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「あなたの仕事なんて誰でもできる」の怖いウソ

「あなたの仕事なんて誰でもできる。もっと安くて成果出せる代わりはいくらでもいるんだから」

ほう、いい度胸だ……。
ならば連れてくるがよい、「安くて成果出せる代わり」を!

「お問い合わせ・CV・リードほしい」を叶えるサービス、ホギコト代表のWebマーケター・コピーライター日野成美です。

前回のnoteはこちら💁‍♀️

過去、私は「あなたより安くてできる人なんていくらでもいる」を論破し、

人を見下す人がビジネスで大損すると叱りかまし、

パワハラ言動がビジネスにもたらす障害に警鐘を鳴らしてきました。


パワハラって不快とか邪魔とか人倫にもとるとかもそうだけど、ビジネスにとって無駄無駄無駄無駄ァ!!
人の仕事邪魔して仕事した気になってるんじゃねーぞ!

倫理道徳云々というより、誠実で感謝に基づいた仕事の方が成果が出るし、やりやすいし、効率的。パワハラ職場はろくな仕事ができない環境だから止めたほうがよかろうもん!って話です。

今日はそんなパワハラ撲滅シリーズ。「あなたの仕事は誰でもできる」を扱います。
果たしてそこに真実はあるのか?

こんな方にオススメだよ!

  • 「あなたの仕事なんて誰でもできる」と言われてしまいモヤモヤMAXの人

  • 「あの人の仕事なんて誰でもできるのに」と不満が止まらない人

  • 人に感謝される仕事のやり方が知りたい人

※ホギコトのnoteはPRを含みます

「あなたの仕事なんて誰でもできる」発言は仕事への解像度が低すぎる証拠

さて、前提として。
「だれでもできる状態」に到達したビジネスは、再現性の点で完成されたすばらしい状況です。

おめでとうございます。大手企業ならまだしも中小企業とかベンチャーで「あなたの仕事はマニュアルさえあれば誰でもできる」が本当に実現してたらマジでスゲーです。尊敬に値します。


そう、ビジネスの理想形は「誰がやっても同じクオリティのものが出てくる再現性」が担保された状態。
どの店舗行ってもハズレを引かないサイゼリヤなどのチェーン店や、仕組み化をあくなき執念で進めた大企業なんかが到達する領域なのです!!


……ただーし。
大抵このワードが誰かしらの口から出てくる現場(しかも中小企業・スタートアップ)って、

  • 属人的な業務が多い

  • 「○○さんじゃないとわからない」が多い

  • 上司がパワハラ気質

結構な割合で「業務に対する解像度が低く、雑に人を扱っても完璧な成果物が出てくると勘違いしてる」パターンが多いのですよね。

たとえばWebマーケティング業界だと昨今、「私の代わりは他にもいるもの」と綾波レイ状態に陥りがちな
Webライター・デザイナーのみなさん。

文章書くだけ、デザイン描くだけ。
……って思われがちですよね。

No. 1成績をとってきた私・日野も「あなたくらいの文章は誰でも書ける」と言われたことがあります。わーお。

まあAI時代が到来し、chatGPTとかに投げればそこそこ使えるコンテンツが生成される現代。
うまくAIを使いこなせば、なんとかなるかもしれない。

人間ライターが行間と空気読んで必死で記事作成してるようなお粗末な依頼書を書く程度のスキルで、
AIにまともなディレクションができるとすれば。

人にできて、AIにできないこと、それは「空気を読むこと」です。

あと前例のないこともできません。スワイプファイルはAIからは生まれない。
さらに450本以上のセールスライティング制作を担当してきた私が分析する限り、AIに広告コピーなどの「人に売りこむ文章」を書かせるのは至難の業。あいつら具体的に書けば人が買うと思ってるから!現実はそんな甘くないから!

文章もデザインも、その人が培ってきたリズムやテイストで属人化されています。
「この人みたいに書いて(描いて)」って言われても、なかなかうまくはいかない。

AIを使いこなすのにさえ、プロンプト(指示文)をわかりやすく書く言語化スキルが必要不可欠です。
目の前のライターやデザイナーへのまともなディレクションもできずに、AIに丸投げしようとしてポシャる現場は枚挙にいとまがない!


「あなたの仕事は誰でもできる」
そんなこと言ってくる人はかなりの確率で、

  • その業務にどんなスキルが必要か

  • どんな適性があることが望ましいか

  • 達成のためにどういう情報が必要か

これらを言語化できてない状況のことが多い!

