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【挑戦】南高尾セブンサミッツ完登|登山歴1ヶ月の初心者|目指せハート型の軌跡づくりの記録

こんにちは。
昨年末に山を登り始めた、初心者ハイカーひとみちです。

今回、4回目の登山でついにロングコースに挑戦します!
まだまだ装備も揃っていない中、初心者が目指せるコースなのか?!

私のような近隣の登れる山を探す初心者さんが、登る前に下調べとして参考になる記事になるよう詳しく書いていきますね。


導入|登山初心者が「南高尾セブンサミッツ」に挑むのは無謀?

登山を始めたばかりで、「ロングコース」「セブンサミッツ」という言葉には、正直なところ少し身構えてしまう感覚がありました。
南高尾セブンサミッツは、高尾山の南側に位置する7つの山を縦走するコースとして知られ、距離も長く、アップダウンも多いルートです。

登山歴1ヶ月の初心者が歩き切れるのか。
前日、雪予報が出ている中で安全に登れるのか。
そもそも、ハート型の軌跡を描く精神的な余裕などあるのか。

暗雲たちこめる前日の空。
初心者ハイカーは悪天候では無理はしない。
明日よ、どうか晴れて!

この記事では、そんな不安を抱えながらも南高尾セブンサミッツに挑戦し、実際に歩いてみてわかったこと・感じたこと・初心者なりの工夫を、体験ベースでまとめています。
これから南高尾セブンサミッツを検討している方、登山を始めたばかりでロングコースに不安を感じている方にとって、判断材料になる記録になれば嬉しいです。



南高尾セブンサミッツとは?初心者目線で整理

南高尾セブンサミッツとは、高尾山の南側に連なる以下7つの山を縦走するルートを指します。

  1. 草戸山(364m)

  2. 榎窪山(420m)

  3. 泰光寺山(475m)

  4. 入沢山(500m)

  5. 中沢山(494m)

  6. コンピラ山(515m)

  7. 大洞山(536m)

一般的には高尾山を組み合わせ、合計8座を歩く縦走コースとして楽しまれることが多く、YAMAPなどではハート型の軌跡が描ける「ハートルート」としても知られています。
距離・標高だけを見ると低山中心ですが、アップダウンが連続し、初心者にとっては体力と集中力の両方が試されるコースです。



挑戦のきっかけ|兄の一言と「ハート型ルート」への憧れ

今回の登山は、登山経験豊富な兄が南高尾セブンサミッツに登ると聞き、「便乗」する形で決まりました。
目的は明確で、登頂そのもの以上に「ルートをなぞってハート型を描くこと」。

前日までにYouTubeやYAMAPでルート確認を繰り返し、イメージトレーニングは万全。
登山は今回で4回目、ソロ登山の経験もあり、ペース配分の感覚も少しずつ掴めてきた頃でした。

ただひとつ心残りだったのは、注文したトレッキングシューズが間に合わなかったこと
今回もランニングシューズでの挑戦となりました。



登山当日の朝|不安とワクワクが入り混じる初心者心理

前夜は深夜に一度目が覚めました。
不安というより、小学生の頃の遠足前日のような高揚感に近い感覚です。

深夜に雪予報が出ていたものの、当日は晴天・降水確率0%。
平日の金曜日ということもあり、駅も山中も人はまばらで、落ち着いた雰囲気の中でスタートできました。

高尾山口駅にはコンビニがあるので、行動食にプロテインバー・惣菜パンを購入して、いざ出発!

