実家・相続の相談先マップ 誰に何を頼む?【実家・相続の決め方⑤】
※この記事は一般的な論点整理です。個別事情で結論が変わるため、登記は司法書士、税務は税理士、境界は土地家屋調査士、契約は宅建士・弁護士等にも確認してください。
こんにちは!
株式会社ICHIRYUの金(キム)です。
今回はシリーズ最後に、困ったら誰に何を相談したらいいの?の参考になるよう簡単にまとめてみました。
ぜひシリーズを通して読んでいただけますと幸いです。
実家を売る・残す・貸すの判断を、順番で整理した有料記事も公開しました。(2026/3/24)
何から決めるか迷う方は、こちらもあわせてご覧ください。
▼前回記事はこちら
「誰に何を聞けばいいか分からない」
相続や実家の相談で、一番もったいないのはここです。
結果、動けない。もしくは、最初の相談先を間違えて遠回りする。
実家の整理は、1人で完結しません。
登記、税務、境界、建物、売却、賃貸、活用、家族の合意形成。
論点が多いからこそ、「相談先の地図」があるだけで前に進みます。
今回は実家・相続の相談先マップを、できるだけシンプルにまとめます。
最後に、このシリーズ全体のまとめと、ICHIRYUに相談するメリットも整理します。
相談先は「課題」で決める
よくある失敗は「とりあえず不動産屋」「とりあえず税理士」から入ること。
悪いわけではないですが、課題が違うと返ってくる答えもズレます。
なので最初に、課題を5つに分けます。
1)権利(名義・共有・相続登記)
2)合意(家族の温度差・意思決定)
3)採算(維持費・手取り・投資の現実)
4)仕様(境界・越境・接道・再建築・老朽化・残置物)
5)主体(誰が動くか・窓口・進め方)
このどこが詰まっているかで、相談先と「順番」が決まります。
相談先マップ(誰に何を相談する?)
1)司法書士:名義・相続登記・権利関係の整理
こんな時に
・名義が被相続人のまま
・共有になっている
・相続人が多い/遺産分割を進めたい
頼むこと(例)
・相続登記の可否と進め方
・必要書類と段取り
2)税理士:税務の論点整理(計算と申告)
こんな時に
・売却したら税金どうなる?が不安
・取得費が分からない
・相続税の対象になりそう
頼むこと(例)
・論点の整理(特例の要件確認)
・申告・計算の実務
3)土地家屋調査士:境界・測量・越境
こんな時に
・境界標がない
・隣地との境界が曖昧
・越境(塀・樹木・配管)がありそう
頼むこと(例)
・境界確定の手順
・測量、境界標設置
4)不動産会社:売却の戦略と実務
こんな時に
・売るか迷っている
・買取と仲介どっちがいい?
・現況で売れる?解体すべき?
頼むこと(例)
・売り方の選択(仲介/買取/現況/解体後)
・相場と売却期間の見立て
注意
・査定額の高低より「根拠」と「売り方の整合」が大事
5)賃貸管理会社:貸す場合の運用(入居付け〜トラブル対応)
こんな時に
・売るのは迷うが空き家は止めたい
・家族が運用を回せない
頼むこと(例)
・家賃相場と需要
・貸す前点検の優先順位
・管理委託の範囲と費用
6)建築士・工務店:修繕・改修・建替えの判断
こんな時に
・雨漏り・シロアリ・傾きなどが心配
・改修して貸す/活用したい
頼むこと(例)
・致命傷の有無(使える建物か)
・費用感と工期の当たり
7)解体業者:解体の見積もり
こんな時に
・老朽化が強く、現況だと厳しい
・土地として売る方針が濃い
注意
・解体は税金より先に「接道・再建築・境界」の当たりを取ってから
8)弁護士:揉めそう・揉めた・合意が取れない時
こんな時に
・家族間の対立が強い
・共有者の一部が協力しない
・契約トラブルが起きた
頼むこと(例)
・交渉の整理、法的リスクの把握
最初に「悩みの種類」を決める
実家・相続の相談が遠回りになる原因は、ほとんどが「最初の相談先」ではなく「最初の整理不足」です。
売る・貸すの前に、何が詰まって悩んでいるかが決まっていないと、誰に相談しても答えが曖昧になります。
ICHIRYUでは最初に、詰まりを5つに分けて整理します。
権利(名義・共有)/合意(家族)/採算(お金)/仕様(物件条件)/主体(担当)
この分類ができると、次の一手が決まります。
・司法書士を先に入れるべきか
・境界(調査士)を先に潰すべきか
・売却を検討するべきか
・貸すなら点検と出口をどう設計するか
・活用するなら投資と運用をどこまで許容するか
・そもそも家族会議をどう組み立てるか
ICHIRYUの強みは、ここを「一気通貫」でやれること。
状況をほどいて、論点を言語化し、必要な専門家を選び、段取りを組み、前に進むところまで伴走します。
だから、最初の一歩で迷わずに済みます。
シリーズまとめ【実家・相続の決め方】
このシリーズで一貫して伝えたかったのは、これです。
実家・相続は「何を選ぶか」より先に「整理と順番」が大事。
・最初の整理(名義・合意・維持費)
・売る編:解体は税金より先に接道/再建築/境界
・貸す編:名義/点検/出口を飛ばすと詰む
・活用編:立地/条件/お金/運用の判断軸で絞る
・そして今回:相談先マップで遠回りを減らす
ここまで揃うと、「次の一歩」が明確になります。
【実家・相続の決め方】(シリーズ一覧)
相談はICHIRYUで
売却ありきではなく、状況整理から「売る/貸す/保有/活用」の選択肢を並べ、次の一歩まで伴走します。
必要に応じて、司法書士・税理士・調査士・解体・管理会社などの専門家連携も含めて、段取りを組みます。お問い合わせはメッセージもしくは公式HPからお願いします。
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