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【リーダー介護福祉士】KYTトレーニング

  ご覧いただきありがとうございます。
  前回の記事では【実録】シリーズ
  施設入居の現実について
  お話しさせて頂きました。

  今回の記事ではKYTトレーニングについて
  お話しさせて頂きます。

     リーダー職に就く前は事故防止委員を歴任し
     リスクマネジメントについて勉強を重ねました!

  組織的に危機意識を高めることが
     事故を未然に予防する大切なプロセスです。
   



・介護現場でのKYTトレーニングとは?

 《安全を守る小さな習慣》
  介護の仕事をしていると、日常のあらゆる場面に
  「ヒヤッ」とする瞬間があります。
  利用者様が立ち上がろうとした時のふらつき、
  配膳ワゴンのちょっとした置き場所、

  夜間の廊下の暗さ…。
  その1つ1つが大きな事故に繋がる事があります。

  ココで役立つのが
       「KYT(危険予知トレーニング)」です。
  もともとは工場や建設現場で広まった手法ですが、

  今では介護施設でも取り入れられ、
  事故防止や職員の意識づけに効果を発揮しています。


・KYTって?

 KYTは「危険(K)予知(Y)トレーニング(T)」の略。
 簡単に言うと、
   「この場面にどんな危険が潜んでいるか?」
 職員みんなで考え、対策を話し合う時間
のことです。

  例えば食堂での食事場面のイラストを見て、

  • 椅子からずり落ちそうな利用者様

  • 配膳ワゴンが通路を塞いでいる

  • 職員が一人で複数の利用者を見ている

  …といった危険を見つけ出し、
  「こうすれば事故を防げるよね」という
  行動を共有していきます。


・介護施設でKYTをやる目的

  KYTの目的・狙いは単純に
  「事故を減らす」ことだけではありません。

  • 職員一人ひとりの 安全意識を高める

  • チームで 共通の危険認識を持つ

  • 利用者様と職員、両方の 安心感につながる

  KYTは「みんなで安全をつくる意識」を
  育てるものなんです。


・実際の介護現場でのKYT例

▸入浴介助の場面

  床が濡れて滑りやすい
   → マットを敷く、声かけをしながら支える

▸服薬介助の場面

  薬が一度に並んで混乱
   → 一人ずつ確認し、ダブルチェックを徹底

▸夜間巡視の場面

  暗い廊下で利用者様が転倒
   → 足元灯を設置し、移動は付き添う

  この「想像の一歩先」を考えることが、
  事故の未然防止につながります。


・継続することがKY能力を高める秘訣

  KYTは特別な研修だけでなく、
  頻繁に行うことが効果的です。

  • 実際に起きたヒヤリハット事例を題材にする

  • 新人研修に組み込んで意識づけを早める

  • 職員全員で意見を出し合う雰囲気を大事にする

  この積み重ねが「気づける職員」を育て、
  安心して過ごせる介護環境をつくります。


  介護の仕事は、利用者様の生活を
  支える大切な役割を担っています。
  だからこそ、事故やケガを防ぐための
  工夫は欠かせません。

  KYTは大掛かりな仕組みではなく、
  ちょっとした習慣の積み重ね。
  「これって危ないかも?」という小さな気づきを、
  みんなで共有し合うことが、
  安全と信頼につながります。

  日々の業務の中で「KYの目」を養いませんか?