言語化できないことをAIは対応できない!
だってAIだから!!

だから雑なアウトプットしか出せない。それがビジネスとAIの限界です。

「誰でもできる」を解像度高く言うと、
(才能あってスキルを会得済みで勘所がよくて、臨機応変に対応できる人なら)誰でも(努力を1万時間重ねて修行すれば)できる」

ってことなのよね!
おるんかい、そんなやつ!!

「誰でもできる仕事」と言い切る人、3つの特徴

さてさて、Webマーケティング畑も「人に頼むよりAI」って風潮になりがちですが、人に外注しておきながら「あなたの仕事は誰でもできる」とか言ってくるヤツってビジネスパーソンとして結構なポンコツです。

理由を3つピックアップしました。腹いせになれば幸いです。

その1.人を見下すので適切な判断ができない

「あなたくらいの仕事誰でもできる」と言い張る人は、人のことを見下します。

「あの人くらいの人材はゴロゴロしてる」
「誰々さんみたいな仕事は誰にでもできる」

こ、こ、こ、この
あんぽんたんちんスカポンたんが!

採用はガチャと同じで課金と運の世界。
1人採用するのに100万円かかるなんてザラ!

社風や雰囲気、勤務形態なんかにパーフェクトにマッチする人材はなかなかいない。
今仕事してくれてる人のスキルや業務内容、棚卸ししてみ?

十中八九、「誰でもできる」内容やないから!!


死にたいのか!?調査兵団と同じくらいの致死率で壊滅するぞ!!

私が過去に見た「あの人の仕事は誰でもできる」と言われていた人の業務内容は、クライアントワークと資料作成と期待値調整とディレクションとメールでの顧客折衝と、どれか1つでも外注しようとすれば新人がパンクするだけの仕事量をこなしていました(もちろん属人性高すぎて誰も引き継げなかった伝説の案件)。

人のことを見下すことで、実際に出ている成果や効果が矮小化され、適切な判断をすることが困難になります。

あと、どんな仕事にも適性がある。
「誰でもできる」仕事なんてない!!

たとえば飲食店の店員さん見てみ?

  • 数時間立ちっぱなしでも大丈夫な体力

  • まわりの人の動きを見極める観察力

  • 騒音や大きな声に負けない鈍感力

この時点で誰にでもできる仕事ではない!適性が明白にあるやろがい!!

なお、私は飲食店店員が絶望的に向いておらず、その節はバイト先にご迷惑をおかけしました。大変申し訳ありませんでした。今はまったく関係ない仕事してるので許してください。

私が考えるに、たとえビジネススマイルでも出勤日には笑顔で働いてくれて、そつなく現場を回し時給分以上の利益に貢献してくれる人材は、

間違いなく他社も欲しい!!!
もしこのnote読んでる人で「あなたの仕事なんて誰でもできる」て言われてる人おったら転職や独立をおすすめしたい。きっといいご縁につながるから!

「あなたと同じくらいできる人はなんぼでもいる」
私らに八つ当たりして言うてる場合か!

気をつけろ!
その慢心が自分の首を絞めることになるぞ!!!

その2.努力を過信している

「頑張ればあれくらい誰でもできるよ」

くらえ!
頑張ればできる=どうあがいても無理の法則!!

貴様は1万時間の法則を知らんのか!?努力してもプロ並みに習熟するのに毎日8時間修行しても5年はかかる。
さらにセンスがないと、どう頑張っても凡庸なアウトプットしかできない!


私は小さい頃から周囲を天才に囲まれて育ったために、「努力しないといけない自分は凡人」と思って大人になりました。
病気を患った関係で最終学歴が中卒なので(大学進学はした)、人より頑張らないといけないと思っています。

だから新しい領域に挑む前には書籍を5〜10冊読むし、周囲に相談もする。


そんな努力の鬼でやってきた私でも言える。
天才=センスがある素人には努力ではどうあがいても勝てない。

人間には生まれつき「文章が得意」「動画の方が頭にスルッと入る」などの傾向があります。
その延長線上に職務適性があるんです。

センスある人は何回か実践経験を積んで、3〜4回転んで覚えてしまって5回目にして完璧な成果物を納品できるようになる!!

ホギコトの分析担当・村山なんかがそのタイプだ!何回かやらせると確実に成果につなげる納品物を量産してくれる。小規模事業者にとってはありがたMAXの人材!

