【介護福祉士】18年目 適応障害を発症
ご覧いただきありがとうございます。
前回の記事では病院勤務時代についてお話ししました。

今回の記事では
初夏に発症した適応障害についてのお話しです。
●適応障害とは?
はっきりしたストレス原因(環境変化など)
によって引き起こされる、精神的・行動面の不調で、
日常生活に支障が出ている状態
主な特徴
ストレス因子の明確さ:
ストレスの原因や時期がはっきりしており、
生活環境の変化などがきっかけとなることが多い。
ストレスからの解放で改善:
ストレスの原因となる環境から離れると、
症状が改善する傾向があります。
症状の多様性:
抑うつ気分、不安、怒りなどの情動面の症状や
過度の飲酒、無謀な運転
などの行動面の症状が現れることがあります。
症状の例
情緒面の症状
抑うつ気分、不安、焦り、イライラ感など。
行動面の症状
無断欠勤、無謀な運転、過度の飲酒、過食など。
身体症状
不眠、動悸、めまい、頭痛、食欲不振など。
治療と対応
環境調整:
ストレスの原因となっている環境を調整したり、
原因から離れることが回復への重要な一歩です。
心理療法:
環境への適応力を高める心理療法が推奨されます。
サポート:
周囲に相談できる人がいることで
回復が促されることもあります。
●うつ病と何が違うのか?
適応障害とうつ病の最大の違いは、
ストレス要因から離れたときの症状の持続性です。
適応障害では特定のストレス源から離れると
症状が改善しますが、
うつ病ではストレス原因がなくなっても
症状が続くのが特徴です。
また、適応障害の原因は特定のストレスですが、
うつ病は脳の機能低下や遺伝的要因など、
ストレス以外の要因も多いです。

これで適応障害、うつ病の違いは
理解できましたでしょうか?
次項ではYUMEの発症の詳細をお話します。
●YUMEの適応障害 発症の原因
今年5月中旬
新しい利用者様「K様」がご入居となりました。
この利用者様が適応障害 発症の原因です。
▸ご入居前の事前情報
・誤嚥性肺炎の入院を機にADL低下、寝たきり状態
・食事は手が止まりがち、必要に応じ介助が必要
・ADL低下にてオムツ着用
・夜間良眠
▸実際の利用者様はどうだった?
・レビー小体型認知症【重度】
それに伴うパーキンソン様の歩行状態
常時不穏、幻聴・幻覚あり暴言・暴力行為など
強度の周辺症状
・精神科に通院中だが処方薬は一切なし
・夜間5〜10回程度の離床センサー反応あり
駆けつけ対応必須
・3秒と座っていられません
立っては歩き出そうとしますが
歩行はすり足・小刻み歩行で不安定
職員が付き添ってないと転倒の危険性【大】
入居後は「K様担当職員」を
時間帯ごとに割り振り付き添いを担当
▸K様の入居以降、変わってしまったユニット
日中は1ユニット1名の介護職員がフロアにいます。
※介護助手はノーカウント
他の職員は入浴日ユニットの利用者様の
入浴介助を担当します。
ですがK様は起きている時間、常時不穏です。
立ったり座ったりテーブル伝いに歩いたり、
そのまま独歩を始めます。
臥床・お昼寝を促しても数秒で起きてきます。
1人でフロアを見ることの出来ない状態でした。
「業務を回す担当」・「K様付き添い担当」
最低2名の職員がフロアにいる状況でないと
安全な業務遂行は困難。
ユニット職員だけで対処しきれず
他ユニット・他部署の応援が不可欠。
▸リーダーとして現状を打破するべく相談調整
ユニットの状況は良い環境とは言えませんでした。
この状況が長く続けば職員がダメになる・・・
そう思いました。
※結果的にダメになったのはYUME自身でしたが。
《看護師へ》日夜問わず不穏で対応に苦慮している。
精神科薬の処方の打診をお願いしたい。
→精神科通院中のため
通院日(3週間後)まで経過観察で。
《ケアマネへ》日夜問わず不穏で対応に苦慮している。
精神科通院を早められないか
Fa(ご家族様)への相談を依頼。
→入居して間もない為、
通院日まで経過観察してほしい。
そもそもご家族様への打診も叶いませんでした。
相談・調整も思うような結果が出せず
自分に対する無力感を感じました。
それでも職員達を何とか守りたい、
この時はまだ頑張れていました。

この時、1人で抱え込まず「助けて」と
言えていたら適応障害になることも
なかったのかな?と振り返ると思います。
●夜中1時に発症
K様が入居され5日後、YUMEは夜勤でした。
入居して最初で最後の不眠の夜に当たりました。
この業界で、夜間不眠は多く経験します。
前述しているようにK様は付き添いが必須の状態、
夜勤となると20名程度の対応が必要になります。
勤務開始から断続的・頻回に続くセンサー反応
に業務を中断し都度K様に対応し繰り返し
入眠を促しました。
※中断することは主にオムツ交換です。
夜中1時〜1時半
この時間がセンサー反応も頻回を通り越し
鳴りっぱなし状態でした。
精神的にも疲弊していました。
勤務開始から変わらず続くセンサーの嵐、
お話ししても通じない(理解を得られない)現実に
暴言を言われたわけでもなく、
暴力行為を受けたわけでもなく
突然に心がポキっと折れた感覚がありました。
全てがどうでも良くなりました。

眠らぬK様の対応も突然に感情がなくなり、
かえって楽になりました。
ただただ機械的に決められた業務を
淡々とこなし定時で退勤しました。
ご覧いただきありがとうございました。
次回の記事では適応障害となった
YUMEの状態をお話しします。
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