【羽休め日記】"べき"から解放されて人は大人になる| 『ヒックとドラゴン』で見る少年から青年への変化
大人になってからの「べき」って、子どもの頃よりずっとやっかいだと思いませんか。
会社ではこうすべき。
家庭ではこうすべき。
noteの書き方はこうすべき(笑)。
気づけば外から聞こえる声ばかりに従っていて、自分の声が聞こえなくなることがあります。
そんなことを思ったきっかけは、子どもたちと観に行った実写映画『ヒックとドラゴン』でした。

あらすじをひとことで言えば、
ドラゴンと戦うことが「村のためにすべきこと」と教えられてきた少年ヒックが、傷ついたドラゴンと出会い、「殺すべき」ではなく「助けたい」と自分で選び取る物語。
彼は周囲の価値観から離れ、初めて「こうしたい」という自分の声に従います。
その瞬間から、彼はもう子どもではなくなったのだと思います。
自分のことは自分が選択する。
それこそ大人への第一歩ですよね。
一方で、私たち大人も同じように周囲の価値観に縛られています。
では子どもと大人の差はどこにあるのか。
それはひとえに責任感ではないでしょうか。
社会や家庭にある「べき」は、共同体を守っています。
大人であるからこそ私たちは多くの「べき」に取り囲まれています。
けれどその出どころを意識しないまま従っていると、だんだん不満が溜まってしまう。
今度は、大人だからこそ「べき」に縛られる状況が生まれます。
「私ばかり頑張っているのに」
「あの人ばかりずるい」
そんな気持ちに囚われるのは、自分の行動を「意識的に選び取っていないから」からかもしれません。
私自身も、子どもの学校生活において「ちゃんとした保護者にならなければ」と思いすぎて、子の課題まで奪うように世話をしてしまったことがあります。
元々は子どものためだったはず。しかし学校という共同体の価値観ににだけ偏ってしまい、子のことは見ているようで見ていない状態だったかもしれません。
でも気づいてからは、課題を子どもに任せるように。子が何か失敗してもそこから学べることがあるのだと、私自身もとても楽になったのです。
もちろん、大人には果たすべき責任がたくさんあります。
そのなかで、
自分の声に従うのか?
周囲の「べき」を優先するのか?
を意識的に選択することができるのが大事で。
鎖に感じていた「べき」が
進みたい方向への追い風に変わる
ターニングポイントなのではないでしょうか。

https://gaga.ne.jp/hicdragon/character/
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