「あれくらいの業務、頑張れば誰でもできる」なんて悲しいこと言わないでください。
そこに至るまで、血反吐を吐くような努力と研鑽が必要かもしれないんです。

それかもしくは、その業務に対して最適なセンスを持った人材を運と金を使って採用するしかない。
努力できる人もセンスある人材も、簡単には手に入らないんです。

その3.事実を見ない

ある会社で、パワハラ社長に「あの人は仕事ができない」と言われてる人がいました。
試しに私が事実ベースで見てみたところ、その人はこんな感じでした。

  • 納期前倒し納品

  • めちゃくちゃ数字出してる

  • 前代未聞の大量生産

  • きっちり報連相

仕事!!
できとるやろがい!!!


なぜ仕事できないと思った?え、社長にお世辞言わなかったから?

……おい、利根川の渡しに沈めるぞ?
雰囲気だけで物事をジャッジするの、ダメ絶対。


まあこんな感じで、
他人の仕事への解像度が低すぎて、事実をまったく見ません。

人を「なんとなく」でしか見ないから、人の仕事を雑に否定する。

感情論をビジネスに持ち込み、事実をスルーし、「普通にあの人たちよりもっとできる人がいる」とありもしない幻想を追いかける。

ホギコトも「なんとなく」で仕事を進めてしまわないよう、数値と事実ベースでの判断を常に実施しています。

なぜ事実を見るかって、お客様のためです。
お客様が損をしないために、事実ベースで仮説検証を進めるんです。


事実を見ずに「あの人の仕事は誰でもできる」とか言う人は控えめに言ってポンコツ。
せめて業務に適性ある人材のビジョンを明確化してから言え。

「あなたに頼んでよかった」と言われるために

さて、いろいろ書きましたが。
せっかくだったら「あなたに頼んでよかった」と言われる仕事がしたいですよね。

生成AI黎明期の今、単純作業や簡単なクリエイティブだと「人に頼もう」と考えるよりも「AIに作ってもらおう」とChat-GPTやGeminiを開く選択肢が生まれてしまいました。

「ただ仕事するだけ」じゃ認めてはもらえない。AIによって淘汰される人材は確実に多い。


人間に依頼する価値。
それが常に問われるからこそ、私たちは。

希望やニーズを言語化することをあきらめない力が必要になります。


ちょっとプロンプト書ける力量さえ身につければ、AIでわりとしっかりしたコンテンツが生成できる。
DXで属人的な業務はデータベース等でブラックボックス化が防げるようになり、「誰でもできる」化のための仕組みづくりもやりやすくなりました。

人間にできるのは、能動的に発言したり、AIにはない視点でのエンドユーザーファーストを実施して、仕事の向こうの「お客様」によりよい体験をしていただくこと。


「あんな仕事、誰でもできる」と言う前に。
どんな人にどういう仕事を頼みたいか、明確化しませんか?


たしかにあなたの期待通りの成果が返ってこなかったかもしれない。
ただ、あなたも「プロならこれくらいできて当然」というポイントを整理できていますか?

整理できているなら、それにピッタリの人材を採用できるよう頑張ればいいだけではないでしょうか。


そして「あなたの仕事なんて、誰でもできる」と言われてしまった方。
安心してください。ということは、あなたとその職場は相性が良くなかったというだけの話です。

「誰でもできる仕事」は厳密にはこの世に存在しません。
絶対に人と仕事には適性があって、相性がある。


コンビニの店員さん、チラシ配りのお兄さん、ウーバーの配達員さん。ファストフード店のお姉さん。
みんな「向き不向き」がある。


私も飲食店の立ち仕事は絶望的に向いてなかったけど、マーケティングの世界に来たらジョイン先各社No. 1成績を叩き出す優等生になってしまいました。


どんな仕事も、大事な仕事。
ホギコトでは言語化を通して顧客ニーズやインサイトを探り、精度の高い仮説検証を実施してCV改善率90%を叩き出してきました(※3ヶ月以上のプロジェクト参画において)。


あなたはどんなことが得意ですか?
その業務に求められるスキルやクオリティはどんなものですか?


ことばにするのを、諦めないでください。

「求めよ、さらば与えられん」

私たちが模索し続ける限り、必ずどこかに「あなたに頼んでよかった」と言い合える仕事の姿が、あるはずなんです。


本日もお読みいただきありがとうございました。
メリークリスマス!みなさまよいお年をお迎えください!

次回「マーケティングは、山登り。だらだら続けて成果につなげる方法」の予定。お楽しみに!

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