副業で結婚相談所はどこまでできる?兼業オーナー43人のリアルな数字
こんにちは。IBJの結婚相談所開業アシスタントです。
開業を考える方に向けて、費用や働き方、収益の仕組み、リスク、向き不向きなど、「実際どうなのか」を正直にわかりやすくお伝えしています。
副業でやっている人だけを見てみると
結婚相談所の開業について、いろいろな数字を見てきましたが、これは「専業・副業・法人内運営」など、いろいろな形態の人が混ざった全体の数字です。
この記事では、そこから副業でやっている人だけを抜き出してみます。IBJ加盟店実態調査2026(138名が回答)のうち、副業として運営していると答えた43名分のデータです。
個別のエピソードではなく、43人分を集計したときに見えてくる、リアルな数字の話です。
週にどれくらい、時間を使っているのか
まず、時間の使い方です。1週間あたりの業務時間を聞いたところ、こうなりました。
副業オーナー43名の週あたりの業務時間
10時間未満:32.6%
10時間以上〜20時間未満:37.2%
20時間以上〜30時間未満:18.6%
30時間以上:11.7%
約7割が、週20時間未満で運営しています。本業と両立させながら、すきま時間を積み重ねるスタイルが中心だということが分かります。
一方で、週30時間以上かけている人も一定数いて、副業といっても、かける時間の量には幅があります。
経営の実感は、少し厳しめ
次に、経営の実感です。「現在の経営状況に最も近いもの」を聞いた結果を、副業オーナーと全体で比べてみます。
「想定より苦戦している」と答えた人
副業オーナー:43人中21人(48.8%)
副業以外:95人中39人(41.1%)
年間売上「100万円未満」と答えた人
副業オーナー:37人中20人(54.1%)
副業以外:85人中15人(17.6%)
※年間売上は任意回答。副業6人、副業以外10人が未回答。
正直にお伝えすると、副業オーナーの数字は、全体平均より厳しめに出ています。
副業では使える時間に制約があることも一因として考えられますが、この調査だけで原因までは特定できません。
副業でも、会員数10名を超えると見え方が変わる
ここで、副業オーナー43人の中だけで、もう一段掘ってみます。在籍会員数が10名以下の人と、11名を超えた人で分けると、こうなります。
副業オーナー43人の中での比較(在籍会員数別)
会員10名以下と答えた28オーナー:
経営が「想定通り以上」25.0%
年商「100万円未満」71.4%
会員11名以上と答えた15オーナー:
経営が「想定通り以上」73.3%
年商「100万円未満」0.0%
会員10名を境に、経営の実感も年商の分布も、はっきり変わっています。副業だから厳しい、というよりも、副業の中でも「まだ10名に届いていないか、10名を超えたか」で感じ方が大きく変わる、ということです。
副業だからといって、ずっと厳しいままとは限りません。最初の10名という壁は、専業・副業を問わず共通する一つの目安なのかもしれません。
それでも、副業として続けている理由
数字だけ見ると、厳しい印象を持つかもしれません。ただ、これは「副業では成り立たない」という話ではありません。
固定費を抑えやすく、売上に応じたロイヤリティもかからない仕組みなので、売上がゆっくりでも、続ける負担を大きくしにくい構造があります。
本業を持ちながら、自分のペースで会員さんと向き合い続けられること自体が、副業というスタイルを選ぶ人にとっての価値になっているのだと考えられます。
大きく稼ぐことを急ぐより、本業を軸にしながら、じっくり育てていく。副業という働き方は、そういう時間軸に合っているのだと思います。
副業という働き方そのものについては、こちらの記事でも紹介しています。
1日数時間からの兼業スタイルの実例は、こちらでも紹介しています。
まとめ:副業は「短期で稼ぐ」より「じっくり育てる」
副業オーナー43人のデータを見ると、経営の実感や売上は、全体平均より厳しめに出ています。
ただ、その中でも会員数が10名を超えると、実感は大きく変わります。副業だから厳しい、で終わる話ではなく、どこを目指せばいいかが数字から見えてくる、ということです。
固定費が軽く、大きな投資を必要としない仕組みだからこそ、時間をかけてゆっくり育てていくことができます。
焦らず自分のペースで、まずは10名という一つの節目を意識しながら続けていくことが、副業でこの仕事を選ぶ人にとっての強みなのだと思います。
副業として、どんなペースで、どんな強みを活かして続けていくのが自分に合っているか。「仲人タイプ診断」で、無料でチェックしてみませんか?
ちなみにわたしは一休さんタイプ。

あわせて読みたい
出典・データ詳細
副業オーナーの週あたりの業務時間、経営状況、年間売上レンジ、および在籍会員数別のクロス集計は、IBJ加盟店実態調査2026のうち、副業として運営していると回答した43名(n=138のサブセット)の集計にもとづきます。
最新の開業条件・制度については公式サイトでご確認ください。https://www.ibjapan.com/kaisetu/
