創作大賞TALES応募作品推薦レビュー(6/15)
はれるや( ´ ▽ ` )ノ。です。
創作大賞2025のTALES作品の推薦レビューです。
不定期にアップします。( #創作大賞感想 )
死者の涙は乾いたか|夏野 さんご
【ミステリー小説部門】
【推薦レビュー】遺書に書かれた姉の願いを実現する
最愛の姉から届いた遺書。興信所の所長とともに、その遺書に書かれた姉の願いを実行に移していく。
亡くなった姉は今更喜ばない。これは誰に対する復讐なのか。これが誰を幸せにするのか。
すべては計画通りに運んでいたはずなのに、予想外のことが起こり、どんでん返しの結末を迎える。
先が読めるようで、少しずつそれが裏切られて、読者の緊張が高まっていく。
復讐劇なのに読むのがつらくなることもなく、むしろ先を急いで読み進めた。
ラストはハッピーエンドと言っていいのだろうか。そんな疑問は残るが、こういう終わり方、私は嫌いじゃない。
読みやすいのに本格派。読み応え抜群のおすすめミステリー。
別アカウントならよく知ってます。相互フォローのsanngoさんです。note記事はこちら。
【完結済】猫又へいじ!|蒲原二郎『インバウンドの魔王様』(Tales)
【ミステリー小説部門】
【推薦レビュー】肉球探偵は江戸の都で大忙し
妖怪猫又の岡っ引き、寅次郎と、その相棒の野良猫、三郎太。そして、唯一猫又の言葉がわかる上司の同心・江藤帯刀。この三人(一人と二匹)が江戸中で起こる不審死の謎を解く。
ちょっと畠中恵の『しゃばけ』のような話なのかなと思ったけど(実は私は読んでない)、江藤と猫又たちの関係が実にユーモラスで楽しい。仲は良くないが、ちゃんとチームになってた。
じゃ、そのキャラだけで物語が成立しているのかというと、そこはちゃんとダイイングメッセージを含んだ謎解き要素あり、犯人とのアクションシーンありで、最後まで楽しめた。
個人的には、事件解決後の最終話(エピローグ)が特に楽しかった。
猫好きミステリーファンにおすすめ。猫好きでないミステリーファンにもおすすめ。
蒲原二郎『インバウンドの魔王様』(Tales)さんのnote記事はこちらです。
きみだけが知らない歌|soundws
【エンタメ原作部門】
【推薦レビュー】よしんば千秋って、誰? ある音楽ライターの疑問
よしんば千秋の歌を聞くと気持ちが悪くなる主人公。よしんば千秋って誰?
なぜ?と気になったので周りに聞いたら、みんな知ってる昔のカリスマ歌手。だけど、レコードは未発売。
調査していくうちにわかってきた千秋のこと。涙なくして聞けない彼女の物語。
登場人物の中では、大元の能天気で明るい性格が好きです。彼女がいれば、どんな重い人生でも軽くなると思う。
音楽と記憶をつなぐ不思議なミステリー。おすすめです。
soundwsさんのnote記事はこちらです。
駒込ピペット【完結】|鳶野 恭平/tobino kyohei
【エンタメ原作部門】
【推薦レビュー】とっても可笑しい不思議な小説
読み始めてすぐに「なんじゃこりゃ!」と松田優作風に叫びたくなりましたが、恥ずかしいので思いとどまったというほどの不思議な小説。
作者に、ストーリーに、ついて行けなくなったら負けです。でも絶対に誰も負けません。勝ち負けを超越した小説だからです。
「ちょっと何言ってるんだかわからない」と思うことはありません。それくらいの名作です。
個人的にはTくんが好きです。彼はいいやつです。ほかの登場人物もみんないいやつです。作者がいい人だからでしょう。
はい、皆さん。この作品、読みましょうね。それでは、さいなら。
鳶野 恭平/tobino kyoheiさんのnote記事はこちらです。
滲む|nicole
【恋愛小説部門】
【推薦レビュー】ただ、この思いが滲む(にじむ)
この作品はnoteで2回読んだ。もうひとつ読みかけていた「彼方」が中断している間に3回目を読んだ。
明るい作品が好きな私としては異例のこと。そして、普通は何度も読み返さないのに、何故なんでしょう。
そんな不思議な物語だ。
主人公の真衣が長谷川さんに惹かれていく、ただそれだけの話なのに、彼女の周りで起きるエピソードのひとつ一つを読み飛ばせない。高校時代の話もあれば、友人の話もある。それらすべてが彼女を形成している。
彼女が惹かれていく大人の男性、家族を持つ長谷川さんも不思議な人だ。彼女との関係をどうしようとしているのか。下心もなく、ただ純粋に彼女に興味を持っているだけなのか。
物語の結末はここには書かない。みんなにも読んでほしいから。
nicoleさんのnote記事はこちらです。
週末探偵とヴィータバンドの影|えむのマイトン@路地裏で遊ぼう
【ミステリー小説部門】
【推薦レビュー】週末探偵のTALESでの最初の事件
週末探偵、響さんと若い左遷刑事、剛士の凸凹コンビがスマートバンド殺人事件の謎を解く。
ある老人の不審死から始まった事件は大きな殺人事件へと発展していく。
それにしても、響さんのしゃべり方はどんなイントネーションなんでしょうね。間延びした独特な感じを実声で聞いてみたい。ドラマ化すると面白いと思う。俳優は誰がいいかな。中村倫也?イケメンすぎるか。いっそのこと、作者本人にやってもらうのがいいか。……なんてことを考えながら読んでたので、2倍楽しめました。
まだまだ週末探偵の活躍は続きそう。ぜひシリーズ化してください。待ってます。
続編を待てない方は、noteに掲載されている番外編をどうぞ。
えむのマイトン@路地裏で遊ぼうさんのnote記事はこちらです。
今日の紹介は、以上の6本です。
私もエントリーしています。( #私の作品紹介 )
読みに来てください。読みに行きます。
ファンタジー小説部門(完結済)
エンタメ原作部門(完結済)
では、このへんで。
はれるや( ´ ▽ ` )ノ。
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