民家の脇が登山道入口。ここからが長い旅のはじまり。

実録|南高尾セブンサミッツ縦走の流れと見どころ

草戸山|最初から心拍数が跳ね上がる急登

冷たい空気が心地良い、1月の登山

高尾山口駅から草戸山までは、ひたすら登りが続きます。
気温は6℃ほどでしたが、早々に汗をかき、中間着を脱ぐことに。

冬山では汗冷えを防ぐことが体調維持のために重要。
暑さに応じた脱ぎ着できる服の重ね着=レイヤリングが重要だと、青梅の「赤ぼっこ」登山で学んだことを思い出しました。


澄んだ青空と開けた空間 @草戸山
八王子だと思っていた草戸山は町田市だった。

草戸山はベンチやテーブルが多く、景色も開けています。
時間は11時と早いですが、先を見越して早めのランチにすることに。

濃い味が汗をかいた体にはちょうどいい。
この他、握ってきたおにぎり、ウインナーソーセージパンなどたらふく食べる。

前回、「青梅丘陵ハイキングコース」で食べ損ねた味噌ラーメンをここでいただき、山で食べる温かい食事のありがたさを実感しました。


【三沢峠】峠とは思えぬ広い分岐。高い木々に覆われ
春や夏だったら心地よい日陰でベンチもあり休憩ポイントとしても良さそう。

泰光寺山〜西山峠|階段と彫刻に出会う区間

泰光寺山までは階段の登りが続きます。
泰光寺山の山頂では木彫りのフクロウ、西山峠では迫力ある木彫りの竜に出会い、思わず足を止めて見入ってしまいました。

【三沢峠】2mは超える木彫りのフクロウ。脚立とか持ってきて彫ったんでしょうか。
泰光寺山を後にして進むと次は西山峠で木彫りの竜に出会える。
一体、どれくらいの日数をかけて掘り進めたのか気になるような大作です。


ご丁寧にリュック掛けまで。

西山峠では甲州街道へ下山できる分岐(「下山」の標識)もあり、体力に応じてエスケープできる点は初心者にも安心材料です。

東山〜中沢山|迷いやすさと緊張感

非常に迷いやすい分岐では、YAMAPで現在地を確認。

西山峠を先を進むと、非常に迷いやすい分岐が現れる。
登り坂を選ぶべきか、左の平坦な脇道を進むか迷いYAMAPで情報を見ると、登りは「東山(標高460m)」への道だという。

東山はセブンサミッツには含まれませんが、展望が良く登る価値のある山でした。
ただし、下りが急勾配なので脇のロープを使って降りたほうが良さそうです。あぁ、こんなとき登山靴で来ていれば威力の程を体感できたのに!!

中沢山への道中にある「見晴台」

途中、「見晴台」は絶景が望めます!10℃を下回る気温でも、日当たり良好でまるで暖房の効いた室内のよう。
この景色を楽しむために来る価値がありそうです。


見晴台では、その絶景をゆっくり座って堪能できるベンチもあります。
冬はポカポカ、夏は激アツスポットと言うことか…。

中沢山への道中は細いヘリ道が続き、滑落リスクも感じる区間。
「よそ見は立ち止まってから」という基本を徹底しました。



後半戦|コンピラ山・大洞山から高尾山へ

コンピラ山でひと休憩。このとき食べたみかんのうまいこと。
疲れた体に柑橘のビタミンと水分がチャージされていく。
次の山にはみかんを持参しよう!

コンピラ山への登りは体力的に厳しく、小休憩を挟みながら進みます。
大洞山は標高こそ高いものの展望はなく、黙々と歩く時間。

大垂水峠を越え、いよいよ高尾山へ。

橋の下にまもなく運行が終わるという、大垂水バス停あり。
橋を渡ると現れる、高尾山への登山口。

裏から回るルートは初めてで、最後の登りが一番きついとは想像していませんでした。

一丁平園地の展望デッキから見た富士山は、疲れを一気に吹き飛ばしてくれる絶景。

人気のない絶景スポット「高尾山 大見晴園地」。
奥には富士山のシルエット。

登り始めて6時間。
この先を登っていくと、公衆トイレがあることにも心から救われました。
長時間トレイルでは、無闇に水分をたくさん摂取するとトイレが近くなるので、注意しないといけません。

