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立場が弱い人ほど「自己責任」とがんばってつぶれていく 社会的な視点が必要

以前、こちらの記事で信田さよ子さんの動画をご紹介しました。

動画には他にも重要なメッセージがあります。

(動画メモ;太字は筆者)
力のある人がない人に向かって、「人のせいにするな」「甘えるな」という。自分がどれだけ甘えているかについては評価しない。

弱い人あるいは周縁にいる人ほど、自己責任、甘えるな、自分のご機嫌を自分でとるとかいわれて、潰れていく。
今の世の中はまずいと思う。

社会と家族の構造は似ている
家族のなかで、一番自分がだめなんじゃないかと思っているのは小さな女の子であって、お父さんはあまりそう思っていない。

一般的に、父母の不和や暴力を見て育つ子どもは、自分のせいだと思い、自分を責めることをデフォルトにして生きていく。

家族と世の中のことはすごくパラレル。弱い人ほど自分を責めるということがいえる。
(メモここまで)

家族が必ずしも安らぎの場ではないということは前より知られるようになりました。機能不全家族で生まれ育った一人として、ありがたい傾向です。10年前と比べても、家族のしんどい話がずいぶんしやすくなりました。

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とはいえ、社会と家族の構造が似ていることは、まだまだ認識されていません。

例えば、ケアの負担の集中です。
社会:介護や看護、保育といった「ケア労働」は女性に偏りやすく、低賃金・不安定労働になりがち。
家族:家庭でも「祖父母の介護」や「病気の子の看病」が母親や娘に集中し、男性は免責される傾向がある。

社会的視点をもつ心理職の人は本当に稀で、私は信田さんぐらいしか知りません。個人にフォーカスするだけでは改善しない問題が多いので、心理職の人はもっともっと勉強してほしいですね。


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