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なんかしらんけどようなる臨床② ― 実はわりと丁寧なことをしている ―

「なんかしらんけどようなった」

患者さんはそう言う。

でも実は、
本当に“なんか”なのかというと、
そうでもない。

裏側では、わりと丁寧なことをしている。

例えば、

話を最後まで聞く。

途中でさえぎらない。

「どんなことで一番お困りですか?」
と聞く。

そして

「どうなったらOKですかね?」

と聞く。

それだけと言えばそれだけ。

でも意外と、
これをちゃんとやるのは難しい。

人はつい、

・アドバイスしたくなる
・説明したくなる
・正しいことを言いたくなる

でも、ぐっとこらえる。

すると患者さんの中から
言葉が出てくる。

そして時々、

「あれ?そういえばおしゃべりしてる時は痛みないな」

なんてことを言う。

患者さんから、そんな言葉が出た時、密かに僕は嬉しくなる。


臨床って、

技術で変えるというより

関係の中で変化が起きる

ことがある。

だから患者さんから見ると、

「なんか知らんけど」

になる。


つまり


なんかしらんけど


わりと丁寧

そんな臨床なのかもしれない。

あともう1回続きます。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました😄

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