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世界は6人でつながるらしい(日曜エッセイ)

※読むだけ時間のムダです。ヒマを持て余してる方はどうぞごゆっくり。


世の中は広い。

そう思っている。

少なくとも私はそう思っていた。

ところが最近、
noteを眺めていると、
案外そうでもないのではないかと思うことがある。


先日、
ノウハウ系で有名なAさんと、
投資や経済系の記事を書いておられるBさんが、

あるイベントを通じて、
つながりを持つことになったらしい。

私はお二人を、
それぞれ別の場所で以前から存じ上げていた。

Bさんは以前、
Aさんのことを、

「超有名人のあの方」

というように書いておられた。

だから私は勝手に、

「以前から一方的な認知なのだろう」

と思っていた。

どうやら違ったらしい。


さらに思い返してみる。

Cさんとは、
Aさんの紹介がきっかけで知り合った記憶がある。

そしてCさんといえば、
相変わらずである。

いや、
だいぶ大変らしい。

​そういえば、
マイペースに好きなことを書いておられる
Eさんの記事も、いつも平和で癒やされる。


noteには、
たくさんの人がいる。

毎日、驚くほど多くの記事が流れていく。

その中で、

「あの人とこの人がつながった」

とか、

「この人は、あの人の紹介だった」

とか、

そういうことが普通に起こる。

不思議なものである。


そこで思い出した。

六次の隔たり。

という考え方である。

世界中の人は、
知り合いの知り合いをたどっていけば、
6人程度で誰かにたどり着ける。

そんな話だ。

本当かどうかは知らない。

しかし、
なんとなく面白い。


たとえば、
Bさんには4000人以上のフォロワーさんがおられる。

その4000人が、
それぞれ別の4000人とつながっていて、

そのまた4000人が、
さらに別の4000人とつながっていて、

それを6回たどるとどうなるのか。

4000の6乗。

計算してみた。
(また始まった……)

4,096,000,000,000,000,000,000。

約40垓。

数字が大きすぎて、
もはや読み方から怪しい。

【豆知識・数字の単位】

万(1万)
億(1億)
兆(1兆)
までは何となく分かる。

その先は、
京(けい)

垓(がい)

𥝱(じょ)

穣(じょう)

と続くらしい。

もはや漢字検定なのか、
算数なのか分からない。


途中から、
計算方法が合っているのか不安になってきた。

実際には、
同じ人が何度も出てくるだろうし、

フォロワー同士も重なっているだろうし、
単純な掛け算で広がるわけではない。

それは分かっている。

分かっているのだが、
とりあえず日本の人口は一瞬で超えた。

地球の人口も超えた。

たぶん銀河も困っている。


私はnoteの話をしていたはずである。

それが気づけば、
宇宙規模の話になっていた。

ここで私は、
あることを思い出した。

そういえばCさんは、
少し前にパソコンが壊れて困っておられた。

私は気づいてしまった。

もしかすると。

六次の隔たりは、
既に実現していたのではないか。


2000人以上のフォロワーさん。

その先の知り合い。

そのまた先の知り合い。

世界中の人々。

増え続ける通知。

鳴り止まない着信音。

処理しきれない情報量。

そして。

パソコン沈黙。


私は知らなかった。

あの記事は、
単なる故障報告ではなかったのだ。

世界とつながりすぎたCさんの、
最後のSOSだったのである。

いや、

もしかすると
Cさんは地球人だけではなく

火星人や土星人とも
つながっていたのかもしれない。


世界は広い。

そう思っていた。

しかし、
誰かの記事を読む。

その人が誰かを紹介している。

さらにその先の記事を読む。

コメント欄で別の人を見かける。

マガジンでまた別の人にたどり着く。

そうしているうちに、

見知らぬはずの人が、
どこかでつながっているように見えてくる。

便宜上、自分を含め6人をあげてみる

Aさん 4000人弱

Bさん 4000人超

Aさんとイベント共同主催のDさん 1500人超

Cさん 2000人超

Eさん 1000人弱

私 700人弱

ここまで来ると、
計算すること自体が目的になっている。

六次の隔たりとは何だったのか。
計算……
する気にもなれない。


人間関係は、
数字のようには割り切れない。

4000の6乗のように、
きれいに広がるわけでもない。

それでも、

誰かの言葉が、
誰かを通じて、
また別の誰かに届くことはある。

それはたぶん、
数字よりも少し不思議なことだ。


世界中の人が、
本当に6人でつながるのかは分からない。

けれど、
noteの中を歩いていると、

世界は思っているよりも狭いのかもしれない、
と思う瞬間がある。

そしてその狭い世界のどこかで、

今日も誰かが、
誰かの記事を読んでいる。

たぶん、
あの記事にもたどり着く。

世界は広い。

でも、
案外せまい。

ノウハウ系も、
投資やポイ活も素晴らしいと思う。

参考にさせていただくことも多い。

ただ、

4000の6乗を計算していたら
銀河の心配を始めてしまった人間が、
急に真面目な発信者になれるとも思えない。

これからも、
Eさんのように平和に
好きなことを書いていこうと思う。

フォロワーさんがふえ、
たくさんの通知が来るのは嬉しいが、
見落としたりしたら大変申し訳ない。

それにCさんのパソコンが壊れたように、
スマホが壊れたら困るので。

なので、マイペースでいいと思っている。


最後まで読んで下さった方々には、
「またか……」
と呆れられているであろうことは
想像にかたくない。
申し訳ない限りである。


#日曜エッセイ
#エッセイ
#六次の隔たり
#人とのつながり
#数字の不思議

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