  「KYTを施設で取り入れたい」
  「職員教育に役立てたい」と思っている方向けに、
   現職で活用しているKYTトイレーニング
        導入の手順と具体的なワーク事例をご紹介します。

ステップ1▸導入の第一歩 「小さく始める」

  いきなり大きな研修を企画するよりも、
  委員会やミーティングの中での
       短時間KYTトレーニング から始める、まずは
       施設職員へKYTトイレーニングを浸透させる事が
  成功の秘訣です。

①ファシリテーターを決める
(リーダーやフロア責任者など)
②写真やイラストを1枚提示する
③「この場面でどんな危険があるか?」を全員で出す
④「じゃあ、どうすれば防げる?」を共有
⑤トレーニングを通じ特に学んだ事をピックアップ、
 今日から実務に活かせる事を共有

     短時間でも継続すれば、
    自然と「危険を探す視点」が身につきます。



ステップ2▸教材を工夫する

  KYTを形骸化(けいがいか)させないためには、
  教材選びがポイントです。

形骸化(けいがいか)とは、
制度や組織、行為などが、
本来持っていた目的や意義、
機能や実質を失い、
形だけが残った状態
を指す言葉です。

  ・写真教材
    施設内で撮影した写真を使うと
            リアルで盛り上がる

  ・イラスト教材
    新人研修や外部研修向けに使いやすい

  ・ヒヤリハット事例
    過去に報告された事例を再現、再発防止に活かす

  ◎現場写真をホワイトボードに貼り、
   「どこが危険?」と上がった意見を
   書き込みながら進めると効果的です。


ステップ3▸新人研修での活用法

  新人職員は事故リスクに気づきにくいもの。
       入職初期からKYTを経験することが重要です。

  • 1対1で「場面ごとの危険探し」を練習する

  • ベテランとペアでディスカッションする

  • 最後に「今日から実践する安全行動」を
    1つだけ宣言させる、研修を実務に活かす。

  これにより「注意力が高い新人」
  育ちやすくなります。


〉〉〉実際に使えるKYTワーク例

ワーク1▸食事介助の場面

  写真:食堂で職員が利用者様に食事介助

  想定される危険:「誤嚥」「席を立つ利用者」など
  予防行動:「咳やむせのサインを見逃さない」など


ワーク2▸廊下を歩く利用者様

  写真:廊下を歩く利用者様

  危険:「転倒」「徘徊によるエスケープ」など
  対策:「職員が必ず付き添う」
     「歩行の妨げになるものは別の場所へ」など


ワーク3▸入浴介助

写真:入浴中・洗身介助中の場面

  危険:「入浴中の利用者様の状態」
     「洗身中の利用者様の体勢維持」など
  対策:「見守り強化」「洗身中の椅子の変更」など

▸トレーニングのポイント

  提示した写真やイラストに対する
       「見えない危険」を予測する事も大切です。

  ワーク1▸の立ち上がっている利用者様、
  イラストでは確認しにくいところで
  車椅子のブレーキがかかっていない可能性も…

  ワーク2▸の歩く利用者様、
  もしかしたら靴をきちんと履いていないかも…
  目が見えにくく障害物を認識できないかも…

  ワーク3▸入浴中の利用者様、逆上せてるかも…
  洗身中の利用者様の足元がソープで滑りやすいかも…

  ・〜かもしれない
  ・〜の可能性がある
  といった視覚情報以外の危険を予測する事が
  KYTトレーニングをより効果的に
  日々の業務に活かす事ができます。



ステップ4▸効果を振り返る

  KYTはやっただけでは意味がありません。
  月に1回は「どんな事故が減ったか」
  を振り返りましょう。

  • 事故件数やヒヤリハット件数を数値で確認

  • 職員の声をヒアリングして改善点を見直す

  • 成果を共有してモチベーションを高める



まとめ

  KYTは「難しい研修」ではなく、
  毎日のちょっとした習慣です。

  • 短時間で継続する

  • 現場に即した教材を使う

  • 新人教育とリンクさせる

  • 効果を振り返って次につなげる

  この4つを意識すれば、
  施設全体の安全意識が根付き、
  事故防止につながります。

     みんなでKY能力を養っていきましょう✧*。

     ご覧いただきありがとうございます。
     次回の記事では
      施設における看取りケア
     についてお話します。


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YUME リーダー介護福祉士×メンタルケア心理士 応援していただけると嬉しいです♡ いただいたチップはクリエイター活動費として 使わせていただきます♡!