創作大賞2025を振り返って ①
創作大賞2025の締め切りも過ぎました。
応募された皆さま、お疲れさまでした。
今年は複数エントリーしています。
Talesからは、新作の『寄生体』を応募しました。全20話構成ですが、文字数としては中編程度の分量です。
執筆時期が2月下旬から3月だったので、創作大賞2025がアナウンスされる前に書き終えていました。ですから正直、協賛メディアが求める方向性に合っているかどうか、不安でもあります。
主人公の過去を少し掘り下げて、長編に仕上げたほうが良かったのか?など、色々と思うところはありますが、ひとまず新作を書き上げたという達成感はあります。
そして、今年はいくつか推薦レビューや感想を頂きました。
影山さくらさんから丁重な感想&推薦レビューを頂きました。
作中に登場する「謎の男」が実在するのかどうか曖昧に描いているため、読者が一瞬「これはファンタジーか?」と反応するのは自然なことだと思います。実は私も書きながら、現代ファンタジー路線に寄せるか、それともホラー調に進めるのか迷いました。書き終わった後、ホラー部門に応募しようと思っていたのですが、「黒ずくめの男が普通にしゃべるからホラーっぽくない」と妹に言われ(笑)ミステリーに変更しました。
複数人の視点から、物語は描かれています。登場人物の視点から見た世界は、少しずつ異なっています。ある登場人物は正常に思え、ある登場人物は異常に思えます。
果たして、自分は登場人物に偏見を持っていないだろうか。
最終話を読みながら、非常に興奮しました。「作者の方に気持ち良く騙された!」と思いました。物語の中の全ての点が線で繋がり、ある種の爽快感がありました。ラストに至る伏線は随所に張り巡らされていましたが、自身が持つ偏見に邪魔をされました。
また、タイトルの意味など深く考察いただき有難うございます。こちらの意図がちゃんと伝わっていたんだと実感できて、とても嬉しかったです。
影山さくらさんは、Talesから「お仕事小説部門」と「ファンタジー小説部門」にエントリーしています。
「私は何も知らなかった」には、推薦レビューを書かせていただきました。
タイトルの「私は何も知らなかった」
これは、誰の言葉かによってその意味が大きく変わってきます。 保身のために「私は何も知らなかった」と見て見ぬふりをするのか、それとも「何も知らなかった私の馬鹿野郎!」と悔しさのあまり叫ぶ言葉なのか。
循環取引に巻き込まれた主人公・如月麗美は、その不正を暴こうと身を投じます。 気の強さと猪突猛進な性格で突き進む彼女の姿に、思わずスカッとする場面が多々あります。 それと、所々に散りばめられているシニカルなセリフも物語のテンポを高めています。
確かに循環取引は明確な不正行為です。暴かれれば信用を失い、倒産に追い込まれる可能性もあります。けれど、そこに関わった人々にもまた、それぞれの事情や感情がありました。
正義とは何か?
そんな問いを改めて考えさせられる物語でした。
お仕事小説xミステリーとして、強くお勧めしたい一作です。映像化にも向いていると思います。
確かに、専門用語は多く登場しますが、物語の本筋はとてもわかりやすかったと思います。お仕事小説ですが、ミステリー要素も含んでいますので、猪突猛進な主人公が読者の代わりに不正(謎)を暴いてくれます。シニカルなセリフもスパイスになっていて、思わず吹き出してしまうようなユーモアも魅力的でした。
「霧の彼方へ」はブックマークもつけてあるので、これから読む予定です。
影山さくらさん、作品のご紹介&感想をありがとうございます!
そして……
野やぎさんの「みんなの #創作大賞2025 note読んだまとめ200作」に、今年はちゃっかりと入れてもらいました!
▼「スクロールするだけでウサインボルトが60mくらい走り抜ける200作」
Xで作品を募っているポストは見ましたが……
さーて、俺も祭りをはじめるぜ……!#いいねしてくれた人の創作大賞2025応募作品を読む
— 野やぎ (@noyagi_88) June 20, 2025
今年もたくさん読めるといいな!
いいねしてくれたら探しにいきますが「これ読んで!」があったらリプで教えてね🐐
野やぎさんの「過去」を知らなかったので、「いや~、負担になるだろう」と思っていました。ところが……
あと50作品ほど大大大募集中です〜〜〜!!
— 野やぎ (@noyagi_88) June 24, 2025
お気軽にいいねしてください!! https://t.co/f70CvkiEs9
いいんですか?
大大大募集中ですか?
じゃあ、残り50作品決まった方が、野やぎさんのためになる?
ということで、「寄生体」をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
野やぎさんの「100作読む」企画は、今年で4年目になるそうです。しかも今年は、なんと200作にチャレンジ!ピックアップした作品は、12部門すべてにわたっています。
この企画は、「noteで小説がなかなか読まれない」現状を変えたいという思いから始まったそうです。でも今では、野やぎさんが言うように、noteはもう「小説が生まれ、読まれ、まみれる街」になりつつあります。
それでも企画を続けているのは、きっと野やぎさんが創作大賞、そして創作そのものを心から愛しているからなのでしょう。
野やぎさんは、noteから「フード部門」と「エッセイ部門」にエントリーしています。
【やったこと】
・スーパーでそうめんを買う
・ぜんぶ茹でる
※茹で時間・お湯の量など、茹で方はそれぞれのパッケージ記載に従いました
・おいしく食べる!
・あれこれ言い合う!!
・それぞれ最高の夏が決定!!!
