【畑日記#10】トマトに花びらの多い変な花(鬼花)が咲いたら




トマトの変形花(鬼花)が咲く理由とその対策

「家庭菜園、定植時は無肥料出発」がトマトのセオリー
トマトは吸肥力の高い作物のため、肥料があって水分があるとどんどん生育してしまいます。家庭菜園のように施肥管理がむずかしい場合、定植時は無肥料で出発し、様子を見ながら追肥していくのがベストです。
雨が降ると急激に効いてコントロールしづらい有機質肥料よりも、順を追って肥効の続く化成肥料のほうがうまくできる、と、ここ数年で知りました。化成肥料って便利ですよねえ。
なんてことをわかってはいたのですが、昨年、無肥料で出発したあとなんとなく調子が悪かったため、今年は定植時にうっかり移植ゴテ半量のボカシを入れてしまいました。
ということで、とくに樹勢がいい品種「麗夏」が暴れ始め、とうとう変形花、俗に言う「鬼花」が咲いてしまったのです。
鬼花が咲いたらどうする?
通常トマトの花は花びらが5~6枚、真ん中に柱頭が見えわりとこぢんまりしているものですが、鬼花は明らかにまがまがしいというか、異様な形状をしています。花弁が多く、柱頭も妙な形、ひと目見て「この花、変」とわかります。
チッソ分が多くて樹が暴れているときに出やすく、わたくしの場合毎回2段目くらいに出てしまうのですが、そのまま放置していると俗にチャック果・穴開き果などと言われる変形果になってしまいます。
家庭菜園なので変形果ができてもかまわないのですが、樹が変形果を育てるために体力を使ってしまうので、早めに摘み取るのがおすすめです。
鬼花が咲く=肥料が効きすぎていると言えるのですが、まずは成長点を確認します。成長点が鉛筆くらいの細さであれば肥料がちょうどいい状態。それ以上の太さならまだ効きすぎているので、追肥は控えます。
お蝶夫人、我に返ってください
鬼花が出て樹が暴れている時点で、わたくしの今年のトマトは施肥管理に失敗したってことですから、もしかして梅雨の雨が長すぎたり、夏が暑すぎたりすると収量も上がらないのではって感じです。
この後追肥をぐっと我慢して樹勢を落ち着かせれば、上の段はちゃんとした花が咲いてくれるはず。と思っているのですがどうでしょう。
この後無肥料のままでがんばって「お蝶夫人」には我に返ってもらいたいと思います。
☘️麗夏の脇芽もひとつ植えました👇️
☘️接木苗のトマトは無肥料出発。ぜんぜん生育が遅いです
