、先の春場所は負け越しと、このところややブレーキ気味。ここが正念場になりそうです。

その御嶽海のライバルと目されるのが、北勝富士

初めての三賞も獲得して御嶽海を追いますが、平幕下位で大勝ちしては上位で跳ね返されるパターンが続き、いまだ三役昇進を成し遂げられません。この春場所は番付を下げた平幕中位で負け越しと、こちらもややブレーキ気味です。ここから反転攻勢なるか。

そして、人気の宇良

昨年春場所で新入幕を果たし、夏場所では大勝ちして人気も急上昇。体が大きくなったこともあって、ワザ師ぶりだけでなく、前に出る本格的な取り口も増え、幕内定着かと思われた矢先、昨年秋場所で痛めていた右膝を悪化させ途中休場。その後も3場所連続全休で幕下まで下がり、残念ながら、番付はさらに下降しそうです。でも焦らずに完治させての再起を待ちたいです。

と、学生相撲出身の3人はやや停滞気味となったのですが、こちらは?

ボディビル出身で話題となった朝山端。前にも書きましたが、相撲の技術を身に着けていない新弟子が体力や体格だけで上がれるのは三段目あたりまでというのが私の持論。で、その通りに三段目突破に苦労したようですね。三段目昇進を果たしたあと一進一退でしたが、この一年は三段目に定着。今年初場所にはついに幕下昇進を果たし、四股名も朝鬼神と改めました(強そう!) いったんは跳ね返されたものの、春場所は勝ち越し。さあ、幕下復帰から定着へ、飛躍の年にできるか。

そして昨年も書いたように、カナダ出身の誉錦は残念ながら引退してしまっています。

というわけで悲喜こもごもの出世レースは続いているわけですが、この5人以外の力士たちはどうなっているのでしょうか。

2015年春場所に初土俵を踏んだ新弟子は、彼らを含めて43人

ちなみに今年春場所のデビュー組は44人。じつは2016年は46人、2017年は50人と増えていたのですが、今年は減少しました。昨年から続いた角界の多くの不祥事が影を落としたのでしょうか。

その2015年春場所組のうちでは、前記の誉錦を含めて18人がすでに引退しています。このなかには、インドネシア出身の琴安倍(1場所で引退)もいました。引退組のうちもっとも番付を上げていたのは、幕下まで進んでいた大司(昨年秋場所で引退)

幕内まで昇進した3人を除くと、もっとも番付を上げているのは幕下10枚目、十両目前まで上昇した霧馬山です。だが幕下上位の壁に苦しみ、先の春場所も幕下16枚目で負け越し。この霧馬山と朝鬼神だけが、幕下昇進を果たしています。

まとめてみると、今年春場所までの最高位は、幕内:3人 幕下:2人 三段目:10人 序二段:10人 引退:18人となっています。

いやあ、なんだかんだいっても、大相撲の出世争いは厳しいですね。

今年春場所には、大横綱・大鵬の孫にあたる納谷や、これも大横綱・朝青龍の甥にあたる豊昇龍らが初土俵を踏みました。ウカウカしてると先を越されるぞ。みんながんばれ!

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