【食べた人】
野やぎ:これを書いてる人。パパ。そうめん好き。
シホさん:主婦。ママ。そうめんラブ。
長男くん:長男。小学生。そうめんはふつう。
次男くん:次男。幼稚園児。ラーメンラブすぎて、そうめんはラーメンのニセモノと思っている節があり食べない。これを機に食べてくれるといいな!
海原雄山:日本有数の芸術家。陶芸家であり、日本を代表する美食家でもある。各界の名士のみが入会を許される会員制料亭「美食倶楽部」を主宰。実は山岡士郎の父親。
そして家族を巻き込んで、
「そうめんずるずる夏の陣!! いざ、出陣じゃ〜〜〜!!!」
って、可愛い、可愛すぎる!!!
「Do you remember?」って Earth, Wind & Fire スキ
私も40代後半から、お腹が~~~(涙)共感しかない!
野やぎさん、作品をご紹介いただき、また感想まで添えてくださりありがとうございます!
さらに……
紫吹はるさんから、深い考察と感想を頂きました。
この物語の視点は、複数の人間の手を渡り歩く。その度に印象が、ガラリと変わる。正しいと思っていたことが、するりと指の間からこぼれ落ちる。あれ……と違和感を感じる部分がある。怖い。何が怖いって、自分がどの登場人物にも同情してしまうことが怖かった。誰かひとりを悪人に仕立て上げることができたら、きっと楽だったのに。
この作品は、読む方によっていろんな解釈ができるよう意識して書いたので、紫吹はるさんが「読み終わっても答えは出ない」と感じてくださったことは、まさに狙っていた部分でもありました。
視点を変えることで(意図的に視点を書かなかったキャラもいます)何の情報をいつ読者に与えて、何を隠すのか。そしてタイトルの回収。紫吹はるさんの率直な感想を通して、作者として情報をきちんとコントロールできていたのだと、実感できた気がします。
紫吹はるさんはエッセイストです。
書くことは、孤独です。でも、魂込めて書いた作品は、絶対に良いんです。出版社が求めているものと違うこともあるけれど、それでも書いたことに価値があると思って欲しい。あなたには価値がある。文章を書いている時点で、言葉を紡いでいる時点で、価値がある。
紫吹はるさんはどの作品にも進撃に向き合い、深く読み込み、ありったけの愛を込めて感想を書いています。
感想文って、自分の体験を重ねながら書くことも多いので、どうしてもエッセイ寄りになりますよね。それぞれが一つの作品のようで、毎日書き続けていくには大きなエネルギーが必要だと思います。
心もすごく使う作業だと思うので、8月に入ったら、ぜひ心と体をゆっくり休ませてあげてください。
紫吹はるさんは、Talesから「エンタメ原作部門」と「ホラー部門」にエントリーしています。
AIプログラム「ルカ」は、単なるデータの塊だったのか?
違和感に気づいたけど、そのまま苦しい現実から逃げるように「ルカ」を求めた先に待っていたものは。
物語の中盤で、バンっと状況が一転します。
誰もが己の魂を刻みたい。テーマは深いです。
推薦レビューを書くことで、かえって紫吹はるさんの負担になるのでは……と思い、控えていました。でも、読者感想期間もいよいよ終盤に差し掛かってきたので、滑り込みで書かせていただこうと思っています。少々お待ちください。
こちらのホラー作品も8月に入ってしまうと思いますが、読みに行きます。それと、童話のほうも興味があるので、お邪魔しに行きますね。
紫吹はるさん、作品のご紹介&感想をありがとうございます!
★★★
創作大賞2025のエントリーは締め切られましたが、7月31日まで読者応援期間です。
野やぎさんの創作大賞応募作200リストは作品を見つけるのにとても有効的です。推す作品を見つけたら、ぜひぜひシェアです!
また、「感想文を書くのは苦手」という方も、きっといらっしゃると思います。実は私もそうです。そんなときは、エピソードに「スキ」を押すだけでも、立派な応援になります。どうか、応援の気持ちを「スキ」に込めて届けてみてください。noteやTalesでは、アカウントがなくても「スキ」は押せます。ちなみにTalesの場合、誰がスキを押したかは第三者からは見えません(作者本人も、メール通知を見逃すと分からなくなります)。
Talesは作品を見つけやすいですが、noteは一定の数を超すとシステム上、もう作品を見つけることができません。今年の応募数はまだ正式には発表されていませんが、おそらく5万件は優に超えているはず……
そんな中で、たおたおさんの黄色いサムネは、まさに絶対的王者。
あのサムネイルを見ると、「ああ、今年も創作大賞が始まったんだな」と、安心感すら覚えます。
そんなたおたおさんは、プログラマー。
あの更新リストの舞台裏を見せてくれました。

わかったことは、「オールカテゴリ部門」に応募されているということです。よかった、よかった。
たおたおさんは、マニアックなオールカテゴリ部門の作品以外にも、Talesから「エンタメ原作部門」「ファンタジー小説部門」「恋愛小説部門」にエントリーしています。
▲この作品には、推薦レビューを書かせていただきました。可愛いマリオンと優しい世界観のおかげで、最後までしっかりと楽しめる作品です。終盤で種明かしされた時は、「なるほど、そう来たか!」と、思わずひざを打ちました。
おでん……か、完結しなかった???
でも、文字数越えてるから応募資格はあるからOKかな
「さっとアイディアが浮かんだ」から書き起こして完結させたのがすごい!
「麗風、王都を駆ける」はまだ読めていないので、落ち着いたら読みに行きたいと思います。
★★★
noteから応募した「メメント モリ」についても、感想や推薦レビューをいただいていますので、次回ご紹介したいと思います。
それでは、今回はこのあたりで。
★★★
Talesからミステリー小説部門に応募しています。
もしよろしければご一読ください。
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