そうは言っても、関東のカラっからの乾燥した空気で水を飲むなら、ほんのちょっとずつ、チビチビ飲むようにしていました。



ゴール|ハート型の軌跡と達成感

高尾山山頂に到着したのは15時。
観光客との温度差すら気にならないほどの達成感でした。

自動販売機の存在が、これほどありがたく感じたことはありません。
下山はケーブルカーを利用し、無事に高尾山口駅へ帰還。

帰宅後、家族の「よく頑張ったね」という言葉と、ビールの美味しさが五臓六腑に染み渡りました。
お風呂で足をほぐしながら、「私の体、今日は頑張ってくれてありがとう」と素直に労える一日でした。

YAMAPのGPSでなぞる軌跡。距離15.5km / タイム7:21
苦労が伺えるハート型

初心者向け注意点まとめ(装備・時間・体力)

登山初心者にとって、コースそのものよりも重要なのが「事前の準備」と「無理をしない判断」です。

低山・里山であっても、装備・時間配分・体力の見積もりを誤ると、想像以上に消耗してしまうことがあります。
ここでは、初めての登山でも安心して楽しむために、特に意識しておきたい3つのポイントを整理します。

装備|「最低限」でいいが「適当」は避ける

初心者の登山では、高価な専用装備を揃える必要はありません。
ただし、歩きやすさと安全性に直結するものだけは妥協しないことが大切です。

私は登山靴が間に合っておらず、ランニング用シューズで登っていますが、正直坂道で滑ります。
日頃、トレーニングをしているので体幹は強いので転倒したり、足を挫いたりすることは幸いなかったですが、登山靴の必要性をひしひしと感じています。


足首まで固定する本格的な登山靴でなくても、靴底が硬めでグリップ力のあるものを選ぶと、下り坂での疲労や転倒リスクを抑えられます。

服装は、動きやすく体温調節しやすいレイヤード(重ね着)を意識します。
汗をかいたまま風に当たると体が冷えやすいため、吸汗速乾素材のインナー+薄手の上着+防風用のウィンドブレーカーがあると安心です。

そのほか、水分・軽食・スマートフォン・モバイルバッテリーは必須です。

低山でも想定以上に時間がかかることは珍しくありません。「使わなければラッキー」くらいの感覚で備えておくと、心に余裕が生まれます。

時間|「コースタイム+余裕」が基本

初心者が陥りやすいのが、コースタイムをそのまま鵜呑みにしてしまうことです。
案内に記載されている所要時間は、比較的スムーズに歩ける人を想定した目安である場合が多く、初めての登山では余裕を見て行動する必要があります。

目安としては、表示時間の1.2〜1.5倍を想定すると安心です。
写真を撮ったり、景色を眺めたり、こまめに休憩を挟むことも含めて計画を立てましょう。

また、下山時間が遅くならないよう、午前中スタートを意識するのも重要なポイントです。
山は日がくれる前に下山すべし。
明るいうちに下山できるだけで、道に迷う心配や遭難への心理的な不安や焦りは大きく減ります。

体力|「余力を残す」が正解

初心者の登山で大切なのは、「頑張ること」ではなく「余力を残すこと」です。
登りで無理をすると、下りで一気に疲労が出て、膝や足首に負担がかかりやすくなります。

歩くペースは、会話ができるくらいの速度を基準にします。
息が切れるほど速くなっていたら、一度立ち止まって呼吸を整えるサインです。

また、「今日は調子が悪い」と感じたら、引き返す判断も立派な選択です。
登山は競争ではなく、自然の中で自分の体と向き合う時間。
無理をしなかった経験こそが、次の登山への自信につながります。



結論|登山歴1ヶ月でも南高尾セブンサミッツは歩ける?

結論として、準備と無理のない判断があれば、登山初心者でも南高尾セブンサミッツは十分に楽しめると感じました。

ただし、距離と累積疲労は確実に体に残ります。
エスケープルートの把握、時間管理、装備選びは必須です。

山登りを始めて1ヶ月でここまで歩けたことは、大きな自信になりました。
次は、今回間に合わなかったトレッキングシューズで、また新しい景色を見に行きたいと思います。

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