【実録】特養リーダー介護福祉士が見た合わない義歯の危険性
ご覧いただきありがとうございます。
前回の記事ではインフルエンザの
予防接種についてお話しました。

今回の記事では以前に投稿した
【実録】シリーズになります。
注意喚起も含めて、
合わない義歯装着の危険性について
お話しさせて頂ければと思います。
・義歯の種類
▸総義歯
すべての歯を失った場合に使用する義歯です。
上顎または下顎全体を覆う形で、
粘膜の吸着力や
唇・頬・舌の筋肉のバランスで保持しています。

メリット:費用が比較的安価。治療期間も短め。
デメリット:噛む力は天然歯の3割程度に低下する。
動きやすく違和感を覚えることもある。
▸部分義歯
一部の歯が残っている場合に使う義歯。
失った歯の部分に人工歯を補い、
残存歯に「クラスプ(金属のバネ)」を
かけて固定しています。

メリット:残っている歯の機能を活かせる。
総義歯より噛む力が維持されやすい。
デメリット:金属バネが見えてしまう、
支えになる歯に負担がかかる。
・適切な義歯を使用するメリット
▸口腔機能の改善
1)しっかり噛める
食べ物を細かく噛み砕けることで
消化を助け、胃腸への負担が減る。
2)嚥下がスムーズになる
食べ物をまとめやすくなり、
誤嚥リスクが減る。
3)発音が明瞭になる
特に「さ行」「た行」「ら行」など、
歯の位置が関わる発音が改善する。
▸栄養・全身への効果
1)多様な食材を摂取できる
硬いものや繊維質の食品も食べられるため、
栄養バランスが整いやすい。

2)体力維持につながる
良好な栄養状態が、
免疫力や筋力の低下を防ぐ。

3)認知症予防効果
よく噛む刺激が脳を活性化し、
認知機能低下のリスクを下げる可能性も!

▸口腔環境の保護
1)残存歯の保護
部分義歯は噛む力を分散し、
残っている歯への負担を減らす。
2)顎の骨や歯ぐきの維持
適切な義歯は均等に圧力をかけ、
骨(痩せ)の吸収を抑える。
▸心理・社会的メリット
1)食事の楽しみが戻る
好きな物を食べられる喜びが
生活の質(QOL)を高める。

2)会話や笑顔に自信
発音や見た目が改善し、
対人関係が円滑になる。

3)孤立予防
外出や交流の意欲が高まり、
社会参加につながる。

▸介護・医療面でのメリット
1)誤嚥性肺炎の予防
嚥下が改善し、肺炎などの
重大な合併症のリスクを下げる。
2)服薬サポート
錠剤やカプセルも噛んだり
飲み込みやすくなる。
3)介護の負担軽減
本人が自立して食事できる時間が増え、
介助量が減る。

・合わない義歯を使用する弊害
▸口腔内への影響
1)口内炎や潰瘍
動く義歯が粘膜をこすり、
傷や炎症ができやすくなる。
2)顎堤の吸収促進
合わない義歯が骨や歯ぐきに
不均等な圧力をかけるため、
骨の吸収(痩せ)を早める。
3)残存歯への負担
部分義歯の場合、支えになる歯に
過剰な力がかかり、動揺や破折につながる。
▸嚥下・咀嚼機能への影響
1)噛めない/噛みにくい
義歯が安定しないことで
食べ物を十分に噛めず、
栄養摂取に支障をきたします。

2)誤嚥のリスク
しっかり噛めないことで咀嚼できず
誤って気管に入る危険が高まります。

3)発音障害
話すときに義歯が動いて
発音が不明瞭になります。

▸全身への影響
1)低栄養・体重減少
硬い物を避けるようになり、
食事内容が偏りがちに。

2)認知症リスクの増大
噛む刺激が減ると脳への血流が減り、
認知機能低下に関わると言われています。

3)誤嚥性肺炎
噛めないことによる誤嚥が続くと、
高齢者に多い、肺炎につながります。

▸心理・生活への影響
1)食事の楽しみ喪失
外食や会食を避けるようになり、
生活の質(QOL)が低下します。
2)自尊心の低下
話しにくさや見た目への不満から、
対人交流を避けがちになる方も。

以降の内容では合わない義歯を使用していた事で
発生した驚きの出来事をご紹介します。
現職での【実録】ですので一部有料でご紹介します。

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【介護福祉士】実録シリーズ
介護福祉士として働く現場での出来事をリアルにお届けしています。 高齢者福祉や障害者福祉など、同業者の方々にとってリスクマネジメントの参考に…
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